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厳島神社本開帳

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:ctc チバテレ
放送
:6/8(土) 19:00〜19:55

ダイドードリンコスペシャル

厳島神社弁財天本開帳 ~祭りは人生だ 人々の幸福な六十年~

厳島神社本開帳

千葉県の南東に位置する漁港の街、鴨川市。鴨川の漁港を出入りする漁船を見守るように弁天島厳島神社がある。2013年5月4日、ご本尊の弁財天像の御開帳が60年ぶりに行われる「厳島神社弁財天本開帳」。干支の巳年に60年ごとの本開帳、その中間の亥年の30年ごとに中開帳が執り行われてきた。鴨川の町と人々の歴史は弁天様と共に刻まれてきた。祭りの2日間、60年ぶりの御開帳を祝い、この地区独特の担ぎ屋台の若者が町中を練り歩く。そして、弁天様の御霊代を移した輿を担ぐ女神輿。
番組は、「弁天様と祭り」と共に生きてきた人々の暮らしを捉えながら60年に1度の大祭の2日間に迫っていく。

祭り紹介

  • 祭り写真館

厳島神社本開帳

千葉県南東部、鴨川漁港の沖合いに浮かぶ弁天島にある厳島神社のご本尊、弁財天(通称、弁天様)のご開帳で60年に一度の大祭です。鴨川漁港の卸売市場前から弁天島までの約250メートルの海上には漁船が並べられ、故事にのっとった神事が繰り広げられます。

開催日
60年に一度
場所・アクセス
千葉県鴨川市鴨川漁港周辺

■ 電車
JR「安房鴨川駅」より海岸通りを徒歩約10分

■ バス
高速バス「アクシー」で東京駅から安房鴨川駅まで2時間、以降徒歩

■ 車
館山自動車道「君津インター」より、房総スカイラインを経て鴨川有料道路を通り鴨川市内へ、鴨川有料道路から20分
お問い合わせ
鴨川市役所観光課
04-7093-7837

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

歴史30年ごとにお姿を現される厳島神社の弁天様

シシゾウ:厳島神社の創建は非常に古いそうですね。

仲澤さん:平安時代初期の承知年間(834~837年ごろ)に唐から帰国した慈覚大師が、布教で大浦地区に訪れた際、弁財天の像を自ら彫って安置したのが厳島神社の始まりとされ、以来、鴨川の漁業従事者に漁業、航海、財宝の神様として崇敬されてきました。現在のご本尊は、天保15年(1750年)に製作されたもので、気品をたたえた柔和なお顔に8本の手を備えた一面八臂の座像です。普段は公開されていないこのご本尊は昔から30年ごとにご開帳され、お姿を拝むことができます。干支でいう亥年と巳年がご開帳の年にあたり、亥年のご開帳は中開帳、巳年のご開帳は本開帳と呼ばれます。平成25年は巳年で本開帳の年になります。ご開帳が30年おきとスパンが長いので、地元の人間同士、ご開帳を何歳ごろに見たという話をすれば、隠していても年齢が分かります(笑)。私は今度の本開帳が人生3度目のご開帳になります。

シシゾウ:本開帳と中開帳は、どのような違いがあるのですか?

仲澤さん:実はこれといった違いはありませんが、本開帳は中開帳より盛大で立派にしようという気構えを地域の皆が持っています。そこが最大の違いといえます。

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みどころ約50隻の漁船を並べて橋にする、昔をしのばせる船橋

仲澤さん:厳島神社のご開帳の最大のみどころは、今ではほとんど見られなくなった船橋です。
船橋は、橋が架けられない川などに船を浮かべ、板を渡して橋の代わりにするもので、架橋技術が低かった昔は全国各地で見られました。厳島神社がある弁天島は、鴨川漁港の沖合にあります。現在は漁港の堤防と島の間に橋が架けられていますが、橋がなかった時代は船で渡るしかなかったため、ご本尊の渡御や参拝で人の往来が盛んになるご開帳のときには、漁船同士を横付けした状態で停泊させ、船と船の間に板をわたして橋代わりにしました。橋がなかった昭和28年(1953年)の本開帳は、強風が吹き荒れ、初日の夕方に船橋が壊れたため、ご開帳が中止になりました。陸続きになった現在、船橋を作る必要はなくなりましたが、昔からの伝統を尊重し、ご開帳の期間中、鴨川漁港から弁天島まで海上に漁船を並べ、船橋を作ります。大漁旗を掲げた漁船が50隻近く連なる光景は厳島神社のご開帳でしかご覧になれないと思います。

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注目ポイント弁天様の輿を担ぐ女性たちの雄姿

仲澤さん:ご開帳では、ご本尊の弁天様の御霊代(みたましろ)が輿(こし)に移され、厳島神社のお膝元の大浦地区を回ります。弁天様の輿を担ぐのは大浦地区の女性と昔から決まっています。ご高齢の方もご利益にあずかりたいからとわずかな時間でも輿に肩を入れられます。大浦地区は4つの地区に分かれていて、輿は地区から地区へバトンタッチする形で担がれるのですが、輿の受け渡しはスムーズにはいきません。渡す側は、次に弁天様が自分たちの地区に来てくれるのは30年後ということで別れを惜しんで渡すのをしぶりますし、輿を受け取る側は弁天様に来ていただきたいので早く渡せとなります。「渡せ渡さない」のやりとりを含め、女性たちが輿を担ぐ姿は、ご開帳のみどころのひとつになっています。

シシゾウ:弁天様の輿は、男性が担ぐことは許されていないのですか?

仲澤さん:道が狭くなっているところなど女性だけでは担ぐのが難しい場所は男性が手助けをしますが、担ぎ手の主役はあくまでも大浦地区の女性で、他地区の女性が担ぐことも許されていません。平成25年の本開帳をゴールデンウィークの開催にしたのは、就職や結婚で大浦地区を離れた女性たちが帰省して輿を担げるように、という配慮が大きいです。
男性が担ぐ神輿もあります。ご開帳の際は、大浦地区のもうひとつの氏神様である八雲(やぐも)神社の天王様(てんのうさま)と呼ばれる神輿をはじめ、四基の神輿が登場します。また、鴨川市指定文化財になっている「大浦の担ぎ屋台」も二基巡行します。全国的にも珍しいこの担ぎ屋台は、天保4年(1833年)の厳島神社の祭礼で初めて披露されたもので、9月に行われる鴨川合同祭にも登場します。太鼓と笛の奏者が4名乗り込み、総重量が1トンを超す屋台は船に見立てられ、勇ましく担がれます。そのため傷みも激しく、ご開帳の年に一基が新調されます。
ご開帳最終日の夕方、八雲神社に弁天様の輿、神輿四基、担ぎ屋台二基が集結し、クライマックスを迎えます。海を見下ろす高台にある神社境内まで、神輿や担ぎ屋台が階段を上っていくところは非常にみごたえがあります。

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ふるさと自慢弁天島をはじめ大小の島々が織り成す鴨川松島の絶景

シシゾウ:鴨川市でおすすめの特産物や観光スポットを教えてください。

仲澤さん:大浦地区の人間にとって弁天様がまつられている弁天島は大切な宝です。弁天島を含む鴨川漁港の沖合に浮かぶ大小7つの島と岩礁は、日本三景のひとつ、宮城県の松島に似ていることから「鴨川松島」と名付けられています。平成24年4月には、弁天島と鴨川漁港を結ぶ弁天橋の架け替え工事が完了し、手すりや階段が新しくなった橋から美しい海景を楽しんでいただけます。
鴨川市は昔から良質な米がとれる米どころとして知られています。特に長狭(ながさ)地区で収穫されるコシヒカリは「長狭米」として全国的に有名です。本開帳のときには、鴨川の特産物を販売する物産展が開催される予定です。

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メッセージ60年に一度ならではの盛り上がりを見せるので
ご期待ください

仲澤さん:60年前の本開帳は3日間でしたが、平成25年は2日間の開催で、盛りだくさんの行事が2日間に凝縮されるため、終日賑やかで大いに盛り上がると思います。昔から受け継がれてきたまつりごとを無事成功させなければいけないと、責任の重さをひしひしと感じています。後世に語り継がれる本開帳にするため、漁業関係者をはじめ役所、観光関係者、地域の皆が力を合わせて一生懸命がんばっております。多くの方にご参拝いただければ嬉しく思います。

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