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佐倉の秋祭り

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:CTC チバテレ
放送
:11/13(日)16:00〜16:55

ダイドードリンコスペシャル

麻賀多神社・佐倉の秋祭り ~佐倉囃子が響く町~

佐倉の秋祭り

千葉県佐倉の10月。若者たちが、大人たちが、秋祭りの熱狂の中にいる。そして、佐倉の未来をつなぐ子供達の姿も見える。世代を超えてひとつとなった佐倉の人たちが、祭りの三日間を練り歩き、踊り、佐倉の町を歓喜の渦に巻き込んでいく。江戸の昔から数百年と続く祭りの伝統。佐倉の山車やお囃子は、江戸文化を色濃く残し継承されてきたものだ。佐倉の人々は、それぞれの胸に伝統への誇りと愛着を秘めて、この佐倉の町に生きている。そんな人々が山車を引き、佐倉囃子を奏で、踊る三日間。番組では、佐倉の祭りの伝統を受け継ごうとしている人々の姿を追っていく。祭りの未来・・若者たちの未来・・子供たちの未来・・

祭り紹介

  • 祭り写真館

佐倉の秋祭り

佐倉の秋祭りは、江戸時代より続く長い歴史をもち、千葉県最大級の麻賀多神社の大神輿をはじめ山車・御神酒所などが、佐倉囃子に合わせた「えっさの こらさの えっさっさ」の掛け声とともに鍵の手のような城下町を盛大に練り歩きます。現在は麻賀多神社のほか、愛宕神社、神明神社、八幡神社の氏子町による、4社合同祭の形で行われています。

開催日
10月第2金曜日〜日曜日
場所・アクセス
千葉県佐倉市鏑木町 麻賀多神社

■電車
・京成線「京成佐倉」駅下車、南口より徒歩約10分
・JR「佐倉」駅下車、北口より徒歩約20分

※祭り期間中、開催地周辺は交通規制がかかるため車での乗り入れはできません。
お問い合わせ
公益社団法人 佐倉市観光協会/043-486-6000
佐倉商工会議所/043-486-2331
佐倉市産業振興課/043-484-6146

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

歴史約350年前にはおこなわれていた例祭の附け祭り

シシゾウ:佐倉の秋祭りは、いつごろ始まりましたか?

三谷さん:佐倉の秋祭りは、五穀豊穣を感謝する祭りで、旧佐倉藩の総鎮守として代々の藩主やこの地方の人々に崇敬されてきた麻賀多(まかた)神社の例祭が母体であり、現在は市内4つの神社の合同祭の形になっています。中心となるのは千葉県で最大級といわれる麻賀多神社の大神輿の渡御です。佐倉の秋祭りの始まりは、はっきりと分かってはいませんが、人形山車や地元で御神酒所(おみきしょ)と呼ばれている踊り屋台が練り出す現在の祭りの形式は、記録によると約350年前の例祭の附け祭りまで遡ることができます。

シシゾウ:人形山車と踊り屋台の特徴について教えてください。

三谷さん:人形山車は、依代となる山車人形を飾った江戸型山車で、現在のものは明治12年(1879)から明治13年(1880)にかけて東京・日本橋の装束師を通じて購入されました。現在祭りで曳き回される人形山車は3本です。
踊り屋台は、現在15台あります。制作年代は各町によって様々ですが、古いものは江戸時代に制作されており、上部の踊り舞台が360度回転するようになっているのが特徴です。

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みどころ「明神祭り さらば久しい」の掛け声で絢爛豪華な大神輿がお渡り

三谷さん:佐倉の秋祭りは3日間行われます。3日間とも午後3時頃から始まり、午後10時頃に終了します。1日目のみどころは、麻賀多神社の大神輿の宮出しです。大神輿の御神幸を担当するのは麻賀多神社が鎮座する鏑木町(かぶらぎまち)の鏑木青年会です。
麻賀多神社本殿で発輿祭が執り行われ、午後3時頃に大神輿は白丁(はくちょう)の装束を身につけた鏑木青年会の若者に担がれ、神社をお発ちになります。担ぐときの掛け声は「明神祭り さらば久しい」です。「久しぶりのお渡りです。町の発展をご覧ください。」という意味があり、佐倉の祭り独特のものです。神輿の担ぎ棒は二天棒(縦棒2本)のみで横棒はありません。これは神輿がお渡りになる佐倉の城下町の通りが狭いためといわれています。横棒がないため、台輪幅5尺の大きな神輿が左右に大きく揺れながら渡御される姿は絢爛豪華です。1日目の大神輿は鏑木町を中心にお渡りになり、夜、城下町の中心に位置する二番町の御旅所にお入りになります。各氏子町の人形山車や踊り屋台は、自分たちの町内を中心に曳き回されます。

シシゾウ:2日目のみどころを教えてください。

三谷さん:人形山車、踊り屋台の総曳きです。町の中心である新町通りに各町の人形山車と踊り屋台が練り出し曳き回されます。この日、麻賀多神社の大神輿は終日御旅所にてご休息され、各氏子町による祭りの様子を見守られます。江戸時代の面影を残す城下町の通りに、軽快な佐倉囃子と「えっさの こらさの えっさっさ」という曳き手たちの掛け声もにぎやかに山車や屋台が曳き回される光景は壮観です。通りが狭いにも関わらず運行は一方通行ではなく双方向に行き来するので、山車や屋台は頻繁にすれ違います。互いにぶつからないように道幅いっぱいに通り抜けていく姿は勇壮で、この祭りのみどころのひとつです。
通りの中で路地が交差するなどして比較的道幅が広いところでは、踊り屋台は上部の踊り舞台を勢いよく回転させる「はなぐるま」と呼ばれる屋台回しを披露したり、何町か合同でお囃子と踊りを競演したりします。また、通り沿いの商店からご祝儀をいただくと、御礼に踊り舞台を回転させて店側に向け、お囃子を演奏し、踊りを披露します。
夜になると山車や屋台は灯りをともします。昼とはまた違った雰囲気になり、みごたえがあります。

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注目ポイント名工の手による江戸の息吹を伝える山車人形

三谷さん:最終日は、麻賀多神社の大神輿が御旅所をお発ちになり、佐倉の各氏子町内を渡御されます。この日も2日目同様、人形山車と踊り屋台は新町通りに練り出しますが、大神輿が自分の町内にお渡りになる時間には自町に戻って出迎えます。このときに大神輿は踊り屋台の舞台の欄干に担ぎ棒2本をかけます。踊り屋台は前もって三宝の上にお酒を用意し奉納します。神輿とつながることによってお酒は御神酒になり、神様のお下がりとして人々にふるまわれます。この風習が、踊り屋台が御神酒所と呼ばれるようになった由来ではないかといわれています。

シシゾウ:大神輿の宮入りについて教えてください。

三谷さん:大神輿が氏子町を渡御され麻賀多神社にお戻りになるのは午後9時30分ごろです。大神輿は神社にお戻りになっても、すんなり境内にお上がりになりません。鳥居前の数段の石段を行ったり来たりしながら神輿を高く差し上げたり、揺すったり、30分近く最後のお渡りをされます。この宮入りが祭りの最大の見どころで、詰めかけた観客から声援が飛び、最高に盛り上がります。
大神輿が境内にお入りになると、御祭神の御霊代を遷す還御祭が執り行われ、神社宮司の発声で手締めとして八平手(やひらで)を打って祭りは終ります。

シシゾウ:そのほかのみどころを教えてください。

三谷さん:佐倉の秋祭りで大神輿と並べて自慢したいのは山車人形です。現存する山車人形は6体です。いずれも江戸時代に活躍した名工の誉れ高い人形師たちが手がけたもので、すべて佐倉市の有形文化財に指定されています。そのうち数体は、東京・日枝神社(ひえじんじゃ)の山王祭(さんのうまつり)で曳き回された山車人形といわれています。山王祭は歴代の徳川将軍が上覧した天下祭として有名です。佐倉の山車人形も江戸城の城内に入り、将軍の目にふれたかもしれません。
祭りで曳き回される人形山車に飾られるのは6体のうちの3体で、残り3体は祭り期間中、所有する町内の詰所や佐倉新町おはやし館に展示されるので、間近にご覧いただけます。

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ふるさと自慢風味よし、粘りよしのヤマトイモ

シシゾウ:佐倉市でおすすめの特産物や観光スポットを教えてください。

三谷さん:佐倉市内でおすすめのスポットは、旧堀田邸(さくら庭園)です。最後の佐倉藩主であった堀田正倫(ほったまさとも)公が明治時代に設けた邸宅と庭園で、建物は国の重要文化財、庭園とその一帯は国の名勝に指定されており一般公開されています。
佐倉市の特産物として有名なのはヤマトイモです。粘りが強く風味も良いと品質を高く評価されています。すりおろしてとろろにしてもいいですし、そのまま切って食べてもおいしいです。

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メッセージ城下町佐倉の散策と併せて秋祭り見物にいらしてください

三谷さん:佐倉の秋祭りは約350年の歴史があります。日本遺産に認定された「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」の構成文化財である城下町佐倉の祭礼、佐倉城跡、武家屋敷や旧佐倉順天堂など歴史を伝える名所旧跡が数多く残っています。祭り見物と城下町散策を兼ねてぜひ佐倉にいらしていただきたいと思います。

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※祭り紹介者 佐倉山車人形保存会 事務局 三谷 英継(みたに ひでつぐ)さんにお応えいただいたインタビューをもとに、記事をまとめています。

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