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西尾山八幡神社例祭

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:HOME 広島ホームテレビ
放送
:10/25(土) 13 : 00〜13 : 55

ダイドードリンコスペシャル

響け!神楽の里に実りの舞 ~西尾山八幡神社例祭 奉納神楽~

西尾山八幡神社例祭

安芸高田市(あきたかたし)にある西尾山八幡神社に伝わる奉納神楽は、伝統的な色彩の強い神をもてなす舞いです。広島県では今や年中、神楽を会館などで鑑賞することができ、その舞いは娯楽性の強い華やかな演目中心で、各神楽団の舞いの競演でもあります。一方、西尾山八幡神社の例祭で行われる神楽は神様の降臨を願う神祇舞に始まり、地域の7つの神楽団が合同で行う素朴な地域の祭りに奉納される舞いです。
番組では雪が降る厳しい寒さの中、水路を掃除する神楽団員。家族総出の田植え、稲刈りなどの農作業を行いながらも週2回の神楽の練習を積み重ねる団員達の一年を追いました。そこには神楽だけでなく田の神を迎える「花田植え」などを今でも続く伝統行事を地域で守り、神楽を次世代に伝えるため子どもたちに熱く指導する姿がありました。神とともに生きる西尾山八幡に集う人々の一年です。

祭り紹介

  • 祭り写真館

西尾山八幡神社例祭

広島県安芸高田市には全国でも珍しい神楽ドーム(3千人収容)があり、週末には市内22神楽団による神楽公演が行われています。4つの神楽団が大祭の日だけ合同で行う西尾山八幡神楽は昭和54年に広島県無形民俗文化財に指定を受けました。安芸高田の神楽シーズンの幕開けを告げる奉納神楽です。

開催日
9月第3土曜日
場所・アクセス
広島県安芸高田市美土里町 西尾山八幡神社

■電車
JR「広島駅」より約1時間30分「甲立駅」下車、タクシーで約30分

■バス
JR「甲立駅」より備北交通三城線「吉田営業所」行き約15分、備北交通美土里高宮線「曽我神社入口」行き約50分「西尾山八幡神社前」下車、徒歩約2分

■車
中国自動車道「高田インター」より約10分
お問い合わせ
広島県安芸高田市役所 商工観光課
0826-47-4024

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

歴史安芸高田市は神楽のまち。
22の神楽団が精力的に活動中

シシゾウ:西尾山八幡神社例祭に神楽が奉納されるようになったのは、いつごろですか?

鉄橋さん:現存する資料に、300年ほど前に夜を徹して神楽を行ったという記録が残っているので、少なくとも300年以上の歴史があると思います。
安芸高田市(あきたかたし)は、神楽が非常に盛んで、市全体で22の神楽団が活動しています。安芸高田市は市町村合併で誕生した市で、西尾山八幡神社がある旧美土里町(みどりちょう)には13の神楽団があり、この神楽団が演じる神楽は「美土里神楽(みどりかぐら)」と総称されます。
安芸高田市の神楽シーズンは秋です。神楽団は自分たちが氏子の神社の例祭に神楽を奉納します。西尾山八幡神社は旧美土里町北地域の氏神様で、黒滝(くろだき)・天神(てんじん)・中北(なかきた)・日吉(ひよし)の4つの神楽団を持っています。例祭ではこの4つの神楽団が合同で神楽を奉納します。

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みどころ可憐なお姫様が鬼に変化するところは必見

シシゾウ:美土里神楽の特徴はどういうところですか?

鉄橋さん:一番の特徴は、神楽を舞うのが氏子で、神社の神職ではないところです。演目には、古くから伝わる旧舞(きゅうまい)と比較的歴史が新しい新舞(しんまい)があり、共にリズムや音色が体に染みこんでいる感覚があります。お隣の県、島根県の石見神楽(いわみかぐら)の流れをくむといわれていますが、美土里神楽は石見神楽よりも娯楽性が高く、演出も派手です。主な登場人物は正義のヒーローの神(しん)、神に退治される鬼や賊、ヒロイン役の姫です。日本舞踊や歌舞伎などでおなじみの「紅葉狩(もみじがり)」「戻り橋」などの演目で、お姫様やおばあさんが突然鬼に変化(へんげ)する場面は、みごたえがあると思います。
きらびやかな衣装もみどころです。金襴(きんらん)がふんだんに使われている貴重なものが多く、1人分の衣装が数百万円という高価なものもあります。重量もかなりのもので、衣装だけで20キロ近くになるので舞う人間は体力が必要です。

シシゾウ:西尾山八幡神社例祭の神楽奉納はどのようなスケジュールで行われるのですか?

鉄橋さん:神楽奉納は、神社境内にある舞殿(まいどの)で、夕方6時から深夜の1時まで行われます。上演は、4つの神楽団が1演目ずつと、地区の保育園児から中学生までが所属する天神子ども神楽団と日吉子ども神楽団がそれぞれ1演目、さらに4つの神楽団によって例祭のときだけ結成される、西尾山八幡神楽団として合同奉納する2演目です。これらの演目を披露する前、舞台に神様をお招きする「神降し(かみおろし)」という神祇舞が行われます。こちらは毎年、4つの神楽団が持ち回りで担当します。
上演する演目は毎年違います。各神楽団の今年一押しの演目が重ならないように事前に話し合いをしています。
舞い方や奏楽(そうがく)の太鼓のリズム、笛の音色など神楽団ごとに個性がありますが、全体を通してご覧になれば、美土里神楽はこのような神楽なのだと肌で感じていただけると思います。

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注目ポイント神楽は地域の元気の素

シシゾウ:神楽鑑賞のコツを教えてください。

鉄橋さん:私たちの神楽は、堅苦しくなく、娯楽性が高いものです。演目の中には、傘売りの善兵衛(ぜんべえ)など道化役が出てきて、会場のお客様とやりとりをして場を盛り上げるような演出もあるので、飲食をしながら一緒に神楽を舞っている気持ちでご覧いただくのが良いと思います。会場では、飲み物や食べ物を販売しているので、ぜひご利用ください。

シシゾウ:地域の方にとって神楽はどのような存在ですか?

鉄橋さん:神楽は地域と人を元気にしてくれます。神楽を大人になっても続けたいので、「ふるさとで暮らしたい」という子どもたちが私たちの地域には大勢います。私も子どものころ、神楽を演じる大人に憧れ、いつか自分も神楽団に入りたいと願っていました。30歳のとき、Uターンで郷里(きょうり)に戻ってきてから念願だった神楽団の一員になり、日々やりがいを感じながら活動しています。

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ふるさと自慢神楽門前湯治村で神楽と
古きよき湯治場のムードを満喫

シシゾウ:安芸高田市でおすすめの特産物や観光スポットを教えてください。

鉄橋さん:秋祭りシーズンしか見られなかったのですが、神楽ドームでは通年公演という形で、市内の神楽団が当番制で神楽を披露しています。
安芸高田市は戦国武将の毛利元就(もうりもとなり)ゆかりの地で、元就が拠点とした郡山城跡(こおりやまじょうせき)があります。毛利元就の「三矢の訓」を名前の由来にしているサッカーチームが練習場として使うサッカー公園もあり、プロの練習を見学することができます。安芸高田市にお越しになったら、新旧の文化をぜひ体感してください。

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メッセージ「秋の夜に 響く笛の音 心意気」を感じにきてください

鉄橋さん:300年以上続いている奉納神楽をこれからも継承していくため、神楽団は日々研鑽を積んでいます。西尾山八幡祭り実行委員会は、「秋の夜に 響く笛の音 心意気」というテーマを掲げ、西尾山八幡神社の奉納神楽を運営しています。ぜひ、安芸高田市にいらして生の神楽の舞台をご覧ください。そして、神楽を通して地域を元気にしたいという委員会メンバーの心意気を感じとっていただければ幸いです。

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※祭り紹介者 西尾山八幡祭り実行委員会 事務局 鉄橋 厚富 (てつはし あつたか)さんにお応えいただいたインタビューをもとに、記事をまとめています。

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