トップページ
 > 祭り紹介 > これまで応援した祭り > 2012年 北海へそ祭り

これまで応援した祭り トップへもどる

北海へそ祭り

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:HBC 北海道放送
放送
:8月26日(日) 16:00~16:55

ダイドードリンコスペシャル

笑う“腹”には福来たる ~富良野・北海へそ祭り~

北海へそ祭り

爆笑、失笑の渦がマチを包み込む季節が今年もやって来ました。ここは、北海道を代表する観光地の富良野。広い北海道の中心標が立つマチでもあります。つまり、北海道の“へそ”というわけです。これを郷土芸能につなげて地域の発展、市民たちの絆を強くできないかと、43年前に誕生したのが何ともユニークな祭りでした。お腹に顔を描いて練り歩く「図腹踊り」。肥満体、やせ型など、どんなお腹であっても、へそが口にあたります。そこに描かれる顔は、どれも個性的で踊り手の動きによって様々な表情を作り出します。この祭りがあまりにも珍奇であるが故に様々な評価がありましたが、今や老若男女が音頭に合わせて踊る、“手作りの伝統行事”となっています。そこには美しい富良野の地をこよなく愛し、力強く生き続ける人々の姿と誇りがありました。

祭り紹介

  • 祭り写真館

北海へそ祭り

北海道の中心標が立つ富良野市で、北真神社(へそ神社)の例大祭として1969年から行われています。祭りの主役は、図腹(ずばら)踊り。お腹に顔を描いて人に見立てるユニークな踊りですが、原始林の開拓時に、心身の精気が集まる臍下丹田(せいかたんでん:へその下あたり)に力を入れ、大樹を切り倒して耕した精神を表しているといいます。

開催日
7月28日~7月29日※毎年同日
場所・アクセス
北海道富良野市新相生通り商店街特設会場

■新千歳空港から
・JR千歳線 新千歳空港~札幌:快速で約40分

■旭川空港から
・ふらのバス「ラベンダー号」利用:約1時間
※気候条件により、約1時間20分程度かかることもあります。

■札幌から
[JR]
・札幌~富良野 約1時間50分 (札幌~滝川 函館本線 特急「スーパーカムイ」利用:約50分 滝川~富良野 根室本線:普通で約1時間)
[バス]
・札幌~富良野 中央バス「高速ふらの号」利用:約2時間30分
※気候条件により、約2時間50分程度かかることもあります。

■旭川から
[JR]
・旭川~富良野 富良野線:普通で約1時間10分
[バス] ・旭川~富良野(旭川空港経由) ふらのバス「ラベンダー号」利用:約1時間30分
お問い合わせ
富良野市商工観光課
0167-39-2312

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

祭りのご紹介
歴史
みどころ
注目ポイント
ふるさと自慢
メッセージ
北海へそ踊り保存会 会長 原田 武(はらだ たけし)さん
「富良野は地理的に北海道の中心にある“へそ”の町で、へそにちなんだスポットが市内にいくつもあります。北海へそ祭りもへそにちなんだ祭りで、毎年7月28日・29日に開催しています。集客を考えて土日に行われることの多い最近の祭りですが、敢えて日程を固定しているのはへその町・富良野市民の祭りだという自負とこだわりです。」
北海へそ踊り保存会 会長
原田 武(はらだ たけし)さん
歴史

へその町の誇りから生まれた祭り

シシゾウ:北海へそ祭りは、いつごろ始まった祭りですか?

原田:富良野市は北海道のちょうど真ん中に位置しています。北海道地図を切り取って富良野のところに糸を通すと、きれいにバランスがとれます。市内の富良野小学校のグラウンドには、北海道の中心を示す「北海道中央経緯度観測標」、通称「中心標」があります。北海へそ祭りは、へその町・富良野を盛り立てるために始まりました。今から40年ほど前、地域おこしのためにへそにちなんで何かできないかということで「ヘソ三羽ガラス」と並び称される地元の商工関係者の3人が中心になって考案したのが「へそ踊り」と「へそ音頭」でした。へそ踊りは関西地方に伝わるおなかを出して踊る腹踊りをヒントにしており、民謡調のへそ音頭にのって踊るものです。
第1回の北海へそ祭りは、昭和44年8月15日に開催されました。記録によると290名が踊り手として参加しましたが、恥ずかしいからとおなかを出して踊ったのはたった11名でした。第2回は地元のテレビ局に取材されたことで、一挙に祭りの知名度が上がり、第3回は観客が8000人、第4回は1万人、第5回は1万3000人と回数を重ねるごとに盛況になり、踊り手も増えていきました。昭和49年の第6回には、へそ神社と私たちが呼んでいる北真(ほくしん)神社が創建され、以後、北海へそ祭りは北真神社の例大祭という形をとるようになりました。平成3年の第23回には富良野を舞台にしたテレビドラマ『北の国から'92巣立ち』のロケが行われ、全国に祭りのことが知られ、より一層盛り上がりをみせ、今では約7万人の観光客が訪れる北海道の夏を代表するイベントになりました。平成24年は44回目の開催になります。


シシゾウ:へそ踊りは扮装が非常にユニークですね。

原田:へそ踊りは図腹(ずばら)スタイルで踊るのが基本です。図腹というのは、裸のおなかに直接ポスターカラーで目・鼻・口を描いて人の顔に見立てるものです。ちょうど人の身体の胸が目、おへそが口になり、おなかをくねらせると描いた顔がいろいろな表情を見せます。直接おなかに描かない場合は、無地のTシャツに顔を描きます。踊り手の顔と手は大きな筒状の笠をかぶって隠し、腰にはつくりものの腕のついたはっぴを着付けます。「踊りたいけど図腹はちょっと…」という方は浴衣で参加してもいいことになっています。

TOPへ
みどころ

路上でパフォーマンスする愉快な顔、顔、顔

原田:北海へそ祭りでは2日間にわたって、へそにちなんだ様々な催しが行われます。メインイベントは28日と29日の夜7時から8時にかけて行われる「へそ踊り大会」で、へそ踊りのチームが富良野市のメインストリートをへそ音頭の“ハアーまんなか、まんなかのどまんなかヨ”の調べにのって踊り歩きます。
へそ踊り大会に出場するチームは2日間で約100チーム、人数にすると3000~4000人になります。中心になるのは富良野市内のチームですが、へそ踊りのファンは道内各地にいて市外からの参加も多いです。自社のPRを兼ねて参加する企業チームも少なくありません。毎年出場の富良野プリンスホテルのチームや陸上自衛隊上富良野駐屯地のチームなどは踊り手が100名を超す規模で、名物チームになっています。へそ音頭に合わせて隊列を組んで踊るという基本ルールを守りさえすればどういう演出をしてもかまわないので、各チームとも目立とうとそれぞれ工夫をこらします。大型の山車を出して観客を大いに湧かせるチームもあります。


シシゾウ:へそ踊り大会はコンテスト形式で行われるそうですね。

原田:28日と29日の両日とも踊りの審査が行われ、最も優れた団体にへそ大賞をはじめ、キッズ賞や個人賞などいくつかの賞が授与されます。賞の選考は、図腹のデザインなどの芸術性、踊り、チームワークなどが総合評価されます。最近は観客の方を楽しませようということで仮装大会化の傾向が見られます。また、振付も日本舞踊の藤間流の先生につけていただたいものがベースにありますが、自由に踊っていいということで、サンバ調やよさこい調にアレンジするチームが出てくるなど、バラエティに富んでいます。以前、図腹は男性がするもので、女性は浴衣で踊るのが普通でしたが、最近は図腹で踊る女性が出てきたり、女性チームがへそ大賞をとったりと、女性の活躍がめざましいです。

TOPへ
注目ポイント

へそ踊りは見て楽しい、参加すればより楽しい

原田:へそ踊り大会の会場はJR富良野駅近くの相生(あいおい)通りで、約250mの区間をチームごとに踊り手たちが4列ないし5列の隊列を組んでパレードします。観客の皆さんは通りの両側からご覧いただく形になります。いい場所で見ようと4時間前くらいから会場に来て場所取りをする方もいます。いい場所で見ようと思えば開始2時間前にいらっしゃれば見やすい場所を確保できると思います。
へそ踊り大会は見て楽しむだけでなく参加もできます。例年、2日間を通じて200人近い方が一般参加されます。一般の方の飛び入り参加は当日、会場で受け付けます。衣装の笠と法被は無料で貸し出しをしますし、図腹を描いてほしいという方のために市民ボランティアの絵師が数十人待機しています。手軽に参加したいという方のために、顔を大きくプリントしたオリジナルTシャツも販売されているので、それを着て参加していただいても結構です。Tシャツは人の顔だけでなく人気キャラクターの顔が入ったものなどもあるので、おみやげにもぴったりだと思います。
富良野市内にはリゾートホテルなどの宿泊施設がいくつもあります。祭り当日、富良野にお泊りいただき、宿に泊まった者同士で踊りのチームを組んでへそ踊りに参加するという体験型ツアーも企画されていて、大変好評です。

TOPへ
ふるさと自慢

グルメ、自然、ロケ地巡りなど
楽しい体験がいっぱい

シシゾウ:富良野市でおすすめの特産物や観光スポットを教えてください。

原田:富良野の魅力は食、自然、観光などいろいろな体験ができるところです。北海へそ祭りの時期は特産のメロンが一番おいしい時期なので、メロンを半分に割って大きなスプーンで豪快に食べていただきたいです。富良野はカレーの町としても有名で、市内の各店では「うちは白いカレー」「うちはスープカレーだ」と、味と個性を競い合っています。ご当地グルメとして最近注目を浴びているのはカレーライスの上にオムレツをのせた「富良野オムカレー」で、食べ歩きマップも作られています。昨年は兵庫県姫路市で開催されたB級グルメの祭典「B-1グランプリ」にも出場しました。富良野はワインの町でもあるので、富良野産のワインもおおいに楽しんでいただきたいです。
自然体験では各種アウトドアの体験プログラムが豊富です。最近人気なのは空知川(そらちがわ)のラフティングで、子どもから大人まで安全に川下りを楽しめます。北海へそ祭りの開催は夏休み中ですので、富良野の大自然の中で家族のふれあいを楽しんでいただくというのもおすすめです。観光では、富良野が舞台のテレビドラマの『北の国から』のロケ地巡りもできます。北海へそ祭りにお越しの際は、へそ踊りと食と自然を体験し、へそにちなんだお菓子やグッズをおみやげにしていただきたいと思います。

TOPへ
メッセージ

へそは絆の根源 富良野市民は
絆と交流を大切にしています

原田:へそは親と子の絆の根源です。北海へそ祭りは親子の絆、富良野市民同士の絆、そして富良野を訪れる観光客と市民との絆、この3つの絆と交流を大切にしています。その精神は富良野市民に浸透していて、他所からいらっしゃるお客様を温かく迎えるために皆で祭りを盛り上げようという雰囲気が強く、7月に入るとへそ踊りの練習で市内のあちらこちらからへそ音頭の太鼓が聞こえてきます。市民が一丸となって万全の準備をしてお待ちしていますので、空気と水がおいしく、人も魅力的な富良野にぜひお越しください。

TOPへ
  • 日本の祭り 名産品
  • 祭り写真館
  • 祭りカレンダー
  • 注目の祭り
  • 吉村作治先生の祭り考察
  • ダイドードリンコ日本の祭りチャンネル
  • DyDo online shop
  • 日本の祭りボード 日本の祭りに関する発言はこちらへ!

日本の祭りポスターをプリントしよう!

ダイドードリンコは「NPO(特定非営利活動法人)日本の祭りネットワーク」に加盟しています。