歴史も古く、地域の人達からも愛され続けてきた川名津の柱松神事に興味を強く持っていましたが、急遽エジプトに行かなくてはならなくなり、残念ながら祭りに参加出来ませんでした。というのも今回「エジプトの世界遺産に寄与した外国人への金メダル」という賞をいただくことになり、その受賞式が4月18日キザ台地の大スフィンクス前で行われた為です。私は今まで賞というものをもらったことがなく、生涯賞とは無縁と思っていましたが、大好きなエジプトから頂けてとても嬉しかったです。
それにしても行くと約束していた祭りに行けず残念でしたし、申し訳ないと思っています。
参加していないのでこの祭りの様子はわかりませんが、資料を読みますと20m(12間)近い大木(御柱松)を神社前の広場に立てるもののようです。
本来柱木には松を使っていたようですが近年は杉になったと言います。柱を立てるということは諏訪の御柱もそうですが、『天に届け』とか『天にいらっしゃる神様と交流したい』という人間の心を表わしています。
古代エジプトでは木を使わず、御影石の柱を造り(長いものでは30mを越すものもあります)その頂きに太陽神を宿らせるという神事がありますが、本質は同じものでしょう。人間にとって天は尊いものだからです。それと川名津は18世紀末の大火によって痛い目にあったことから木を崇め、火を封ずるという意味も含まれているようです。20m以上もある木の柱を人々が気合いを入れて立てる(「松起こし」)のはきっとすごいものに違いありません。








