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山鹿灯籠まつり

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:熊本放送 RKK
放送
:2010年9月5日(日)16:00~16:54

ダイドードリンコスペシャル

宵に舞う千の灯り ~山鹿灯籠まつり~

山鹿灯籠まつり

和紙でできた金灯籠を頭に載せ、浴衣姿の女性が「よへほ節」に合わせて舞う様は「優雅」という表現がぴったりだ。山鹿灯籠まつり最大の見せ場では、千人の舞い手が幾重にも円を描き、幽玄の世界をかもしだす。踊り手をはじめ、地方、歌い手など祭りの参加者はほとんどが女性だ。灯籠師の半数も、灯籠の材料になる和紙を漉くただ1人の職人も女性。いまや「山鹿灯籠まつり」は女性がいなければ成立しない祭りと言っても過言ではない。しかし、祭りの古い写真に踊る女性は写っていない。600年の伝統を誇る祭りは、ある時点で「男の祭り」から「女の祭り」へと変貌することになったのだ。しかし、その事情を知る人々は長い間沈黙していた。そこには祭りを絶やすまいと東奔西走した人々の願いがこめられていた。

祭り紹介

  • 祭り写真館
  • 参加者写真

山鹿灯籠まつり

8月15日の「奉納灯籠の飾り付け」で幕を開ける山鹿灯籠まつり。しっとりと優雅に舞う女性の頭には金灯籠。よへほ節の調べにのせて、ゆらりゆらりと灯りがゆれる「千人灯籠踊り」の幻想的な美しさに惹きこまれ、大宮神社に奉納される「上がり灯籠」でまつりはフィナーレを迎えます。

開催日
8月15日~8月16日 ※毎年同日
場所・アクセス
熊本県山鹿市市街地周辺
・JR鹿児島本線 玉名駅よりバスで50分
・JR鹿児島本線 熊本駅よりバスで80分
・阿蘇くまもと空港より車で50分
お問い合わせ
山鹿市観光課
0968-43-1579

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

【歴史】約600年の歴史を持つ山鹿灯籠、第十二代景行天皇にゆかりの祭り 大宮神社 宮司 杉谷博康さん「神さまに捧げるために生まれた山鹿灯籠を奉納する神事です。暗闇に浮かぶ灯籠の明かりは情緒満点です。」

シシゾウ:山鹿灯籠まつりはいつごろ始まったのですか?

杉谷:山鹿灯籠は九州をご巡幸の第十二代景行(けいこう)天皇が山鹿の地を訪れられたとき、濃い霧が立ち込めて先にお進めになれなかったのを、山鹿の里人が松明を持ってお迎えしたことに由来します。天皇が御滞在された仮御所あとに天皇をおまつりし、松明を奉納していましたが、室町時代になり松明に代えて山鹿灯籠が奉納されるようになりました。

シシゾウ:山鹿灯籠はどういう灯籠ですか?

杉谷:山鹿灯籠は神さまに奉納するために生まれました。普通、灯籠と言えば、枠になる部分は木や金属で作るのが一般的ですが、山鹿灯籠に使われるのは和紙と糊だけです。ほかの材料を使うと山鹿灯籠とは呼べません。おそらく山鹿で和紙の原料のコウゾがとれ、紙漉(す)きが盛んに行われていたことと関係しているのではないでしょうか。
山鹿灯籠には種類がいくつかあります。灯籠踊りのときに頭にのせる金と銀の紙で作られた金灯籠(かなとうろう)、全国の著名な神社を模した宮造り灯籠、2階建ての日本家屋と離れを組み合わせた座敷造り灯籠、矢つぼや鳥かごを模した灯籠などが主なものです。灯籠を作る灯籠師(とうろうし)は現在6名いらっしゃいます。山鹿灯籠は細工が細かいだけに、宮造り灯籠ひとつを製作するのに300時間から350時間はかかるそうです。
【みどころ】夜暗に浮かぶ灯籠の幽玄な明かり

シシゾウ:山鹿灯籠まつりのみどころはどこですか?

杉谷:祭りの由緒から言っても、是非ご覧いただきたいのは、各奉納団体がこの日のために灯籠師に依頼して作った山鹿灯籠を、16日深夜に御神前に奉納する「上がり灯籠」です。これを見ないと山鹿灯籠まつりを見たことにはなりません。
昨年、大宮神社に奉納された灯籠は25基です。奉納される灯籠で最も多いのは宮造り灯籠です。過去には京都の金閣寺や沖縄の首里城の灯籠が作られて奉納されたことがあります。灯籠の形は毎年変わるので、どんな形の灯籠が奉納されるのかを見るのも楽しみのひとつです。

シシゾウ:灯籠の奉納はどのように行われるのですか?

杉谷:15日の昼、奉納される灯籠は各町内で専用の台に飾り付けられます。16日の夜になり奉納の時間が近付くと、町の男たちは台ごと灯籠を担ぎ、「ハーイとうろう」の掛け声をかけあいながら神社を目指します。奉納の順番は基本的に神社から遠い町から先に行いますが、一番最初に奉納する一番灯籠は上市町(うえちまち)と決まっています。はっきりした理由は分かりませんが、古代に山鹿城という城があったことと関係しているのではないかと言われています。なお、上市町の一番灯籠だけは先導として太鼓と金灯籠を頭にのせた女性が弾く三味線の道楽(みちがく)がつきます。
神社の鳥居をくぐり、参道の石段を上がり拝殿前に着いた灯籠は、献灯の式のお祓いを受け、その後、神社裏手にある大宮公園に全部並べられます。全ての灯籠が勢揃いすると、和紙を通した柔らかい明かりが暗闇に浮かび上がり、辺りは幽玄な雰囲気に包まれます。この情景がこの祭りの一番の見せ場だと思います。
なお、昨年までは一番灯籠の奉納が17日の0時に始まっていたのですが、今年から時間を2時間繰り上げて夜10時から行いますので、より多くの方にご覧いただけるのではないかと思います。
【注目ポイント】揺らめく明かりを頭にいただいて踊る灯籠踊り

杉谷:灯籠踊りも、この祭りの大きなみどころのひとつです。灯籠踊りは、金灯籠を頭にのせた女性が山鹿に伝わる「よへほ節」に合わせて踊る、ゆったりとした優雅な踊りです。15日の夕刻、祭りの幕開けとして灯籠踊り保存会による踊りが大宮神社で奉納されるのを皮切りに、灯籠踊りは町の通りなどいろんなところで踊られます。最大の見せ場となるのは16日に神社そばの山鹿小学校グラウンドで行われる「千人灯籠踊り」です。文字通り千人近い女性が大きな円を幾重にも作って踊ります。ゆるやかに踊る女性たちの頭上でゆらゆら揺れる灯籠の明かりが幻想的な雰囲気を醸し出し、一見の価値があります。千人灯籠踊りの他にも、景行天皇を松明でお迎えした故事を再現する松明行列や山鹿太鼓の演奏、少女灯籠踊り、子ども神輿なども行われます。
千人灯籠踊りの踊り手は、基本的に山鹿市民の女性です。ただ、踊りに参加したいという市外の希望者が非常に多いため、平成6年から市外参加者枠を設けて、事前に3回の練習会に必ず参加していただく条件で踊りに参加していただけるようにしています。遠方では東京から参加される方もいらっしゃいますよ。
【ふるさと自慢】美肌の湯に八千代座と、みどころが満載

シシゾウ:山鹿市で杉谷さんのおすすめの観光スポットや特産物を教えてください。

杉谷:一番のおすすめは温泉です。見た感じは無色無臭ですが、入るとぬるっとした感触のある非常に泉質のいいお湯です。肌に良いということで女性の方には特に人気です。家族で入れる家族湯や立ち寄り湯も整備されていますので、お越しの際にはぜひご利用ください。山鹿には今年建設100周年を迎えた芝居小屋の八千代座や古代人が壁画を描いた装飾古墳、古代の山城鞠智城など、みどころが多く、全てを見ようとすれば1日では回りきれないくらいです。山鹿灯籠まつりで奉納された灯籠をご覧になりたければ、大宮神社の燈籠殿(とうろうでん)という施設で展示しています。1年間展示された灯籠は希望者に払い下げという形でお譲りしていますので、ご興味のある方はいかがでしょうか。また、灯籠もなかや灯籠せんべいといったお菓子はお土産におすすめです。
【メッセージ】山鹿ならではの温かいおもてなしの心でお迎えします

杉谷:山鹿はおもてなしの心に溢れたところです。国の重要文化財であり全国的に有名な芝居小屋の八千代座にしても、裕福な山鹿の商家の人たちが、お客様をもてなすためにお金を出し合って建てたものです。山鹿の人はシャイで自分から進んで世話を焼くタイプではないのですが、お世話をしたいという気持ちは人一倍持っていますので、何かあったら遠慮なく声をかけてください。山鹿ならではの温かいおもてなしの心と地方都市ならではのゆったりした雰囲気とを味わっていただければと思います。
参加者写真
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