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日本三大火祭り 須賀川の松明あかし

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:テレビユー福島 TUF
放送
:2010年12月8日(水)19:00~19:54

ダイドードリンコスペシャル

須賀川松明あかし ~魂の炎~

日本三大火祭り 須賀川の松明あかし

400年以上の伝統を誇る福島県須賀川市の「須賀川の松明あかし」。
毎年11月の第2土曜日。長さ10メートルの大松明が街を練り歩き、人びとは手に小さな松明を持って山に登ります。30本もの松明に一斉に火が放たれると、夜空に燃え上がる炎が街をこうこうと照らし出します。須賀川の人々にとっては冬を迎える前の大切な祭り。須賀川の街は祭りの準備などで次第に活気づき、学校でも松明作りが始まります。須賀川の人にとってなくてはならない年中行事となっています。しかし、その祭りの起源を遡ってみると以外にも歴史に密着したいわば弔いのお祭りでもありました。須賀川の人々が灯す松明は420年前のある出来事をきっかけに、今なお夜空を焦がす火祭りとなったのです。番組では、松明あかしにかける街の人々の情熱と、戦国の世に由来する祭りの原点を探ります。

祭り紹介

  • 祭り写真館
  • 参加者写真

日本三大火祭り 須賀川の松明あかし

400余年の伝統を誇る「須賀川の松明あかし」は、毎年11月の第二土曜日に開催されています。当日は長さ10m、重さ3tもの大松明を威勢のいい若衆150人が担ぎ出し、町を練り歩きます。そして夕闇がせまるころ、五老山に建てられた大松明、姫松明、約30本もの本松明に次々と点火され、晩秋の夜空を焦がします。

開催日
11月第2土曜日
場所・アクセス
福島県須賀川市翠ケ丘公園内五老山
・JR須賀川駅より路線バスで約10分
・東北自動車道須賀川ICより約5分
お問い合わせ
須賀川市観光交流課
0248-88-9144

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

【歴史】炎上した須賀川城の城主と家臣を弔う鎮魂の火祭り 松明をもりたてる会 会長 佐藤貴紀さん「非常に勇壮かつ豪快で、従来の松明のイメージを覆す祭りだと思います」

シシゾウ:須賀川の松明あかしはいつごろ始まったのですか?

佐藤:421年前の天正17年(1589)、戦国大名の伊達政宗は須賀川城に攻撃を仕掛けました。そのときの須賀川城主は二階堂盛義(にかいどうもりよし)の未亡人、大乗院(だいじょういん)で、伊達政宗の伯母にあたる方でした。二階堂家を守るため、須賀川の臣民は押し寄せる伊達政宗の大群に立ち向かいましたが、須賀川城の中いた伊達政宗の内通者が、城本丸の風上にあった二階堂家の菩提寺・長禄寺に火をかけ、その火が城にも燃え移り、城は炎上し、落城しました。この戦いで命を落とした人々の霊を慰めるため、大松明を燃やすこの祭りが行なわれるようになったということです。

シシゾウ:奉納される松明はどういうものですか?

佐藤:祭りのメインとなる大松明は高さ10m、直径2m、重量約3tという巨大なものです。桶を作るときのように竹製のタガに竹をくくりつけた骨組みの中には乾燥させたカヤが詰め込まれ、外側はむしろでくるまれています。大松明と対になる高さ7m、直径1mの姫松明もあります。この大松明と姫松明は、市民有志によって結成された『松明をもりたてる会』で制作から搬入や設置の指導、点火までを行います。そのほかに地元の企業や学校から高さ6~8m、直径約1mの本松明が30本近く奉納されます。
【みどころ】五老山山頂は一面の火の海

シシゾウ:須賀川の松明あかしのみどころはどこですか?

佐藤:大松明を筆頭に、会場に林立する巨大な松明が天を焦がす勢いで燃え盛るところです。奥州須賀川松明太鼓保存会が打ち鳴らす、勇壮な松明太鼓も雰囲気を盛り上げます。初めてご覧になる方は規模の大きさにびっくりされると思います。松明の火のそばに行くと風邪をひかないという言い伝えがあります。山頂は寒いですが、近くで見ていると熱気が伝わってきて暑いくらいです。

シシゾウ:大松明にどのようにして点火するのですか?

佐藤:点火は夕方6時半と決まっています。松明に点火されるのは御神火で、須賀川城本丸跡に建つ二階堂神社から奉受されます。足に自信のある20名ほどで御神火隊(ごしんかたい)を結成し、 オリンピックの聖火リレーのトーチのように町中を一巡して、御神火を会場まで運びます。会場に到着した御神火は御神火台に移され、そこから松明に順々に火がつけられていくという形になります。 最初に点火されるのは大松明です。『松明をもりたてる会』の会員の中から選ばれた男性1名が大松明によじ登ります。針金で手足をかけるところはあるものの、非常に体力を使い、一番上に着くまでに10分近くかかります。てっぺんに辿り着いたら、松明の先にとりつけてある滑車とロープを利用して、火皿に載った火種を下から引き上げ、その火を自分が担いで上がった竹の点火棒に移し、松明に点火します。2番目に点火されるのは姫松明です。こちらは女性が点火します。女性の場合は梯子を使って上に登ります。大松明と姫松明に火がつくと、残りの本松明は風向きを見て風下から順番に火がつけられていきます。全ての松明に火がつくまで30分近くかかり、そこから約1時間半燃え盛ります。炎の競演が終盤にさしかかると、須賀川城の形をした仕掛け松明にも火がつけられます。

シシゾウ:松明にはいい燃え方と悪い燃え方があるそうですね。

佐藤:私たち『松明をもりたてる会』のメンバーは大松明が燃えているとき、単に炎を眺めているのではなく、松明がきれいに燃えているかどうかをチェックしています。きれいな燃え方というのは上から下へきちんと燃えていくことです。火が表面を走って飛び火して、途中からも燃え出してしまって松明が折れてしまったりするのは良い燃え方とは言えません。カヤの詰め方が悪かったんだろうかといったような反省をしながら来年はこうしようというふうに、祭りを見ながら既に頭の中は来年のことを考えています。
【注目ポイント】約3tの大松明を人力で担いで立てる!

佐藤:大松明と姫松明は、募集した男性女性合わせて約250名の担ぎ手によって、スタート地点の上北町(かみきたまち)集会所から祭り会場の五老山山頂までの約1kmを担がれて運ばれます。松明は大きいので、ワッショイワッショイと掛け声をかけながら神輿のように担ぎ棒で担ぐのですが、神輿と違い、担ぎ棒に松明を載せているだけなのでバランスを崩すと松明が転がり落ちてしまうのです。特に持ち上げたり降ろしたりするときには担ぎ手全員が息を合わせて行なう必要があります。
大松明と姫松明は会場に到着すると地面に設置されます。本松明の設置にはクレーンを使うのですが、大松明と姫松明は担ぎ手たちによって立てられます。まず、松明を立てる場所の地面に穴を掘り、その位置に松明を据え、担ぎ手たちが担ぎ棒を松明の側面にあてがい少しずつ押し上げていきます。ある程度松明が立ち上がったら担ぎ棒をつっかえ棒にして固定し、梯子なども使いながら皆の力を合わせて慎重に立たせていきます。約1時間近くかけて松明がまっすぐ立ったときには観客席から拍手が起こります。姫松明も女性が中心になって立てます。担ぎ手の方たちが力を合わせて頑張る姿と、松明が祭りの主役としてそびえ立っていくところは一見の価値があると思います。

シシゾウ:担ぎ手には誰でも応募できるのですか?

佐藤:担ぎ手は毎年募集しています。須賀川市民でなくても応募できます。応募にあたっては、須賀川市のホームページに9月から掲載される募集記事をご覧下さい。参加した方には記念品として手ぬぐいと木札が配られます。木札にはその年の干支のはんこが押されるので毎年参加してコレクションされている方もいらっしゃいます。
【ふるさと自慢】日本都市公園百選に選ばれた翠ヶ丘公園

シシゾウ:須賀川市で佐藤さんのおすすめの観光スポットや特産物を教えてください。

佐藤:祭り会場となる五老山は、福島県で唯一、日本都市公園百選のひとつに選ばれている翠ヶ丘公園内にあります。園内は東京ドームの約7倍と大変広く、桜、新緑、紅葉など四季折々の景観が楽しめます。国の名勝になっている須賀川牡丹園も須賀川市を代表する名所です。4月下旬から5月中旬にかけて満開の牡丹の花が楽しめます。
お土産品で私のおすすめは須賀川名物の「くまたぱん」です。ぱんと言いながらその正体は饅頭で、あんこがたっぷり入った薄皮の饅頭の外側に白砂糖がまぶされた素朴な味わいの甘いお菓子です。JR須賀川駅前にある庄司菓子店の特大どら焼き「大どら」、かみしめ屋の「松明絵巻」も名物で、須賀川を訪れる方のお土産としてはもちろん、地元の人々にも大変好まれています。
【メッセージ】火の粉が飛んでも構わない格好でいらしてください

佐藤:巨大な松明群が燃え盛る勇壮な光景はほかでは見られないと思いますので一度見に来てください。松明のそばでご覧になる場合は、風向きによって火の粉が飛び散ることがありますので汚れてもいいような服装でいらしてください。ナイロンなど化繊の服は危険ですので着て来ないでください。松明のそばにいると暑いくらいですが、少し離れた場所になると夜ということもあって寒いので温かい上着を用意して来られたほうがいいと思います。
参加者写真
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