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木古内町 寒中みそぎ

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:HBC 北海道放送
放送
:2/10(日) 16:00〜16:55

ダイドードリンコスペシャル

厳寒!荒行!4つの魂。 ~木古内、寒中みそぎ祭り~

木古内町 寒中みそぎ

冷たいどころか、“痛い”とまで言われる厳寒期を迎える北海道の1月。その寒さの中183年前から毎年、豊漁豊作を祈願して行われているのが、道南の木古内町の「寒中みそぎ祭り」。地元を中心に、選ばれた4人の若者、いわゆる行修者(ぎょうしゅうしゃ)は、佐女川(さめがわ)神社に2日間籠り、昼夜を問わず氷点下の寒風に裸体をさらして冷水を浴びる“水ごり”を繰り返します。
濡れた体をタオルで拭くと、切れてしまうほど皮膚は凍てつき、後ろから丸太で殴られるような衝撃…。そして3日目に、行修者たちはそれぞれ御神体を抱き、荒波舞う津軽海峡に飛び込んで、海水で御神体を洗い清めるという“海水沐浴”を行い、地元の人々のために祈ります…。

祭り紹介

  • 祭り写真館

木古内町 寒中みそぎ

天保2年(1831年)から伝わる伝統神事です。「行修者」と呼ばれる4人の若者が、毎年1月13日から佐女川神社にこもり、厳寒の中で何度も冷水を浴び鍛錬を行います。そして15日に極寒の津軽海峡に面したみそぎ浜にて、別当・稲荷・山の神・弁財天の4体の御神体を潔め、1年の豊漁豊作などを祈願します。

開催日
1月13日~1月15日※毎年同日
場所・アクセス
北海道上磯郡木古内町 佐女川神社・みそぎ浜

■ 空路
羽田空港~函館空港 約80分/中部国際空港~函館空港 約85分/関西国際空港~函館空港 約180分/新千歳空港~函館空港 約40分函館空港からバスで20分「函館駅前」下車後、函館駅よりJR江差線「木古内」下車

■ 電車
JR江差線「木古内駅」下車、徒歩5分

■ 車
札幌より約5時間/函館より約1時間
お問い合わせ
木古内町寒中みそぎ祭り
01392-2-2135

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

歴史183回の開催を数える日本最北の水ごり

シシゾウ:寒中みそぎ祭りは2013年には開催回数が183回を数えるそうですね。

門間さん:寒中みそぎ祭りが始まったと伝えられる天保2年(1831年)から現在に至るまで、厳格に古式にのっとって伝統が引き継がれており、佐女川神社は木古内町の氏神として江戸時代に創建されて以来、町民に厚く信仰されています。寒中みそぎ祭りでは、行修者と呼ばれる木古内町出身の若者4人がそれぞれ別当、稲荷、山の神、弁財天の各役を務め、2日間にわたる厳しい水ごりの修業を経て、3日目に神社に伝わる御神体4体を海水で潔める海中みそぎを行います。4人の行修者の中で一番ベテランが務める別当は、寒中みそぎ祭りの由来に登場する神社守を指しています。言い伝えによると、天保2年(1831年)1月15日の早朝、佐女川神社の神社守が夢のお告げに従い、神社の御神体を抱いて海中に入り、海水で潔めたところ、豊漁豊作の年になり、以後、海中みそぎが毎年行われるようになったということです。

シシゾウ:海で潔める御神体はどのようなお姿をしているのですか?

門間さん:古い木像で200年以上前のものと伝えられています。普段は神社の収蔵庫に納められ、一般には公開されていません。神社の神職以外でこの御神体に触れることができるのは行修者だけです。その行修者も2日間の水ごりの鍛錬を行うことで、ようやく触れることが許されます。行修者は水ごりのとき、寒さに耐えるためにさらしの布を口にくわえて歯をくいしばりますが、御神体の像に触れるときにも吐く息が直接かからないように、さらしを口にくわえるならわしです。

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みどころ頭に注がれる“ちょろちょろ”に脳天がしびれる

門間さん:寒中みそぎ祭りのみどころは、白い頭巾とふんどしのみを身に付けた4人の行修者が真冬の凍りつくような寒気の中、数時間おきに冷水を全身に浴びたり、冬の海に入って御神体を潔めるという荒行ぶりです。行修者たちが気丈に寒さに耐える姿は見る人に感動を与えます。
海中みそぎも神社のみそぎ場で行う水ごりも、行修者にとって厳しい鍛錬ですが、中でも経験者が「一番辛い」と口を揃えて言うのが、祭り2日目の14日夜、神社で最後に行う水ごりです。それまでの水ごりが木桶に汲んだ真水を背中に勢いよく浴びせかけられる華々しいものだったのと対照的に、この時は桶一杯分の水をちょろちょろと少しずつ頭頂に注がれます。時間にするとわずか1分弱ですが、頭の芯まで冷たさがしみわたり、脳天がしびれるような感覚になるそうです。背中に冷水を浴びる水ごりは棒で殴られたような衝撃を感じるということですが、それよりもさらに辛いというのですから、私たちの想像をはるかに越えた苛酷さのようです。

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注目ポイント4年間の集大成。別当役の行修者の気魄は圧巻

門間さん:行修者の任期は4年間で、1年目に弁財天、2年目に山の神、3年目に稲荷、4年目に別当の役を担当します。別当を担当した若者はその年で卒業になり、翌年は入れ替わりで新人が1名加わります。私が寒中みそぎ祭りで一番注目していただきたいのは、別当役の迫力です。3回の寒中みそぎを立派に務め、今回を務め上げれば卒業ということで水ごりに臨む気魄や貫禄は、後輩の3人を圧倒し、見ていて心を打たれます。1年目のときは水ごりと水ごりの合間の休憩時間中、寒さで体の震えが止まらなかったような若者でも、回を重ねるごとに心身ともにたくましくなっていき、4年目には後輩をいたわりつつ、しっかりリードするまでになります。私は長年、行修者を見てきましたが、めざましい成長ぶりに毎回感動を覚えます。見にいらしたご両親もご子息の立派な姿に胸がいっぱいになり、涙を流されますね。

シシゾウ:木古内町の皆さんにとって行修者は特別な存在なのでしょうか?

門間さん:非常に厳しい修行を行うということで町民からは一目置かれています。元々、人格的に素晴らしい人にお願いして務めてもらうのですが、行修者を経験することで人間的に一回りも二回りも大きく成長し、顔つきも立派になります。また、卒業してもOBとして現役の行修者を指導してくれるので、私たち関係者にとっては非常に頼もしい存在です。
寒中みそぎ祭りの主役を務める行修者ですが、ここ最近は木古内町の若者の人数が減っていることもあり、なり手を探すのが難しくなっています。2012年の寒中みそぎ祭りが終わった時点では、翌年の弁財天役のなり手は決まっていませんでした。幸い2013年に別当を務める若者が高校の同級生を推薦してくれ、快く承諾してくれたので伝統の火を絶やさずにすみました。毎年、次の年の行修者は見つかるだろうかとやきもきするのですが、土壇場になると引き受け手が現れるのは不思議です。これが伝統神事の重みというものなのかもしれません。

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ふるさと自慢平成27年の北海道新幹線の開通に期待大

シシゾウ:木古内町の最近の話題を教えてください。

門間さん:木古内町は現在、工事が進捗している北海道新幹線のルート上にあり、第一停車駅になる木古内駅が開駅されます。北海道新幹線の開業予定は2015年で、町民はそのときが来るのを心待ちにしています。交通の便が飛躍的に向上するので、他所から木古内町に来やすくなると思います。木古内町にお越しの際には、寒中みそぎ祭りの舞台であり、木古内町の氏神である佐女川神社にご参拝いただきたいと思います。神社の年中行事で全国的に有名なのは寒中みそぎ祭りですが、8月には神社最大の行事である例大祭が行われ、神輿が町内を巡行します。こちらも機会があればぜひご覧ください。

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メッセージ寒中みそぎの迫力を直に感じにいらしてください

門間さん:伝統神事である寒中みそぎ祭りを後世に守り伝えていくために皆様方のご支援ご協力をお願いいたします。できることなら一人でも多くの方に佐女川神社にお参りいただき、寒中みそぎ祭りをご覧いただきたいと思います。厳寒の中で行われる水ごりを実際にその場で見ると迫力があり、言葉が出なくなるくらい感動していただけることは間違いありません。寒中みそぎ祭りが行われるのは一番寒い時期で、日が暮れると気温が氷点下まで下がるので、温かい格好をしてお越しください。佐女川神社は高台にあり、冷たい風が強く吹きつけるので、風対策もしてこられることをお勧めします。

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