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吉浦カニ祭り

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:HOME 広島ホームテレビ
放送
:11/2(土) 13 : 00〜13 : 55

ダイドードリンコスペシャル

ちょうさいじゃ 男たちが賭けた103段 〜吉浦カニ祭り〜

吉浦カニ祭り

瀬戸内の秋を告げる海の幸「ワタリガニ」。広島県呉市吉浦町(くれし よしうらちょう)では毎年10月初めにこのワタリガニが主役となる一風変わった祭りが行われています。それが吉浦八幡神社例大祭。通称、吉浦カニ祭り。町内12地区で趣向を凝らしたチョウサイと呼ばれる山車(だし)が登場し、男衆が勇姿を魅せる秋の祭りです。この番組では祭りの花形として親しまれている東町のチョウサイで太鼓を叩く役に選ばれた小学5年生とその家族に注目。地域の大人たちが温かく見守る中、祭りに向けて奮闘する親子の姿を瀬戸内の季節を交えお伝えします。

祭り紹介

  • 祭り写真館

吉浦カニ祭り

祭りの時期に渡り蟹が多く捕れたことで、「カニ祭り」と呼ばれるようになった吉浦八幡神社例大祭。10数地区それぞれの催し物が行われる他、ちょうさい(だんじり)が神社の階段を大きな掛け声とともに勢いよく駆け上る様は圧巻です。境内では、子どもたちによる踊りも披露され、祭り一番の盛り上がりを見せます。

開催日
10月第1土~月曜日
場所・アクセス
広島県呉市吉浦西城町吉浦八幡神社

■ 電車
JR呉線「吉浦駅」より徒歩約8分
お問い合わせ
吉浦八幡神社
0823-31-7380

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

歴史渡り蟹が旬を迎える時期に行われる秋祭り

シシゾウ :吉浦カニ祭りはいつごろ始まったのですか?

尾茂田さん:吉浦カニ祭りは通称で、吉浦八幡神社の秋季例大祭が正式名です。吉浦八幡神社は今から約440年前の戦国時代、戦国大名・毛利元就(もうりもとなり)の三男・小早川隆景(こばやかわたかかげ)によって創建されました。カニ祭りと呼ばれるようになったのは、かつて吉浦湾で盛んだった渡り蟹漁が例大祭の時期に旬を迎え、渡り蟹で人をもてなしたことに由来しています。残念ながら現在、渡り蟹はほとんど獲れなくなりましたが今でも祭り期間中に渡り蟹を食べる習慣は残っています。最近は蟹の代わりにおでんを大量に炊いて客人をもてなす家庭も増えてきました。

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みどころ布団太鼓、御船、水龍など
個性豊かなみこしが勢ぞろい

尾茂田さん:祭りは夜祭、本祭、後日祭(ごじつさい)と3日間行われます。祭り2日目の本祭では、神社の神輿が御旅所に渡御し、神輿のお供として氏子各地区からそれぞれみこしが繰り出します。「神輿」とは一線を画し、「みこし」とは地区から出るだんじりなどを含めた総称です。みこしと一口にいっても様式は非常にバラエティに富んでいます。最も重量があるのは「ちょうさい」と呼ばれるだんじり(布団太鼓)で重さが約1トンあります。港町らしい御船(おふね)と呼ばれる軍船を模したみこしにも注目です。龍をかたどった水龍みこしは、口から白い煙を吐く仕掛けが目を引きます。ほかにも米俵の神輿、蟹の飾りをつけた神輿など地区の個性が表れたみこしがいろいろ登場します。神輿ではなく輿つきと呼ばれる太鼓を出す地区もあります。唯一、この太鼓だけが社殿の中に入ることを許されています。

シシゾウ :地区のみこしの見せ場はどこですか?

尾茂田さん:各地区のみこしが神様をお迎えにいくため、神社の103段ある石段を上がるのが「宮上がり」、御旅所に向かう神社の神輿にお供するために石段を下りるのが「宮下がり」と言い、迫力満点で最大のみどころです。
宮上がりは午前11時半に始まります。先陣をきるのは「ちょうさい」です。ちょうさいには、小学生の男の子4人が乗り込んで太鼓を打ち鳴らし、担ぎ手の若い男たち80人ほどが「ちょうさいじゃ」などと掛け声をかけながら、だんじりを左右に振り、力強く上がっていきます。重量があるので安全のため、綱をつけ、上からも引いてはいますが、石段が狭く勾配が急なので、無事に上がるかどうか、観客は石段の下や境内の上から固唾を飲んで見守ります。
ちょうさいが石段を上がりきると、御船が石段を上がり始めます。そうやって一基ずつ順番に上がっていくので、すべてのみこしが境内に揃うのに1時間以上かかります。最後のみこしが境内に上がってくると、すぐに宮下がりが始まり、上がってきた順番に石段を下りていきます。宮上がりと宮下がりの違いは進み方です。宮上がりは早く神様に会いたい一心でひたすら上を目指しますが、宮下がりは石段を下り神社の鳥居を出てしまうと祭りが終わってしまうという名残りを惜しむ気持ちから、少し下りては後戻りし、また下りるといったふうに何度も行ったり来たりするので宮上がりの倍近く時間がかかります。

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注目ポイントみこしの激しい揉みに観客は大興奮

尾茂田さん:神輿一行は神社を出て1時間近く町内を練ってからJR吉浦駅裏の御旅所に向かいます。神輿を担ぐのは吉浦地区にある海上保安大学校の学生さん有志15名です。神輿を先導するのはちょうさいと御船です。これは道が悪かった時代の名残で、ちょうさいがでこぼこの地面をならし、御船が神輿を曳くと見立ててのことといわれています。なお、ちょうさいや御船など地区のみこしが町内を移動するときは台車に乗せて曳き回します。

シシゾウ :御旅所のみどころはどういうところですか?

尾茂田さん:神事が終わった後、各地区のみこしが激しく揉みます。特に迫力満点なのは、重量級のちょうさいです。指揮者の指示に従って、巨大なだんじりを回転させたり、シーソーのように大きく上下に揺らしたり、はては横倒しにしたりします。慣れていない担ぎ手は振り回されて怪我をすることもあるくらい激しいです。振り落とされないよう台座にくくりつけられている子どもたちがどれだけ大揺れしても太鼓を打つ手を決して止めないところにも注目です。

シシゾウ :夜祭と後日祭にはどのような行事が行われるのですか?

尾茂田さん:本祭前日に行われる夜祭のメイン行事は「玉替え」です。吉浦地区に伝わるくじ引きの一種で、赤土を練って丸めた直径2センチほどの玉を買い求め、足で踏んで割ると中から1等から6等まで当たりが書かれた紙が出てきます。景品は家庭用品などささやかなものですが昔からとても人気があり、毎年用意する1万個ほどが完売します。この玉は手作りするので地区の総代さんなど、祭り関係者は8月のお盆が終わると玉作りに追われます。
この玉替え、実は単なる運試しではありません。「玉を替えっこしよう」と声をかけ、知らない者同士が玉を交換するのが本来の流儀で、昔は若い男女が知り合う貴重な機会になっていました。今でも玉を交換している人は結構います。玉は1個100円、1袋6個入り500円で販売されますので、旅の記念に玉を買って誰かと交換してみるのも面白いです。
最終日の後日祭のみどころは、花笠をつけた子どもたちの愛らしい花笠踊りと獅子が天狗を退治するストーリーの獅子舞です。昼の「鬼廻り」も注目です。本祭でみこしが巡行するとき、鬼に扮した者たちがみこしの露払いや交通整理に活躍するのですが、その鬼たちが主役になって町内を練り歩き、幼稚園や小学校に行って子どもたちを驚かせたり、追いかけたりするユニークな行事です。

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ふるさと自慢高台から音戸の瀬戸と音戸大橋を一望

シシゾウ :呉市吉浦地区でおすすめの特産物や観光スポットを教えてください。

尾茂田さん:吉浦地区は目の前が海で、背後には山が迫り、山から海に向かって緩やかに傾斜しています。小高い丘の上にある吉浦八幡神社の境内から見る瀬戸内海の眺めは最高で、洋上に浮かぶ海上保安大学校の練習船「こじま」も見ることができます。神社よりさらに山手にある吉浦運動場まで上がれば音戸の瀬戸と音頭大橋もご覧いただけます。眺めていると実に心癒される風景です。

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メッセージ宮上がりと宮下がり、
御旅所の揉みの迫力を肌で感じてください

尾茂田さん:昔は町外の人にはほとんど知られていない祭りでしたが、テレビで紹介されたことから見にいらっしゃる方が増えました。だんじりが出る祭りはたくさんありますが、宮上がりと宮下がりは大変めずらしく、御旅所で行われる揉みは勇壮で、目の前でご覧になれば迫力に吸い込まれるような気分になると思います。担ぐ側としても大勢の方に見ていただくとより一層燃えて気合いが入ります。一人でも多くの方にお越しいただければ幸いです。

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