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堀之内十五夜まつり

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:NST 新潟総合テレビ
放送
:10/2(日)14:00〜14:55

ダイドードリンコスペシャル

神様が還る川 〜堀之内十五夜まつり~

堀之内十五夜まつり

堀之内十五夜まつりは旧暦の8月15日に行われる堀之内の鎮守さまである「八幡宮」の秋祭りで、元禄4年の記録に初めて記されており、300年以上続く歴史があります。古くから宿場町として栄えた堀之内の人々は、昔からお祭りが好きで、京都などのお祭り文化を取り入れていたようです。初日の宵祭りに八幡宮から御幣を授かり、最終日の後祭りに魚野川に収めます。十五夜まつりの中では、踊り屋台や屋台囃子・民踊流し・煙火大会・神輿パレードなど様々な行事が行われます。その中でも最も注目を集めるのが、最終日に行われる神輿パレードです。パレードがクライマックスを迎えると魚野川を神輿ごと下る、御輿流しが始まります。急流に身をまかせて魚野川を下る担ぎ手たちの様子は、勇壮そのものです。十五夜まつりに行われる煙火大会は八幡宮に奉納された花火を「下モ組青年団」の手によって打ち上げています。

祭り紹介

  • 祭り写真館

堀之内十五夜まつり

堀之内十五夜まつりは旧暦の8月15日に行われる堀之内の鎮守さまである「八幡宮」の秋祭りで、元禄4年の記録以降、300年以上の歴史があります。古くから宿場町として栄えた堀之内の人々は、昔から祭りが好きで、京都などの祭り文化を取り入れていたようです。初日の宵祭りに八幡宮から御幣を授かり、最終日の後祭りに魚野川に納めます。

開催日
9月中旬
場所・アクセス
新潟県魚沼市堀之内 八幡宮境内

■電車
JR上越線「越後堀之内」駅下車、徒歩約10分

■車
関越道「堀之内」インターからつきあたり県道を左折、約5分
お問い合わせ
堀之内商工会/025-794-2433

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

歴史地区の鎮守さまを主会場に開催される魚沼市最大級の祭典

シシゾウ:堀之内十五夜まつりは、どのような祭りですか?

井口さん:堀之内十五夜まつりは、魚沼市大字堀之内区の鎮守として崇敬されている八幡宮の境内を主な会場とする祭りです。3日間にわたって神輿と屋台が地区内を巡行するほか、境内の特設舞台では、小・中学生、社会人のブラスバンド演奏をはじめ地域で活動する文化団体の公演なども行われます。魚沼市には祭りがいくつもありますが、催しや人出の数からすると最大級の祭りといっても過言ではないと思います。
本来、この祭りは名称通り、十五夜にあたる9月の14、15、16日の3日間に開催されていましたが、現在は敬老の日が第3月曜になったのに合わせ、敬老の日の前の金・土・日曜の3日間に開催されます。

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みどころエネルギッシュな暴れ神輿が川の中にも突入

シシゾウ:神輿について教えてください。

井口さん:現在、子どもが担ぐ子供神輿を含め氏子地区の10団体が神輿を出します。大人の神輿は、八幡宮のお膝元から出される八幡宮神輿を除いて樽神輿なのが特徴です。
堀之内十五夜まつりの期間中には八幡宮の例祭も行われるので、祭り初日の夕方、すべての神輿は八幡宮に参拝し、お祓いを受けます。このとき神輿はそれぞれ御幣をいただきます。その御幣を神輿のしかるべきところに貼りつけることで神輿は神様として扱われるようになります。
祭り2日目はすべての神輿が繰り出し、それぞれ独自のルートで地区全域を練り歩きます。子供神輿が練るのは昼間だけですが、若者が多い神輿団体は、休憩をはさみながら夜の9時ごろまで神輿を担ぎます。神輿が回ってくると地区の人たちは花と呼ばれる御祝儀を渡すのが昔からの慣わしです。
祭り最終日には、神輿パレードが行われます。午後1時、魚沼市役所堀之内庁舎にすべての神輿が集合し、メインストリートの商店街を練り歩きます。通称、六間小路(ろっけんこうじ)と呼ばれる上仲町(かみなかまち)の交差点では、神輿が勇壮な揉みを披露します。神輿は地方地方で個性があり、粛々と進む神輿もありますが、堀之内の神輿は暴れ神輿なので、揉みでは神輿を空中に放り上げたり、人を乗せたまま上下に激しく揺さぶったりと迫力満点です。それでも一昔前に比べるとおとなしくなったほうです。
揉みを披露した後、神輿は地区を流れる信濃川の支流の魚野川(うおのがわ)を目指します。堀之内区で一番上流の河原から大人の神輿は川の中に入り、下流に向かって約400メートル進みます。神輿流しと呼ばれるこの行事は、戦後始まったといわれています。
川の中の足の届くところでは、陸同様に担ぎ手たちは神輿を揉みます。足の届かない深みにさしかかると、担ぎ手たちは神輿につかまって川の流れに身をまかせます。私も若いときに神輿流しを数回経験したことがあります。天気が良いときは川の水がとても気持ちよかった記憶があります。
神輿が陸に上がる直前、祭り初日に八幡宮からいただいた御幣を川に納めます。ただ神輿からはがして流すのではなく、担ぎ手の代表者が御幣を額などにはりつけ、神輿の屋根によじ登り、そこから川の中に飛び込みます。この瞬間が神輿流しのクライマックスです。御幣を川に流すことによって神様でなくなった神輿は再び六間小路に集結し、打ち上げ式を行います。担ぎ手たちは互いに3日間の労をねぎらうとともに来年の祭りを盛り上げることを誓い合います。

シシゾウ:2日目の夜には花火の打ち上げがありますね。

井口さん:正式名称は大煙火大会で、奉納花火として行われます。奉納には、八幡宮へ敬意を表する意味と、打ち上げられる花火のすべてが堀之内区の住民有志の出資によるものという意味が含まれています。住民が花火を奉納する理由は様々です。孫の誕生や100歳の祝い、同窓会の還暦祝いなどおめでたいときに奉納する人が多いです。私も還暦を迎えた年に中学校の同窓会メンバーと奉納しました。祭りの前には誰がどういう理由で奉納するかを記載した番付が作成され、堀之内区の全戸に配布されます。また、本番でも花火が1発打ち上げられるごとに奉納した人の名前がアナウンスされます。その放送が地区内のどこでも聞こえるようにスピーカーも設置されます。例年休みなしに約2時間花火が打ち上げられ、2日目の目玉行事として親しまれています。

シシゾウ:神輿パレードや大煙火大会のほかに注目の催しはありますか?

井口さん:3日目の神輿パレードが終わった後、午後6時からメインストリートで大民謡流しが行われます。地区の踊り団体や住民グループなど女性を中心とする約500名が団体ごとに揃いの浴衣を着て、堀之内十五夜まつりにだけ踊られる堀之内音頭や堀之内小唄に合わせて踊りを披露し、とても華やかです。

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注目ポイント上方から伝わった屋台囃子。着飾った少女が優美に舞い踊る

井口さん:堀之内十五夜まつりで神輿と並ぶ重要な出し物が堀之内の屋台囃子です。屋台囃子は神輿よりも歴史が古く、江戸時代に始まったといわれています。当時の堀之内区は三国街道の宿場町で交通の要衝でした。また、縮(ちぢみ)の産地としても栄え、京都や大阪との交流も盛んでした。屋台囃子は上方文化の影響を受けて始まったとされています。
屋台囃子は、踊り子が踊りを披露する踊り屋台と屋台囃子を演奏する囃子屋台が2台一組になって地区を巡行します。現在、稲荷町屋台連と島河屋台連の2団体が屋台を出しています。現在は廃れてしまいましたが、私が子どものころは、上組(かみぐみ)という屋台連も活動していました。私の地元から出されていた屋台で、父親と一緒に屋台を曳いた記憶があります。
屋台は祭りの1日目の夜から3日目の夜まで堀之内の中心市街を巡行します。地区の人たちは、屋台が回ってくると神輿のとき同様、花を渡します。花をいただくと、踊り屋台はその場で踊りを披露し、囃子屋台は囃子を演奏します。
踊り屋台の踊り子は小学生から高校生までの女の子が務めます。各屋台は5、6人の踊り子を抱えています。踊り子たちにとって十五夜まつりはハレの舞台で、この日のために一年間お師匠さんのもとで稽古を重ねています。
勇壮な神輿と対照的に屋台は優雅さが最大の魅力です。特に夜の風情は格別です。辺りが静まり返る中、囃子が演奏され、暗闇の中、照明に照らされて、美しく着飾った女児が踊りを披露する光景はとても情緒があります。
屋台は3日目の夜10時、最後の踊りを披露します。千秋楽と呼ばれるこの踊りをもって、その年の堀之内十五夜まつりは幕を閉じます。

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ふるさと自慢自然の味わいたっぷりの山菜の宝庫

シシゾウ:魚沼市でおすすめの食の特産物を教えてください。

井口さん:山菜が自慢です。堀之内区には山がありませんが、魚沼市全体でみると山が多く、昔から山菜採りが盛んでした。一時期、山に入る人が少なくなったのですが、近年、山菜の価値が見直され、市をあげて魚沼の山菜の魅力をPRしています。春はゼンマイ、ウド、ワラビ、キノメなど十数種類、秋はキノコ類が豊富に採れ、道の駅などでも販売されます。市内には山菜の加工会社があるほか、山菜を使った料理の研究グループも活動しています。

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メッセージ祭りを通じて地域の伝統文化を守っていきたいです

井口さん:私の子どものころは年に一度の楽しみとして、町中の人が心待ちにしていた祭りでした。しかし、近年は地方の例に漏れず、私たちの地区も少子高齢化が進行したため、祭りのにぎわいは昔ほどではなくなりました。その一方で、地域の伝統芸能や芸術文化の価値が見直され、伝統を伝えていこうという機運がコミュニティの中で高まってきています。堀之内十五夜まつりは、伝統文化の継承という意味においても貴重な場であり、これからも続けていかなければいけない祭りです。伝統を守るとともに新しい発想も取り入れながら多くの皆さんに喜んでいただける祭りにしていきたいと思います。

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※祭り紹介者 堀之内十五夜まつり 実行委員長 井口 博(いぐち ひろし)さんにお応えいただいたインタビューをもとに、記事をまとめています。

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