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吉村作治先生の祭り考察 エジプト考古学者、吉村作治名誉教授のブログ

※このページは吉村作治先生からの寄稿を原文のまま公開しています。

2014年11月のアーカイブ


古要舞と神相撲

2014年11月27日

10月12日、大分県中津市の古要神社で3年に1回催される古要舞と神相撲に行きました。この祭りは神事から始まって神楽あり、余興の古要舞と神相撲ありという本格的な祭りなのですが、神輿の宮出しが担ぎ手が不足しているという理由で今回は取りやめとなってしまったのが残念でした。しかし「くぐつ(人形)」を操る「古要舞と神相撲」は静と動の対照性がとてもよかったです。古要舞はたくさんの神様のくぐつ(人形)が出て舞うのですが、舞台の上での小さな人形がとても可愛い様子でコミカルな動きをしていました。後で聞きますと、小学生や中学生も含めて舞台の下で人形を操っていた子が多数いたというのがうれしかったです。祭りは大人も子供もこぞって神に感謝し、自分の幸せを願いながら全員参加の気持ちでお祝いしないとけないのです。古要舞全部で12番、約1時間かけて人形舞いがあります。セリフのないおはやしだけという、一言でいいますと単調でねむくなるものですが、人形の動きが手と足しか動かせないにもかかわらず、とてもよくて、ゆったりと観ることができました。それにひきかえ相撲は1番が短く、勝ち負けは1分ごとにあります。20分間で15番の勝負が行われました。

上手が勝つときもあれば下手が勝つときもあり、1人に2人、3人と複数が挑むケースもあります。ともかく動きが早いのとぶつかり合う音がはげしくてついつい引き込まれてしまいます。1時間くり上げて始まったので、丁度終ったとき台風の影響の雨と風がきました。ほっと胸をなでおろしました。

  御神体名   (西)1番 2番 3番 4番(東)
1 御祓神 1体 安田(隆)      
2 獅子頭 2体 中山 藤元(敏)    
3 小豆童子 2体 山亀 藤原(節)    
4 御幣持ち 4体 小川(健) 小家(慎) 上永(悠) 永吉
5 かっこ打ち 2体 安田(祐) 高良    
6 大太鼓・小太鼓 4体 安田(隆) 小家(慎) 上永(悠) 真辺(新)
太鼓持ち 1太鼓 永吉      
7 七力神・調拍子 4体 小川(健) 藤原(節) 高良 山亀
8 鉾持ち 2体 安田(祐) 真辺(新)    
9 御刀持・御太刀持 4体 山亀 小家(慎) 高良 永吉
10 磯良神 2体 安田(道) 小川(健) (謡い)藤原(節)
11 御幣持ち 2体 安田(祐) 真辺(新)    
12 細男神 1体 安田(隆)      

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祭り軍団座長 吉村作治 東日本国際大学学長・教授 早稲田大学名誉教授 NPO 日本の祭りネットワーク副理事長

エジプト考古学者(工学博士)
1943年生まれ。早稲田大学入学後の1966年アジア初のエジプト調査隊を組織し現地に赴く。以来、半世紀にわたり発掘調査を継続。「第2の太陽の船」発掘・復原プロジェクトでは、 本格的な修復作業が進んでいる。この8月から新たに「クフ王墓探査計画」を開始。動画サイト「吉村作治チャンネル」では、祭りをはじめ様々な話題を、ほぼ毎日配信中。

公式HP
吉村作治のエジプトピア

http://www.egypt.co.jp/

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