人がつながる。地域がつながる。ダイドードリンコは日本の祭りを応援しています。

460年以上の歴史を誇る伝統行事の初午祭は、鈴かけ馬と踊り連が一体となって神様に踊りを奉納し、家畜の安全や多産・五穀豊穣・家内安全を祈願し、病気や厄を祓う祭りです。首にたくさんの鈴をかけ、花や初鼓、米俵で華やかに飾った鈴かけ馬が、 お囃子と馬方さんの手綱さばきに合わせてステップを踏みます。
山幸彦らをご祭神に持つ鹿児島神宮では、綺麗に着飾った「馬」にステップを踏ませ人々がお参りをするユニークな祭りが毎年行われています。これが460年続く「初午祭~鈴かけ馬おどり~」です。三味線や鉦、太鼓の鳴り物や踊り連を伴い登場する数十頭の馬。中でも祭りに欠かせない馬が1番目に奉納される御神馬で、必ず隣町の木田集落から出す慣わしが残っています。 しかし近年、この慣わしが機械化による馬不足や保存会の高齢化などにより継承し難くなっているのです。1ケ月前から毎日続く練習・・・、馬踊りに情熱を燃やす人々・・・。晴れやかな「初午祭」の舞台裏を、四季を通じて鹿児島神宮とつながる木田集落 の人々を通して描きます。

テレビ制作部 入田智子
私が初めて木田集落の取材をしたのは4年前。
当時、大変お世話になった2人のおじいさんは、「木田から絶対に馬を出さんにゃいかん!だから我々が頑張るのよ」と口癖のように言っていました。
今回、再び番組の取材で集落を訪れとても寂しかったことは、馬おどりの魅力を生き生きと語って下さったこの2人の古老がもうこの世にはいなかったこと・・・。
口伝で伝えられてきた練習のやり方や鞍の作り方などはどのようになっているのだろうと、心配になってしまいました。
そういう中、新馬の練習が、寒風吹く2月から毎日続いています。
場所は、高速道路に近い農道!
車と馬が同時に視野に入り、時代とともに馬が少なくなったその境遇を思うとなんともいえない気持ちになりますが、馬おどりに関わる人達の心に秘めた思いは、今でも熱いものがありました。
馬を驚かせるために使っていた空き缶のガラガラという音は、暖かさと寒さを繰り返すうちに、鉦と太鼓が入る音楽に変わりました。
気がついてみると、周りには梅や木蓮、菜の花が!
鹿児島の春は「鈴かけ馬」が地面を踏み鳴らす足音と共にやってきているのです。
もうすぐ、祭り本番! 今年の一番馬のダンスはいかなるものになるのでしょう。
晴れやかな舞台をどのように見せようか・・・
ワクワクしながら撮影準備をしています。
霧島市隼人町観光協会
霧島市総合観光案内「春のまつり・イベント」
