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大國魂神社例大祭 くらやみ祭

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:東京メトロポリタンテレビジョン TOKYO MX
放送
:2010年5月29日(土)21:00~21:55

ダイドードリンコスペシャル

1000年の歴史を守る!府中くらやみ祭

大國魂神社例大祭 くらやみ祭

くらやみ祭の正式名は大國魂神社例大祭。1000年以上の長い歴史をもつ神事です。
くらやみ祭の名称の由来は、この祭りのメインの行事である神輿の渡御が夜に行われることに由来しています。神輿の渡御があるときには街中の灯が全て消され、真の暗闇の中で行なわれたということです。現在は夕方6時に神輿が神社を出発しますが、元々は夜中の12時に出発していました。なぜ夜に祭りが行なわれたかというと、尊い神様の姿を人間が直接見ることは許されないと信じられていたからです。
夜の暗闇の中で提灯の光を頼りに担がれる神輿は昼間とは違った雰囲気があり、目に見えないからこそ感じられるものもあります。神輿の担ぎ手たちと一体になった気持ちで神様を感じてみては。

祭り紹介

  • 祭り写真館
  • 参加者写真

大國魂神社例大祭 くらやみ祭

4月30日の品川海上禊祓式に始まり、5月6日の鎮座祭まで、期間中、古くからの格式や伝統にのっとった様々な行事や神事が行われます。5月5日に行われる神輿渡御では、八基の神輿が御本殿から御旅所へお移りいただく際、人目に触れないよう暗闇で行われた伝統を持ち、それが「くらやみ祭」と呼ばれている由縁となっています。

開催日
4月30日~5月6日※毎年同日
場所・アクセス
東京都府中市大國魂神社
・京王線 府中駅より徒歩5分
・JR南武線、武蔵野線 府中本町駅より徒歩5分
・中央高速 国立府中ICより10分
・調布ICより15分
お問い合わせ
大國魂神社
042-362-2130

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

【歴史】国府時代の息吹を伝える歴史ある祭り 大國魂神社 権禰宜 飯塚礼寿さん「1000年以上続く、神輿の始まりとも言える祭りですので、その歴史を感じていただければと思います」

シシゾウ:大國魂神社例大祭 くらやみ祭はいつごろ始まったのですか?

飯塚:この祭りの起源は1000年以上前に遡ります。当時、府中市は武蔵国(むさしのくに)の中心地の国府で、今の県庁にあたる国衙(こくが)が大國魂神社のそばに置かれました。そして、国府祭(こくふさい)として年に1度、大國魂神社に武蔵国にある神社の中から選ばれた6つの大きな神社から御祭神の御御霊(おみたま)を神輿にお乗せして集まったのがくらやみ祭の始まりとされています。

シシゾウ:くらやみ祭と呼ばれるのはなぜですか?

飯塚:くらやみ祭という名称は通称で、正式名は大國魂神社例大祭と言います。くらやみ祭というのは、この祭りのメインの行事である神輿の渡御が夜に行われることに由来しています。現在は夕方6時に神輿が御旅所(おたびしょ)を目指して神社を出発しますが、元々は夜中の12時にスタートしていました。なぜ夜に祭りが行なわれたかというと、尊い神様の姿を人間が直接見ることは許されないと信じられていたからで、昔は神輿の渡御があるときには街中の灯が全て消され、真の暗闇の中で行なわれたということです。


【みどころ】豪奢な神輿に日本一の大太鼓の競演

シシゾウ:大國魂神社例大祭 くらやみ祭のみどころはどこですか?

飯塚:5月5日の夜に神輿が御旅所にお渡りする渡御(とぎょ)が最大のみどころです。昼間、太陽の光を浴びながら威勢良く担がれる神輿もいいですが、夜の暗闇の中で提灯の光を頼りに担がれる神輿は昼間とは違った雰囲気があり、目に見えないからこそ感じられるものもあります。この渡御をご覧いただくときには、神輿の担ぎ手たちと一体になった気持ちで神様を感じていただければと思います。

シシゾウ:神輿は何基出るのですか?

飯塚:大國魂神社のご祭神、大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)をまつる御本社と御霊大神(ごりょうのおおかみ)をまつる御霊宮(ごりょうぐう)、武蔵国内にある一之宮から六之宮の計8基の神輿が渡御します。一之宮から六之宮の神輿はそれぞれの神社からやってくるのが本来の形ですが、現在、神輿は全て大國魂神社の宝物殿に収蔵されています。渡御の順番は一之宮から六之宮、御本社、御霊宮ですが、御霊宮の神輿だけは別格扱いで渡御のコースも1基だけ異なります。これは、御霊宮の渡御は元々、くらやみ祭とは別の祭りとして行われており、後に一緒に行われるようになったからと言われています。なお、神輿の形状も御霊宮だけは屋根が曲線のように波うった唐破風(からはふ)様式の珍しいものです。

シシゾウ:渡御はどのように行われるのですか?

飯塚:夕方6時に上がる花火を合図に、神輿の先導役の大太鼓が打ち鳴らされ、渡御が始まります。本殿と拝殿の間にあるお白州(しらす)に並んだ8基の神輿のうち、まず一之宮の神輿が出発し、あとの神輿も順番に時間差で出て行きます。このとき門の中は昔の流儀にのっとり人工の照明は一切使用せず、古風に提灯だけが灯されます。神輿が参道から境内の外へ出て行くまでに3つの門を通っていくのですが、門の中の関係もあって最初は神輿を少人数で担ぎ、門を出るごとに神輿の担ぎ棒を増やして担ぐ人数を増やしていき、最終的に1基の神輿を150人ほどで担いで「ホイサホイサ」の掛け声とともに威勢良く御旅所を目指します。
御旅所まで直線距離にして700mほどですが、神社の門を出て、旧甲州街道を通って約2時間かけて通りを練り歩きます。担ぎ手の皆さんは神輿を担ぐこのときを1年間楽しみにしていたという人ばかりなので、御旅所に近づいても神輿をすぐに納めるのはもったいないということで名残を惜しんで御旅所の付近を行ったり来たりする光景が見られます。

シシゾウ:神輿を先導する太鼓はどういうものですか?

飯塚:御先祓(おさきばらい)太鼓と呼ばれる大太鼓で当神社には6張あります。大きなものになると直径が2m50cmあり、1本の木から胴をとった継ぎ目のない刳(く)り抜きの太鼓としては日本一とも言われ、豪奢な神輿と並んでこの祭りのみどころになっています。巨大な太鼓が参道にずらりと並ぶところは壮観で、他ではなかなか見られない光景だと思います。
太鼓が巨大なだけに打つバチも野球のバットのような長さと太さです。当然、音も大きく、近くで聞くと振動が伝わってきて、そばに水の入ったコップを置くと中に波紋が生じるほどです。この大きな音が悪いものを祓(はら)うということで大太鼓は神輿の前を行き、道を清めていく役割をするわけです。太鼓の打ち手は両手にバチを持ち、太鼓の上に乗った人間が「オーライ(神様が来るという意の御来{おんらい}が変化したと言われている)」という掛け声とともに手にした提灯を振り上げるのを合図に太鼓を打ちます。

シシゾウ:神輿の担ぎ手はどういう方たちですか?

飯塚:神社の氏子である、府中市の町会で各お宮の神輿を受け持ちます。神輿を担げるのは神輿の会のメンバーで、白丁(はくちょう)という白い衣装や烏帽子など決まった装束を付けています。現在、会には女性も入っていて若い女性が神輿を担いでいる光景も普通に見られます。 太鼓も神輿同様、町会で受け持ちが決まっていて、太鼓の会のメンバーが叩きます。府中市は祭り好きな方が多く、祭りを通じていい意味で縦社会ができています。子どもの頃にお囃子をしたり子ども神輿を担いだりして祭りに親しみ、成長すると神輿や太鼓の会に入って活躍されるという方も多く、そういう意味で伝統の継承がスムーズに行なわれています。

シシゾウ:神輿のお帰りはどうなるのですか?

飯塚:御旅所で一夜を過ごされた8基の神輿は翌朝、還御(かんぎょ)※で神社にお帰りになります。朝4時の花火を合図に各神輿は御旅所を出発し、担ぎ手の地元の町会を練り歩いてから朝7時半までに神社に戻ってきます。朝日を受けて担がれる神輿は、前夜の暗闇の中での渡御とは一味違ったにぎやかな雰囲気で、渡御の「静」に対しての還御の「動」という形で好対照をなしています。祭りのメインは渡御なのですが最近は還御もご覧になりたいという方が増えていて数万人の方が見物されます。

※大國魂神社では通常「還御(かんぎょ)」の事を昔から「おかえり」と表現しています。
【注目ポイント】烏帽子に直垂姿の騎手が駆ける古式ゆかしい駒くらべ

飯塚:この祭りは、7日間にわたって様々な行事が行なわれます。祭り期間の前半はもっぱら神社の神職が関わる神事が中心ですが、後半は萬燈大会、子ども神輿、大太鼓の響演、山車巡行など氏子地区の方が参加し、一般の方が見物できる行事が中心になります。たくさんの行事の中でくらやみ祭ならではのものをひとつ挙げるとすれば、5月3日に行なわれる古式競馬式でしょう。駒(こま)くらべとも呼ばれるこの行事は、国府が置かれていた時代に馬の名産地だった武蔵国が、朝廷に馬を献上するために国司が馬を走らせて良し悪しを峻別(しゅんべつ)していた、という故事に基づいて行われます。一之駒から六之駒まで6頭の御神馬の騎手は古式にのっとり、烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)姿で「一之駒でございます。」という具合に名乗りを上げて参道のけやき並木に作られた馬場を1頭ずつ順番に3往復します。この行事は神輿の渡御と同じく夜に行われます。
【ふるさと自慢】ミュージアム見学で府中の歴史をたどる

シシゾウ:府中市で飯塚さんのおすすめの観光スポットやお土産を教えてください。

飯塚:くらやみ祭りにちなんだスポットでは、大國魂神社のすぐ東に武蔵国の国衙跡があります。また、神社から少し離れた場所になりますが、「府中市郷土の森博物館」には郷土資料が豊富に展示されていますので、武蔵国の国府だった府中市の成り立ちの理解に役立つのではないかと思います。くらやみ祭のコーナーもありますので、そちらもぜひご覧ください。その他にもJRA東京競馬場のJRA競馬博物館など市内には様々な見学施設がありますので1日中楽しんでいただけると思います。
お土産には、当神社のそばにお菓子屋さんや老舗の造り酒屋さんがあり、府中の銘菓や地酒を、お求めいただけます。当神社のお守りも、お越しいただいた記念にいいかもしれません。いろんな種類のお守りをご用意していますが、その中でもおすすめは、二枚貝を根付(ねつけ)にした縁結び貝守りです。二枚貝はぴったり合うのは1組しかないので、決まった人と巡り合えるという意味があり、貝に絵が手描きされていてひとつとして同じものがないということもあり女性に人気です。
【メッセージ】1000有余年の歴史に思いを馳せながらご覧ください

飯塚:くらやみ祭は1000年以上前の国府祭を発祥とする祭りです。国府祭は全国で行なわれていましたが、今もその伝統を伝えるのは、当神社と相模国(さがみのくに)の総社だった神奈川県の六所(ろくしょ)神社をはじめ数社だけです。この祭りは日本の祭りになくてはならない神輿の原点となる祭りでもありますので、お越しになられたときは1000年の歴史に思いを馳せながらご覧いただければと思います。
参加者写真
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