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青森のねぶた祭

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:ATV 青森テレビ
放送
:8/30(土) 16 : 00〜16 : 54

ダイドードリンコスペシャル

津軽の色彩(いろ) 夜空に染(し)みる ~青森ねぶた 黒石ねぷた~

青森のねぶた祭

毎年、300万人を超える観光客が訪れ、全国有数の夏祭りに発展した青森市の「青森ねぶた祭」ですが、県内各地では「地域のまつり」として地元の人たちに大切に守られ、継承されている「ねぶた(ねぷた)まつり」が 大小合わせて 約40もあります。そのひとつが 黒石市の「黒石ねぷた祭り」です。山車自体の大きさは小ぶりですが、武者絵が描かれた「扇ねぷた」と、豪華絢爛な「人形ねぷた」の両方が共存しています。60台余りのねぷたが藩政時代の古い民家が立ち並ぶ「こみせ通り」を練り歩く様はとても印象的です。さらに、合同運行を前に「御幸公園」に一同に会し、夜空を染める武者燈篭の鮮やかな色彩は、幻想的な雰囲気を創り出します。番組では、地元の祭りを守り伝えていこうとする人たちの姿に迫ると共に、青森ねぶた祭にデビューする新人のねぶた制作者の奮闘も追います。

祭り紹介

  • 祭り写真館

青森のねぶた祭

骨組みに和紙を張り、色を施した巨大灯籠人形「ねぶた」。「ねぶた」を豪快に操る曳き手、太鼓や笛を奏でる囃子方、独特の浴衣と花笠を纏い掛け声に合わせ踊り跳ねる跳人。これらが三位一体となり国内外の観光客を魅了する。日本を代表する火祭り「青森ねぶた祭」をはじめ、県内には様々な特徴のねぶたがそれぞれの型で行われています。

開催日
8月上旬から中旬
場所・アクセス
青森県 青森県内

青森県内全域につき、各地区へお問い合わせください。
お問い合わせ
青森観光コンベンション協会
017-723-7211

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

歴史青森の長く厳しい冬を、
ねぶたの季節を心待ちにして耐え忍ぶ

シシゾウ:青森ねぶた祭は、いつごろ始まった祭りですか?

外崎さん:起源についてはっきりしたことは分かっていませんが、七夕に行われる灯籠(とうろう)流しが変形したというのが通説です。七夕祭では、灯籠を川や海に流すことによって穢(けが)れをはらい(祓い)、無病息災を祈願します。青森ねぶた祭の最終日に行われる海上運行は、灯籠流しの風習に由来するともいわれています。

シシゾウ:ねぶたは青森県全域にありますね。

外崎さん:同じねぶたでも、地域ごとに個性があり、内容も異なります。例えば、三大ねぶたに数えられる弘前市のねぶたは、「ねぷた」と名称からして違い、人形型だけでなく扇型のねぶたも登場し、青森ねぶた祭でおなじみの跳人(ハネト)がいません。ねぶたとひとくくりにされがちですが、それぞれの土地固有の祭りといってもさしつかえないと思います。ただし、冬が長い青森で、ねぶたを楽しみに雪と寒さに耐え春が訪れると、いよいよねぶたの季節がやってくるというワクワクする気持ちは、すべてのねぶたに共通する心情だと思います。

シシゾウ:外崎さんは「あおもり市民ねぶた」に創設時から参加されているそうですね。

外崎さん:平成14年に、私がお手伝いしていた企業ねぶたのメンバーだった人たちが、市民が参加できる新しいねぶた団体を立ち上げると聞き、仲間に加わりました。そもそも私が大型ねぶたに関わるようになったのは、子どものときから参加してきた町内ねぶたに飽き足らなくなってきたからです。青森市内に生まれ育った人間にとって、ねぶたは身近な存在です。その中でもねぶたが大好きで、何をおいてもねぶたを最優先するという人間は「ねぶたバカ」と呼ばれます。私をはじめ、あおもり市民ねぶたのメンバーは愛すべき「ねぶたバカ」の集団です(笑)。
あおもり市民ねぶたは、企業ねぶたではないので、メンバーは平日の昼間は仕事があるため、準備作業などは夜に行い、祭りが近づくと休日返上でねぶたにかかりきりになります。祭り期間中は、会社勤めのメンバーは有給をとって参加し、世間の人が休むお盆に休みを返上して働いています。そんな苦労を苦労と思わないのが「ねぶたバカ」たるゆえんかもしれません(笑)。

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みどころ台上げ、飾り付けでねぶたに魂を入れる

シシゾウ:外崎さんがなさっている運行責任者はどのような仕事を担当されるのですか?

外崎さん:青森ねぶた祭は、ねぶた、囃子方(はやしかた)、跳人(はねと)の三者が揃って祭りを盛り上げます。運行担当は、ねぶた本体の準備から本番の進行まで運行に関わるすべての段取りを手配します。ねぶたのシーズンになると、ねぶたを制作するためのねぶた小屋が設置されます。まず運行担当は、ねぶた小屋にねぶた師の先生が作業できるように材料や道具など制作に必要なものを搬入するところから仕事が始まります。次に運行担当の仕事で最も重要なのは、ねぶたの飾り付けです。ねぶた師の先生から完成したねぶたの引き渡しを受けると、運行に備え、提燈をつけたり、台車にキャラコを張ったり、各運行団体の先導をするねぶたである前ねぶたのリアカーの準備をしたり、山のような作業が控えています。
一番大変なのは、床に直接置かれた状態のねぶたを、専用の台車に載せる「台上げ」です。巨大なねぶたを台上げするには40~50人の人手が必要です。ねぶたはそのままでは持ち上げにくいので、角材を下に差し入れ、太い針金で固定するのですが、一般的な建築用材は長さが3メートル60センチ程度しかないので、長い角材を準備するだけでも大変です。そして全員が「せーの!」の合図で持ち上げるのですが、全長が7メートルほどあるねぶたはデリケートなので、形状に合わせて均等に力がかかるように人員を配置しないと、途中で折れる危険があります。私は運行責任者として台上げが無事行えるように、前々日から段取りを組みます。
台上げが終わると一息つくまもなく、飾り付け作業が待っています。運行担当のメンバーが総出で約2週間、夕方5時ごろから夜10時ごろまで作業をして仕上げます。そうやってねぶたを出陣できる状態に仕上げると、“ねぶたを出してやる”という親心のような気持ちになります。

シシゾウ:祭り本番ではどのような役割をされるのですか?

外崎さん:一番気を配るのは、前のねぶたとの間隔です。間が空きすぎたら後押しの人数を増やすなど、無線機を通じてスタッフに指示を出したり、運行がスムーズに行くように全体を見守っています。
祭り終了後の慰労会では運行中に撮影した写真を編集したものを上映します。皆でねぶたを楽しもうというのが、あおもり市民ねぶたのモットーです。運行担当の仕事は苦労も多いですが、その年の祭りを振り返るときは最高の気分です。

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注目ポイント跳人ではねれば楽しさ倍増。
伝統の花笠をご用意してお待ちしています

シシゾウ:平成26年のあおもり市民ねぶたのねぶたについてお聞かせください。

外崎さん:ねぶたは、平成24年、平成25年に引き続き、ねぶた師の北村麻子先生に制作していただきます。1年目の平成24年は優秀制作者賞をいただきましたが、大型ねぶたを手がける初の新人女性ねぶた師としてマスコミ取材が殺到するなどプレッシャーのある中で大変だったと思います。平成25年は、関係者や他所の団体からの評価が非常に高く、受賞を期待していたのですが、残念な結果に終わってしまいました。平成26年は、平成25年の悔しさをばねに、素晴らしいねぶたを作っていただけるのではないかと期待しています。
どの運行団体も最終的に目指すのは入賞です。ねぶたは、ねぶた、囃子方、跳人の三位一体なので、ねぶた本体だけが良くても囃子方、跳人が良くなければ審査で点数はとれません。企業ねぶたではないあおもり市民ねぶたの最大の課題は、跳人の人数を確保することです。跳人に大勢参加していただけるように平成26年は初の試みとして、参加していただいた皆さんに花笠を貸し出しします。伝統の跳人スタイルは花笠を着けるのですが、最近、花笠着用の方が減っているので、昔ながらのねぶたを皆さんにご覧いただきたいという思いもあります。跳人を体験してみたいと思われる方はあおもり市民ねぶたにふるってご参加ください。

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ふるさと自慢特産ホタテの貝殻を鍋に見立てて作る貝焼き味噌は、最高のご飯の友

シシゾウ:青森市でおすすめの特産物や観光スポットを教えてください。

外崎さん:海と山の自然に囲まれた青森は、海の幸、山の幸が豊富です。特に青森産ホタテは絶品で、通年食べる事ができます。ホタテの食べ方でおすすめは郷土料理の貝焼き味噌です。ホタテの大きな貝殻に、ホタテの貝柱とヒモを入れて味噌で煮込み、仕上げに葱とカツオブシをのせます。貝殻からダシがしっかり出るので旨味たっぷりで、ご飯によく合います。観光は八甲田山、十和田湖などみどころがたくさんあり、青森ならではの美しい自然を堪能することができます。

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メッセージ青森のねぶたが
世界のねぶたになることを願っています

外崎さん:ねぶたに関わる一員として、ねぶたが青森のねぶたにとどまらず、世界のねぶたに発展することを願っています。あおもり市民ねぶたの運行責任者としては、あおもり市民ねぶたを支援してくださっている皆さんを、海上運行の船にお乗せできるように頑張って運行をしたいと思います。東北新幹線が開通し、東京から3時間ちょっとで青森に到着します。平成27年には新幹線が北海道まで延伸されるので、北海道旅行も兼ねて青森にお越しいただき、青森ねぶた祭を満喫していただきたいです。

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※祭り紹介者 あおもり市民ねぶた 運行責任者 外崎 豪(とのさき ごう)さんにお応えいただいたインタビューをもとに、記事をまとめています。

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