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【田作祭 火振り神事】熊本県阿蘇市 阿蘇高菜

漬物にすると絶品の阿蘇の伝統野菜

高菜折りと火振り神事が阿蘇に春を告げます

阿蘇地方は標高が高く、冬には氷点下10度近くまで気温が下がります。そんな厳しい気候のもとで育つのが阿蘇高菜です。春先に高菜を収穫する「高菜折り」は同時期に行われる阿蘇神社の火振り神事や阿蘇山の野焼きとともに阿蘇の春の風物詩です。地元ではこの阿蘇高菜を塩漬けして常備菜にします。私の父が阿蘇高菜の漬物を初めて商品化したときは知名度がなく、販売に苦労しましたが、現在は阿蘇を代表する特産品になりました。お茶漬けやスープなどの加工品も好評です。

合名会社 志賀食品 常務 村上 小百合(むらかみ さゆり)さん

想い(こだわり)

春先に1本ずつ茎を手で折って収穫

春先に1本ずつ茎を手で折って収穫

阿蘇高菜は、阿蘇地方特有の高菜です。一般的な高菜は白菜のように茎が太くなりますが、阿蘇高菜は茎が指1本程度の太さしかなく葉も小ぶりで、見た目は野沢菜に似ています。阿蘇高菜の種を平地にまいても阿蘇高菜のようには育ちません。高冷地で火山灰土壌という阿蘇の気候風土に根ざした伝統野菜といえます。
秋に種まきする阿蘇高菜は、芽が出て葉が10センチほどまで伸びたところで冬を迎え、そのまま成長を止めて冬越しします。再び成長を始めるのは春になってからで、ひと雨ごとにグングン大きくなっていきます。収穫は花茎が40~50センチになったころで、1本ずつ根元近くをつかんで曲げ、ポキッと折れるところを採ります。この作業を「高菜折り」と地元では呼びならわしています。

爽やかな風味の新漬け、濃厚なうま味の古漬け

阿蘇高菜の漬物は、新漬けと古漬けの2種類があります。新漬けはいわゆる浅漬けで、塩と唐辛子で3日~1週間程度漬け込みます。葉の色があざやかな新漬けは、シャキシャキとした歯ごたえと春菜らしいさわやかな香り、ピリッとした特有の辛みがあります。
古漬けは、塩と唐辛子に着色用のウコン粉末をブレンドして漬け込みます。漬け込み期間は最低でも3~4ヵ月で、しっかり発酵させ、べっこう色になるまで熟成させます。古漬けは油との相性が良く、刻んだものを油で炒めてチャーハンなどにしても美味です。阿蘇の郷土料理の高菜めしは、刻んだ阿蘇高菜の古漬けをご飯に混ぜ込んだもので、家庭料理の定番です。

爽やかな風味の新漬け、濃厚なうま味の古漬け

名産品ご紹介店舗情報

合名会社 志賀食品
http://www.aso-shiga.jp/

祭りのチカラの源 ご当地自慢

冬の寒さが厳しい阿蘇に暮らしていると春がとても待ち遠しく感じられます。阿蘇神社の火振り神事が行われると「やっと春がやってきたな」と実感します。私自身は小さいときから阿蘇高菜の収穫や漬け込みで忙しい家業を手伝っていたので、火振りを体験したことはありませんが、私の子どもたちは火振り神事を見に出かけ、火振りにも参加しています。
阿蘇は冬が寒いのと引き換えに夏はとても過ごしやすく、真夏でもクーラーはほとんど必要ありません。阿蘇の山並みの美しさも自慢のひとつで、特に緑が美しい初夏の眺めは最高です。絶景ポイントはたくさんありますが、特に箱石峠からの眺めがお気に入りです。
阿蘇にはおいしいものがたくさんあります。そのひとつがあか牛です。阿蘇の豊かな大自然の中で育てられた和牛で、阿蘇高菜の漬物と並んで阿蘇名物になっています。

田作祭 火振り神事

田作祭 火振り神事

阿蘇神社に伝わる神事「阿蘇の農耕祭事」は国指定の重要無形民俗文化財、その中で3月の申の日に行われる「火振り神事」は農耕神「国龍神」の婚礼を祝う儀式です。夕刻、氏子達は火をつけた茅の束を振り回し神様方の婚儀を祝います。神事中境内は炎の輪で彩られ、幻想的な雰囲気に包まれます。祭りが終わると阿蘇には春が訪れます。

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