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青森ねぶた祭

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:ATV 青森テレビ
放送
:2011年8月21日(日)16:00~16:54

ダイドードリンコスペシャル

ねぶた部 担ぐ! ~青森ねぶた祭~

青森ねぶた祭

日本を代表する火祭り「青森ねぶた祭」。勇壮な大型ねぶたに交じって毎年「担ぎねぶた」が練り歩きます。ねぶたは今でこそ台車に載せて曳きますが、かつては人が担いで運行していました。この担ぎねぶたを部活動で製作しているのが青森工業高校。全国でただ一つのねぶた部では、部員が担ぎねぶたを製作、囃子を練習し祭りに参加しています。番組では青森工業高校ねぶた部に密着。数ある部活動からねぶた部を選んだ部員たちの、ねぶたへの思いとは?ねぶた製作を軸に生徒たちが祭りやイベントで一つになる瞬間を追います。学校に、生活に、当たり前のようにねぶたが存在する青森の高校生の姿を伝えます。

祭り紹介

  • 祭り写真館

青森ねぶた祭

骨組みに和紙を張り、色を施した巨大灯篭人形の「ねぶた」。その「ねぶた」をダイナミックに操る曳き手たち、太鼓や笛を奏でる囃子方、独特の浴衣と花笠に身を包み「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声に合わせ、踊り跳ねる跳人(はねと)。これらが三位一体となり国内外の観光客を魅了する、躍動感あふれた日本を代表する火祭りです。

開催日
8月2日~8月7日 ※毎年同日
場所・アクセス
青森県青森市
・JR東北本線 青森駅より徒歩5分
お問い合わせ
青森観光コンベンション協会
017-723-7211

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

あおもり市民ねぶた実行委員会 会長 高橋 俊勝さん「青森は昨年末の東北新幹線全線開業で盛り上がっています。例年以上に、祭りを見に来られる方が多いと思うので、皆さんの期待に応えられるねぶたにしたいと関係者一同、心に期しています。」

【歴史】時代につれて大型化 東北随一の祭りに成長

シシゾウ:青森ねぶた祭が現在の形になったのはいつごろですか?

高橋:七夕の灯籠流しから始まったといわれる青森ねぶた祭は、重さ約4tという巨大な灯籠人形のねぶた22台が青森市の中心市街を運行します。私は青森市の旧市街に生まれ育ったので、小さいころからねぶたを見てきましたが、私が子どもだった約60年前には今のように企業などがスポンサーとして参加する大型ねぶたはなく、町内のねぶた好きが集まって作った、今のものより小ぶりなねぶたが中心でした。私の生家のすぐ前には町内のねぶたを作るねぶた小屋があり、皆で作ったねぶたで町内を練り歩いたものです。戦後の復興を経て、世の中の景気が良くなり、観光要素が強くなるにつれて、ねぶたはどんどん大型化していき、現在のように全国の皆さんに知られる祭りになっていきました。

シシゾウ:あおもり市民ねぶたは2011年の今年、10周年を迎えられるそうですね。

高橋:あおもり市民ねぶたが、大型ねぶたの一員として初出陣したのは2002年でした。当時、世の中の景気が悪くなり、それまで24~25台出ていた大型ねぶたの中で参加をとりやめるところがいくつもでてきました。このままでは大型ねぶたが20台を割り、祭りが盛り上がらなくなるのではないかと危惧されていたちょうどそのころ、私を含め、既存のねぶた団体にいた人たちの間で、市民が参加する市民のためのねぶたを新たに作ろうという話が持ち上がり、あおもり市民ねぶたが誕生しました。以後、現在の22台を台数の上限にするということで新しい団体はできていないため、大型ねぶたを出す22団体の中で、あおもり市民ねぶたは一番若い団体です。2番目に若い団体でも30年近いキャリアがあるので、今年10年目を迎えるといっても私たちはまだまだ、ほかの団体と比べると子どもみたいなものですね。

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【みどころ】若いパワーがほとばしる、あおもり市民ねぶた

シシゾウ:出陣したねぶたは賞を競いますが、どういうところを見て評価・採点されるのですか?

高橋:ねぶたはねぶた本体とねぶたの周りで踊り跳ねる跳人(はねと)と曳き手たちによる運行、笛と太鼓と鉦の囃子方の3拍子がそろっていることが大切です。ねぶた大賞をはじめとする各賞を決める際にも、ねぶた本体、運行、囃子方の3つが採点基準になっています。その中で最も点数配分の高いのはねぶた本体で、全体の60%を占めています。長年、ねぶたを見ていると、良いねぶたは一目で分かるようになります。受賞するねぶたはやはり表現、構図、色彩などすばらしいです。
基本的にねぶたは2体の人形で構成されます。2体のうち、1人は口を開けてもう一方をカッとにらみつける阿形(あぎょう)、もう1人は口を閉じて、相手のにらみをしっかと受け止める吽形(うんぎょう)という阿吽(あうん)の組み合わせになっています。歌舞伎でいうところの"見栄"を切っているポーズで、これを生きているように動かすことで、迫力を演出するわけです。

シシゾウ:2010年のあおもり市民ねぶたの運行を振り返っていかがでしたか?

高橋:あおもり市民ねぶたの2010年のねぶたは三国志演義(さんごくしえんぎ)「呂布(りょふ)と董卓(とうたく)」という題名で、中国の三国志に登場する最強の武将呂布と、暴虐非道な董卓との対決を描いたものでした。全体の構図や色彩など、あおもり市民ねぶたの歴代のねぶたの中で一番といってもいいできだったのではないかと思います。制作したのは4年前からあおもり市民ねぶたを手がけてくれているねぶた師の京野和鴻(きょうのわこう)さんです。京野さんは30代でねぶた師の中では若手に入るのですが、一年一年の成長が著しくて頼もしい限りです。
現在、大型ねぶたの制作で活躍するねぶた師の大半が60代と高齢化している上に、次に続く世代がほとんど育っていません。ねぶたの未来を考えると、伝統を引き継ぐねぶた師を育てていかなければなりません。あおもり市民ねぶたが、次代のねぶた師育成の一端を担えればいいなと思っています。

シシゾウ:ねぶたの後継者の育成ということでは、囃子方の子どもたちを育てる「あおもり市民ねぶた囃子育英会」も主宰していますね。

高橋:あおもり市民ねぶた囃子育英会は2009年に発足しました。大型ねぶたに囃子方として参加したいという子どもたちは多いのですが、参加する機会が中々ないのが現状です。だったら、あおもり市民ねぶたが、大人と一緒に合同運行する機会を子どもに与えてあげることで、その子どもたちの中から将来のねぶたを背負って立つ人材が育っていってくれればいいなと考えました。
現在、囃子育英会に所属する子どもは約30名います。運行本番では、子どもたちの自主性を育むために、子どもたちはねぶたの前、大人の囃子方はねぶたの後ろと、完全に分かれて演奏します。子どもたちの囃子の太鼓には、知らない方でも分かるように、あおもり市民ねぶた囃子育英会と書かれた垂れ幕をかけているので、ご観覧の際にはぜひ注目してあげてください。子どもとはいえ、囃子の腕前は大人顔負けですよ。

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【注目ポイント】2011年のねぶたは満を持して「馬」が登場

シシゾウ:2011年のあおもり市民ねぶたのみどころはどこでしょうか?

高橋:あおもり市民ねぶたの2011年のねぶたのテーマは「項羽(こうう)の馬投げ」です。昨年と同じく、中国の歴史から題材を取っています。武将の項羽が合戦で敵方の馬を持ち上げて敵陣に投げ込んだという有名なエピソードで、これまでに何度もねぶたに取り上げられてきた人気の題材です。今年も制作を担当してくれる京野さんは、馬を得意とするねぶた師の一門です。京野さんの師匠の師匠になる伝説のねぶた師、鹿内一生(しかないいっせい)さんは"馬の鹿内"といわれたほどの名人でした。そのため、京野さん自身も以前から馬を作ってみたいという気持ちが強く、大型ねぶたを手がけて5年目になる今年、念願の題材に取り組めるということで、これまで以上に気合が入っています。私たちメンバーも今からねぶたの完成をとても楽しみにしています。いいねぶただと曳き手、跳人、囃子方も意気が上がります。いい運行をして、10年の歴史で初となる入賞を果たし、入賞した5団体だけが参加できる最終日の海上運行を皆で経験したいですね。

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【ふるさと自慢】ねぶたミュージアムの

シシゾウ:青森市でおすすめの特産物や観光スポットを教えてください。

高橋:今年1月5日に青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」がオープンしました。館内にある「ねぶたミュージアム」は、ねぶたの歴史からねぶたの制作工程、ねぶたの構造まで、青森のねぶたの全容を分かりやすく紹介しています。"ねぶたの海"をイメージしている展示ホールは、まさにねぶた尽くしで、その年出陣した大型ねぶたの中から選ばれた5台が1年間展示されています。また、現在活躍中のねぶた師の方々が制作したねぶた面も展示されていて、見比べるとそれぞれの作風の違いがよく分かっておもしろいと思います。
館内のショップでは、青森の特産品と一緒にねぶたグッズも販売されています。私のおすすめは、現在第一線で活躍するねぶた師の方々直筆のねぶたの原画や色紙です。他では手に入れることのできない希少なものなので、お好きな方は要チェックです。

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【メッセージ】いい結果を出して、10周年を飾りたいです

高橋:昨年12月に東北新幹線が全線開業して、今年は例年以上にお客様が来てくださると思います。ご覧になったお客様に"やっぱり青森のねぶたはすごいな"と思っていただけるよう、立派なねぶたをお見せしたいです。
あおもり市民ねぶたとしては、今年結成10年というひとつの節目を迎えますので、いい結果を出して、次の11年目にいい形でつなげていければと思っています。
あおもり市民ねぶたでは、運行を盛り上げてくださる跳人の方を募集しています。跳人には決められた衣装があって、上から下まで全部自前でそろえようとするとけっこうお金がかかるのですが、あおもり市民ねぶたでは、足袋とぞうり以外の衣装を無料でお貸しします。祭り当日の申し込みも大歓迎ですので、夏の思い出に私たちと一緒に気持ちのいい汗をかきませんか。

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