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獅子加那志豊年祭

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:RBC 琉球放送
放送
:10/11(土) 15 : 00〜15 : 54

ダイドードリンコスペシャル

絆、伝統 繋ぐ 獅子加那志豊年祭

獅子加那志豊年祭

多くの伝統行事が残る沖縄県八重瀬町(やえせちょう)。中でも志多伯(したはく)地区の神獅子「獅子加那志(しーしがなし)」は300年の歴史があります。沖縄戦によって一度焼失し、住民の手によって終戦1年目の昭和21年に復元。以降、人の年忌法要と同じ周期年の旧暦8月15日夜に「獅子加那志豊年祭」が行われています。豊年祭では、獅子や演者の行列が集落の拝所(うがんじゅ)を回る「道ズネー」に始まり、6時間にもわたる舞台が繰り広げられ、沖縄伝統芸能の組踊や棒術、スピード感と激しさが溢れる獅子の動きは圧巻。舞台演舞を世代に受け継ごうと取り組む青年会・実行委員や、総勢200人以上の演者、老若男女の地域住民たち総出で祭りを作り上げていく姿から、「地域の文化は地域で守る」という強い思いと、「芸能を通して子ども達の中に郷土を愛する心を育む」絆の強さを描きます。

祭り紹介

  • 祭り写真館

獅子加那志豊年祭

約300年の歴史を持つ志多伯獅子加那志は、年忌の節目にあたる年の旧暦8月15日~16日に村に姿を現し、沖縄戦の戦災から昭和21年に再興され、現在も村の繁栄を願い舞い踊ります。神獅子と練り歩く「道ズネー」の後、夜の舞台では獅子舞や棒術、組踊などが二夜続けて披露されます。スピード感あふれる獅子舞は圧巻です。

開催日
9月8日~9月9日※毎年同日
場所・アクセス
沖縄県島尻郡八重瀬町字志多伯

■バス
「那覇バスターミナル」より「糸満」行き約40分「志多伯」下車、徒歩約1分

■車
沖縄自動車道「南風原南インター」より約15分
お問い合わせ
八重瀬町教育委員会 生涯学習文化課 文化振興係(具志頭歴史民俗資料館内)
098-835-7500

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

歴史神獅子が舞う獅子舞は約300年の歴史

シシゾウ:獅子加那志豊年祭は、いつごろ始まった祭りですか?

神谷さん:獅子加那志は神獅子(かみじーし)ともいい、昔から地域の守り神として厚く信仰されています。豊年祭は、沖縄各地で行われる五穀豊穣を感謝する祭りで、志多伯の獅子加那志豊年祭は、獅子加那志が五穀豊穣や民の無病息災を祈願して舞う獅子舞を中心に行われます。
志多伯の獅子舞は、約300年の歴史があるといわれています。第二次世界大戦の沖縄戦で獅子頭(ししがしら)は失われましたが、戦後まもなく志多伯の住民たちが復活させ、人の年忌法要と同じ1年忌、3年忌、7年忌、13年忌、25年忌、33年忌の年に獅子加那志が登場する獅子加那志豊年祭を始めました。平成26年の祭りは、戦後から数えて3巡目の3年忌になります。

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みどころ志多伯の獅子加那志は、立ち上がり、転げ回る勇猛な暴れ獅子

神谷さん:志多伯の獅子加那志豊年祭のメイン行事は、獅子加那志が祭り出演者と隊列を組んで通りを練り歩く「道ズネー」と夜の舞台です。
獅子加那志が登場するのは唯一、獅子加那志豊年祭のときだけで、普段は、野呂殿内(ぬるどぅんち)という場所にある獅子屋(ししや)と呼ばれる専用の蔵に大切に納められています。祭り関係者はまず野呂殿内に行って拝(おが)みを行い、棒術などを演じた後、獅子加那志を出し、そこで獅子舞を舞います。
道ズネーは、地区のシンボルの旗頭(はたがしら)を先頭に行列し、道中にいくつもある拝み場所で拝みをし、獅子舞を披露しながら、夜の舞台が行われる馬場(ばば)にある広場を目指して進みます。熱心な観客の方は、約3時間の道ズネーの行列に一緒について歩かれます。

シシゾウ:志多伯の獅子舞の特徴はどういうところですか?

神谷さん:沖縄各地に獅子舞がありますが、地区ごとに舞い方の個性があります。志多伯の獅子舞は、威嚇が強烈な暴れ獅子で、動きは非常に俊敏です。前足役と後ろ足役の2人が演じる獅子が、寝転んで横に一回転して素早く起き上がったり、立ち獅子といって後ろ足役の膝の上に前足役が乗って獅子が立ち上がった様子を表現したり、見せ場が多いです。道ズネーの獅子舞は路上なので、舞う時間も5分程度のため、あまり複雑な動きはせず、夜の舞台は毬(まり)を持った人間が登場して、獅子を誘うなど凝った演出も行われます。

シシゾウ:そのほか獅子舞で注目点はありますか?

神谷さん:舞い方が地区ごとに違うように、獅子頭の表情も地区によって個性があります。デイゴの木で作られた志多伯の獅子頭の表情の特徴は、右方向から見ても左方向から見ても獅子と視線が合うことです。近くでご覧になる機会があったら、いろんな方向から見て確かめてみてください。

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注目ポイント志多伯区民総出で舞台を設営し、郷土芸能を演じる

シシゾウ:夜の舞台のみどころを教えてください。

神谷さん:夜の舞台は夕方から真夜中にかけて行われます。演目は獅子舞を筆頭に棒術、舞踊(ぶよう)など30近くあり、演じるのは全員、志多伯の区民です。青壮年だけでなく子どもやお年寄りも参加します。いろいろな演目がありますが、特に注目してご覧いただきたいのは組踊(くみおどり)です。組踊は、歌と台詞と舞踊で構成された沖縄独特の演劇です。志多伯の豊年祭では「忠臣身替の巻(ちゅうしんみがわりのまき)」や「手水の縁(てみずのえん)」など伝統のある作品が上演されます。「忠臣身替の巻」は、八重瀬町の歴史を題材にとったストーリーで、八重瀬町に居城跡がある八重瀬城城主にまつわる悲劇です。登場人物が10人以上いる大作で衣装も豪華です。これをご覧になれば、八重瀬町の歴史の勉強にもなると思います。
区民が立つ舞台そのものにもご注目ください。子どもから高齢者まで志多伯の老若男女が総出で2日間かけて作るのですが、飾り付けにソテツや葉など自然の緑をたくさん使って、華やかに見えるように工夫しています。このように野趣に富んだ舞台は他所ではあまり見られないと思います。

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ふるさと自慢南国の大地で育てられるマンゴーやサトウキビが特産

シシゾウ:八重瀬町でおすすめの特産物や観光スポットを教えてください。

神谷さん:八重瀬町は昔から農業が盛んです。昔からサトウキビは中心作物ですが、最近は気候風土を生かしてマンゴーを栽培する農家も増えています。マンゴーといえば宮崎県も有名ですが、沖縄のマンゴーも甘くて、冷やして食べると最高の食感です。八重瀬町のマンゴーの旬は7月から8月にかけてです。この時期、農園の直売所では質のいいマンゴーが比較的手ごろな値段で手に入るので、お越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

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メッセージ300年の歴史がある獅子舞をぜひご鑑賞ください

神谷さん:志多伯の獅子舞は、約300年という歴史がある年季が入った獅子舞なので、多くの方にご覧いただきたいです。特に夜の舞台で舞われる勇猛な獅子舞に、ご期待ください。

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※祭り紹介者 志多伯区 区長 神谷 進 (かみや すすむ)さんにお応えいただいたインタビューをもとに、記事をまとめています。

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