TOP > 今年応援する24の祭り > 那智・美瑛火祭 TV番組のご案内
放送は終了いたしました。

美瑛町には、四季折々の美しい丘の風景を目当てに多くの観光客が訪れます。ラベンダーが咲く7月は、街中が車で溢れるほどの人気です。その中で行われるのが、「那智・美瑛火祭」です。祭りの担い手は農家や酪農家を中心とした地元の人たちです。
この祭りは始まって20年と歴史は浅いのですが、祭りの源は1000年以上の歴史を持つ和歌山県・熊野那智大社の「那智の火祭り」です。美瑛を開拓した先人たちの故郷が熊野だったことから、伝統の神事が特別に外に出されたのです。深い森を切り開き、子孫のために豊かな農地作った先祖が、再び力を貸してくれました。
美瑛の実行委員はアイデアを出し合い、那智の火祭りに追いつこうと毎年創意工夫を重ねています。カメラは彼らのそんな奮闘ぶりに密着しています。彼らがこの祭りを大切にする気持ちは、十勝岳噴火という、自然の脅威に遭遇したことから始まりました。番組では、そうした体験があったからこそ感じられる「自然への畏れ」を描ければと思っています。それは環境の時代といわれる今必要とされるものです。またそれこそが、高さ100メートルを超える瀧をご神体とする熊野那智大社に10000年の時を超えて伝わる「教え」なのではないかと感じます。
今年20周年を迎える那智・美瑛火祭の本番当日では、この日の為に熊野から送られた大松明と、地元美瑛の大松明それぞれ6本に神社境内で点火。熊野からも多くの人が参加して、開拓の歴史でつながる二つの町が炎の競演を果たします。
カメラは、大雪山の美しい紅葉、氷点下20度を下回る冬の風景、今も活発な活動を続ける火山活動など、普段は見られない北海道ならではの自然の表情を捉えました。和歌山では、日本神話が出来た時代から伝わる神事に込められた古代のメッセージの意味を探りました。
祭りを通じ、自然を畏れ、その自然に真摯に向かうことで、多くの恵みを願う美瑛の農家の人たち。彼らは、生活の中で、厳しい自然に対峙しているからこそ、祈らずにはいられないのです。
形だけでなく、「心」が生きている祭り。そんな祭りの姿を伝えたいと思っています。
ダイドードリンコスペシャル
丘のまちに揺れる炎 ~北海道 那智・美瑛火祭~
2008年8月17日(日)16:00~16:54
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北海道・美瑛町の「那智・美瑛火祭」は、勢子たちが40kgの燃え盛る大松明12本を担ぎ、夜の街を練り歩く勇壮かつ幻想的な祭りだ。
20年前、大雪連峰の主峰のひとつ十勝岳が噴火。麓の美瑛町は大きな打撃を受け、町は暗いムードに覆われた。その時、火山の沈静を祈り、町に活気を取り戻すための祭りを始めようと有志が言い出した。祭りは美瑛を開拓した人たちの故郷、和歌山県の熊野那智大社で1000年以上続く「火祭り」を譲り受けた。火と水を崇め、自然の恵みに感謝する神事だ。初めは失敗や苦労の連続だったが、祭りは少しずつ形になっていった。それから20年。祭りは今も続き、火山は静けさを保っている。
日本有数の豊かな自然が残る大雪山の麓だからこそ見える、人と自然の関わりがある。番組では自然の中で生きる人間や祭りの営みを追いながら、先人が「祭り=神事」に込めた、人と自然が共に生きるためのメッセージを探る。
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| 北海道放送 HBC HBCフレックス 番組ディレクター 阿部俊文 |
この祭りは始まって20年と歴史は浅いのですが、祭りの源は1000年以上の歴史を持つ和歌山県・熊野那智大社の「那智の火祭り」です。美瑛を開拓した先人たちの故郷が熊野だったことから、伝統の神事が特別に外に出されたのです。深い森を切り開き、子孫のために豊かな農地作った先祖が、再び力を貸してくれました。
美瑛の実行委員はアイデアを出し合い、那智の火祭りに追いつこうと毎年創意工夫を重ねています。カメラは彼らのそんな奮闘ぶりに密着しています。彼らがこの祭りを大切にする気持ちは、十勝岳噴火という、自然の脅威に遭遇したことから始まりました。番組では、そうした体験があったからこそ感じられる「自然への畏れ」を描ければと思っています。それは環境の時代といわれる今必要とされるものです。またそれこそが、高さ100メートルを超える瀧をご神体とする熊野那智大社に10000年の時を超えて伝わる「教え」なのではないかと感じます。
今年20周年を迎える那智・美瑛火祭の本番当日では、この日の為に熊野から送られた大松明と、地元美瑛の大松明それぞれ6本に神社境内で点火。熊野からも多くの人が参加して、開拓の歴史でつながる二つの町が炎の競演を果たします。
カメラは、大雪山の美しい紅葉、氷点下20度を下回る冬の風景、今も活発な活動を続ける火山活動など、普段は見られない北海道ならではの自然の表情を捉えました。和歌山では、日本神話が出来た時代から伝わる神事に込められた古代のメッセージの意味を探りました。
祭りを通じ、自然を畏れ、その自然に真摯に向かうことで、多くの恵みを願う美瑛の農家の人たち。彼らは、生活の中で、厳しい自然に対峙しているからこそ、祈らずにはいられないのです。
形だけでなく、「心」が生きている祭り。そんな祭りの姿を伝えたいと思っています。




