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富士宮まつり

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:SBS 静岡放送
放送
:11/29(土)16 : 00〜16 : 54

ダイドードリンコスペシャル

咲くや この華 富士宮 ~富士山本宮浅間大社・富士宮まつり~

富士宮まつり

富士山本宮浅間大社は富士山を神体山として祀り、昔から富士信仰の中心地として栄えてきました。富士宮まつりはこちらの氏子町内が賑やかに山車や屋台を引き回し、収穫と一年の無事を感謝します。見どころは各組の屋台や山車によるお囃子「競り合い」。互いに、ぶつかるギリギリまで近づき、激しい演奏合戦を繰り広げます。元々はどちらが道を譲るかを決めていましたが、現在は事前の交渉など礼節を重んじています。演奏される「富士宮囃子」は静岡県無形民俗文化財に指定され、大胴1つ、金胴2つの太鼓、笛、鉦の5人編成(基本編成)で賑やかな音色を奏でます。番組では競り合いの演奏に情熱を傾ける囃子方、屋台の進行に情熱を傾ける梃子方、両者の熱い思いを中心に、華やかな富士宮の秋を伝えます。

祭り紹介

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富士宮まつり

富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)は、全国に約1300社ある浅間神社の総本社。富士信仰の中心地です。富士宮まつりは、20の区が祭り囃子を賑やかに奏で、山車や屋台を引き回し、収穫と一年の無事を感謝します。見どころは各組の屋台や山車による激しい「競り合い」。独特の「富士宮囃子(ふじのみやばやし)」は県の無形民俗文化財にも指定されています。

開催日
11月3日~11月5日 ※毎年同日
場所・アクセス
静岡県富士宮市宮町 富士山本宮浅間大社および周辺地域

■電車
JR「静岡駅」より約60分「富士宮」駅下車、徒歩約5分

■車
新東名高速「新富士インター」より約10分
お問い合わせ
富士宮市産業振興部 観光課
0544-22-1155

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

歴史江戸時代後期、
浅間大社例大祭の付け祭としてスタート

シシゾウ:富士宮まつりは、いつごろ始まった祭りですか?

宮崎さん:富士宮まつりは、富士山本宮浅間大社の例大祭に合わせて行われる祭りです。浅間大社は約1200年の歴史を持っていますが、富士宮まつりの歴史はもっと新しく、江戸時代後期に浅間大社の氏子たちが、浅間大社の例大祭の「付け祭」として豊作に感謝するとともに、氏子の安全を祈願して始めたものです。現代風にいえば、市民が興した祭りということになるでしょう。

シシゾウ:当初から現在のような山車と屋台が登場する形式だったのですか?

宮崎さん:この祭りは山車がメインのお祭りです。現在、祭りに参加する氏子地区20地区のうち、18区が山車、2区が屋台を出しますが、元々、ひとつの地区から山車と屋台の両方が出ていました。山車は、男衆が引き回して競り合いをし、屋台は女衆が中心になって踊りを踊るという形だったようです。その後、様々な曲折があり、どちらか一方を出す現在の形式に落ち着いたようです。

シシゾウ:山車と屋台の違いはどこですか?

宮崎さん:山車は迫(せ)り上がり機構があり、浅間大社ゆかりの神様の人形など飾り物を載せます。屋台は一層で飾り物はありません。山車と屋台の重量は3~4トンあり、100~200人で綱を引いて動かします。全国の有名な山車祭りの多くは山車を引き回すのはもっぱら男性で女性は裏方ですが、私たちの祭りは、女性も山車を引き、囃子を演奏します。まさに地区の老若男女が一丸となり取り組んでいる祭りで、こういう形態は全国でも珍しいと思います。

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みどころ5人編成で演奏される富士宮囃子は祭りの立役者

宮崎さん:宮参り(みやまいり)と本宮(ほんみや)が富士宮まつりの二大行事です。
宮参りは、浅間大社の例大祭の前日に各区の参加者が隊列を組んで浅間大社にお参りし、御幣(ごへい)をいただきます。御幣は神様のおやしろになるもので、自分たちの区に持ち帰って山車・屋台にお供えし、区民の安全と平和を祈願します。

シシゾウ:宮参りのみどころはどこですか?

宮崎さん:20の区の囃子方が揃って富士宮囃子を演奏する一斉奉納です。富士宮囃子は富士宮まつりに欠かせません。富士宮まつりは、静岡県の無形民俗文化財に指定されている、富士宮囃子を伝承する地域祭りという性格も強いです。

シシゾウ:富士宮囃子の囃子方の編成を教えてください。

宮崎さん:大銅(おおど/おおどん)1人、金銅(きんど/きんどん)2人の太鼓3人に笛1人、鉦1人の5人編成です。囃子方は山車・屋台に乗り込み、引き回しの間はほぼ演奏し続けます。体力をかなり消耗するため、囃子方を務めるのは若い人で、交代を考慮し、どこの区でも囃子方を3~4組用意しています。

シシゾウ:富士宮囃子の伝承に熱心に取り組まれているそうですね。

宮崎さん:20区がそれぞれ年間を通じて研修会を行っています。地区の子どもたちは、小学生になると富士宮囃子を習い始め、中学生で一人前の腕前になります。高校生になると勉強やクラブ活動などが忙しく、卒業後は進学などで他所に出ていく子どももいて祭りからいったん離れます。そして社会人になって地元に戻ってくると祭りの中心になって活躍するというのが大きな流れになっています。また、年をとって囃子方を引退しても、運営の裏方になったり、囃子の指導者になったりして祭りに関わっていきます。私たちの地域は富士宮囃子を中心に地域コミュニティが形成されていると感じます。

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注目ポイント礼節の中に勇壮さが感じられる競り合いの囃子の競演

宮崎さん:富士宮まつりの最大の見せ場は、本宮で行われる山車・屋台の競り合いです。20区の山車と屋台が浅間大社前の目抜き通りに集結し、一斉囃子を奉納します。続いて全区の踊り方を中心に、富士宮音頭など昔からある曲や最近のヒット曲をアレンジした、創作踊りを輪踊りします。この共同踊りが終わると、祭りのハイライト、競り合いの時間です。事前に取り決めておいた区同士が、山車と山車をぎりぎりまで接近させて囃子を競演します。基本は1対1ですが、3区の合同あるいは4区合同で行うこともあります。競り合いで演奏されるのは喧嘩囃子とも呼ばれる「やたい」という曲です。昔はいろいろ仕掛けて相手の囃子の調子を崩したほうが勝ちということで勝敗をつけていたため、本物の喧嘩に発展することもあったようですが、今は儀式として礼儀正しくルールを守って競演しています。

シシゾウ:競り合いの時間はどのくらいですか?

宮崎さん:囃子の競演は短くて10分、長くても20分程度です。勝負ではないといっても競り合いは囃子方も周りの人間も緊張します。囃子の競演が終わると、合同で踊りを踊ります。トータルで30~40分程度になります。

シシゾウ:競り合いは何回行うのですか?

宮崎さん:事前の打ち合わせで取り決めて行う競り合いは2回です。それが終わって時間に余裕があると、その場で話し合い、話がまとまった区同士で競り合いをします。どこの区も平均して4回程度競り合いを行います。山車・屋台が一番集まる浅間大社入口近くの祭典本部前ですと、競り合いをたっぷりご観覧いただけると思います。

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ふるさと自慢世界遺産の富士山とともに歩んできたまち

シシゾウ:富士宮市でおすすめの特産物や観光スポットを教えてください。

宮崎さん:富士宮市は富士山とともに歩んできたまちで、富士信仰の原点である浅間大社をはじめ世界遺産が市内に6つあります。個人的には、伊勢神宮のある伊勢市、出雲大社のある出雲市、富士山を擁する富士宮市は日本の三大聖地だと思っています。富士宮市にお越しになられたら富士山を眺め、浅間大社にお参りされることをおすすめします。養鱒(ようそん)や酪農など富士山の恵みの水を活かした産業も盛んです。市の魚に制定されている、「にじます」をぜひご賞味ください。

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メッセージ地域を元気にする
私たちの祭りを見にいらしてください

宮崎さん:このたびダイドードリンコさんの日本の祭りに取り上げていただいて感謝を申し上げたいです。祭りはコミュニティの原点で、地域を元気にします。そういう意味からも、富士山のお膝元で繰り広げる私たちの祭りを見に、全国の方にお越しいただきたいと思います。

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※祭り紹介者 富士宮まつり委員会 委員長 宮崎 善旦 (みやざき よしかつ)さんにお応えいただいたインタビューをもとに、記事をまとめています。

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