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初午祭

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:南日本放送 MBC
放送
:2010年4月3日(土)15:30~16:24

ダイドードリンコスペシャル

春の馬ダンス!神話の里の"初午祭"「1番馬は木田の誇り」

初午祭

山幸彦らをご祭神に持つ鹿児島神宮では、綺麗に着飾った「馬」にステップを踏ませ人々がお参りをするユニークな祭りが毎年行われています。これが460年続く「初午祭~鈴かけ馬おどり~」です。三味線や鉦、太鼓の鳴り物や踊り連を伴い登場する数十頭の馬。中でも祭りに欠かせない馬が1番目に奉納される御神馬で、必ず隣町の木田集落から出す慣わしが残っています。 しかし近年、この慣わしが機械化による馬不足や保存会の高齢化などにより継承し難くなっているのです。1ケ月前から毎日続く練習・・・、馬踊りに情熱を燃やす人々・・・。晴れやかな「初午祭」の舞台裏を、四季を通じて鹿児島神宮とつながる木田集落の人々を通して描きます。

祭り紹介

  • 祭り写真館
  • 参加者写真

初午祭

460年以上の歴史を誇る伝統行事の初午祭は、鈴かけ馬と踊り連が一体となって神様に踊りを奉納し、家畜の安全や多産・五穀豊穣・家内安全を祈願し、病気や厄を祓う祭りです。首にたくさんの鈴をかけ、花や初鼓、米俵で華やかに飾った鈴かけ馬が、 お囃子と馬方さんの手綱さばきに合わせてステップを踏みます。

開催日
旧暦1月18日を過ぎた次の日曜日
場所・アクセス
鹿児島県霧島市鹿児島神宮
・鹿児島空港より車で20分
・JR日豊本線 隼人駅より徒歩10分
・九州自動車道 溝辺鹿児島空港ICより車で15分
・東九州自動車道 隼人西ICより車で5分
お問い合わせ
初午祭実行委員会
0995-45-5111

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

【歴史】460年の伝統を持つ、馬にゆかりの祭り 初午祭実行委員会会長 中村博美さん「他ではまず見られない、馬がお囃子に合わせて軽快に踊る馬踊りをご覧いただけます」

シシゾウ:初午祭はいつごろ始まった祭りですか?

中村:初午祭は約460年の歴史があります。祭りの由来には2つの説があります。ひとつは馬頭観音(ばとうかんのん)にまつわるものです。室町時代に島津貴久(しまづたかひさ)公が鹿児島神宮にお出でになり宿で休まれたとき、夢枕に馬頭観音が現れて、「私は長いあいだ、誰からも顧みられないので、お堂を作って祀ってくれたら、この国を守ってあげよう」と言いスッと消えました。翌日、島津公が夢の話をされたところ、鹿児島神宮の神官や地元の高僧など同じ夢を見たという人が何人も現れました。これはきっと馬頭観音からのありがたいお告げに違いないということでお堂が建てられ、島津公が夢を見た日が旧暦の1月18日だったことから、その日を縁日として馬頭観音にゆかりの深い馬を引いてお参りにいくようになったのが、祭りの始まりだというものです。現在も初午祭は旧暦の1月18日に行われています。もうひとつの説は、初午祭が行われる鹿児島神宮のある旧隼人町のお隣、加治木(かじき)町木田(きだ)地区にまつわるものです。この地区は昔から鹿児島神宮の御神馬を飼育するのが役目で、鹿児島神宮の神様に作ったお米や野菜を奉納するときに馬を引いていったのが、祭りに発展したというものです。このとき馬の首に大きな鈴がたくさん付けられその鈴がシャンシャンと鳴る様子から、初午祭で奉納される馬は鈴かけ馬と呼ばれるようになったと言います。


【みどころ】鈴を鳴らして馬がマンボのステップ!?

シシゾウ:初午祭のみどころはどこですか?

中村:この祭りは、五穀豊穣、畜産振興、家内安全、厄払いを祈願して華やかに飾り立てられた鈴かけ馬を奉納します。この鈴かけ馬は三味線や鉦、太鼓の鳴り物と何十人、何百人という踊り連を従え、境内に向かって約500mの神社の参道を練っていくのですが、その際、馬が鈴をシャンシャンと非常にいい音で鳴らしながら、ノリのいい鳴り物のお囃子に合わせて軽やかにマンボ調のステップを踏んだり、首を縦に振ったりして踊るように歩んでいくところが一番のみどころです。全国にはいろんな祭りがありますが、馬が踊る祭りは日本中でここだけだと思います。よく見ていると馬にも踊りの上手下手があり、上手な馬は、音楽に合わせて軽快に首を振ったりステップしたり本当に楽しそうに踊るので、見ていてとてもかわいらしいです。

シシゾウ:どういった馬が鈴かけ馬になるのですか?

中村:私が子どもの頃は農家で馬が使われていて、そういう馬が鈴かけ馬になったものですが、いまはこの祭りのためだけに飼われています。馬のオーナーである馬方さんのほとんどは、1年のうちたった1日のためだけに馬を飼い、祭り本番の1ヵ月ほど前から連日踊りの特訓をします。そして祭り当日、馬方さんは馬の首に鈴をかけ、初鼓(はつつづみ)や色とりどりの布、造花で華やかに飾り付けて本番に臨みます。

シシゾウ:初鼓とはどういうものですか?

中村:隼人町に何百年も前から伝わる郷土玩具の和紙の太鼓で、でんでん太鼓のように太鼓をクルクル回すと糸のついた豆が当たってとてもよい音で鳴ります。初鼓は今も町内で昔ながらの手作業によって作られています。サイズは大きいものから小さいものまで様々で、太鼓面は黄色く塗られ、馬や鹿児島神宮の鳥居の絵などが描かれています。当日は、参道の露店でも売られており、春を告げる縁起物として大勢の方が買い求められます。

シシゾウ:鈴かけ馬は何頭奉納されるのですか?

中村:例年、25頭前後の鈴かけ馬が奉納されます。馬を奉納するのは地元企業や商工会、青年団などの地域団体が中心ですが、厄祓(ばら)い祈願で厄年を迎える同窓生グループが奉納するケースも少なくありません。また、鈴かけ馬の中には、地域の子ども会が奉納する小型のポニーも数頭混じっています。  馬の奉納の順番は抽選で決められますが、毎年1番目に奉納されるのは加治木町木田地区の御神馬と決まっています。馬の後ろに鳴り物と踊り連がついていくところは御神馬も他の奉納馬と変わりませんが、御神馬の踊り連の先頭にはその年の霧島市PRスタッフであるミス霧島3名が振袖姿で花を添えます。続いて2番目の馬、3番目の馬という具合に1頭ずつ時間を空けて出発します。露店が立ち並ぶ参道に詰めかけた大勢の見物人の中を、鈴かけ馬と踊り連は踊りながら、見物人に鹿児島名産の焼酎をふるまったり、写真に撮影されたりして約1時間かけてゆったり進んでいきます。


【注目ポイント】住宅街も鈴かけ馬がお練り

中村:馬と踊り連は、参道入口から境内までの約500mを踊りながら練り歩いていくのですが、参道の広場と境内の本殿前に設けられた踊り場では、停まって踊りを奉納します。ここでは、馬だけでなく踊り連の中で踊りの上手な人が奉納踊りをします。奉納される踊りは各人の得意な踊りということで、踊りの内容は民謡から歌謡曲までバラエティに富んでいます。これもひとつのみどころと言えますね。

シシゾウ:おすすめの見物ポイントはありますか?

中村:一番込み合う場所ではありますが、参道から境内に上がっていく階段の上から鳥居の方向を眺めると、参道の踊り場や参道を埋め尽くす人のにぎわいが一望できて、祭りの雰囲気を満喫していただけるのではないかと思います。鈴かけ馬と写真を撮りたいという方は、境内に設けられた記念撮影コーナーがおすすめです。鈴かけ馬の扮装をしたかわいいポニーと馬方さんがスタンバイしていて、お子さんは馬に乗せてもらえるというので毎年大人気です。人気ということでは、参道すぐそばの宮内(みやうち)小学校の体育館で行われる初午祭恒例のうどんバザーも忘れてはなりません。同校の6年生児童と保護者の人たちが参拝客向けに手づくりうどんの販売をするのですが、素朴な味ながらとてもおいしいと評判で毎年長い列ができます。

シシゾウ:鈴かけ馬は鹿児島神宮の外にも出るそうですね。

中村:商工会や青年団など地元の団体の鈴かけ馬は、鹿児島神宮での奉納が終わった後、地域の集落や住宅街などを練り歩く習慣があります。今はそこまではしなくなりましたが、私が青年の頃は鈴かけ馬と一緒に朝早くから夜遅くまで3日間くらいかけて全ての地域を回ったものです。ご高齢で祭り会場まで出かけられないという方などは、鈴かけ馬が回ってくるのをとても楽しみにされていますね。街中を練って歩く鈴かけ馬は、神宮内を歩くのとはまた違った風情があっていいものです。


【ふるさと自慢】すばらしい温泉とおいしい食べ物が豊富です

シシゾウ:霧島市で中村さんのおすすめの観光スポットや特産物を教えてください。

中村:鹿児島神宮は鹿児島空港から車でわずか20分と非常に交通の便がよく、周辺には霧島温泉郷のいい温泉がたくさんありますので、ぜひ初午祭と温泉を併せて楽しみにお越しいただきたいと思います。霧島はグルメも充実しています。おいしい焼酎の蔵元もありますし、黒豚、黒酢、お茶も名産です。最近売り出し中の名物料理ぼっけ鍋もおすすめです。「ぼっけ」というのは鹿児島弁で大胆、男らしいという意味で、希少なブランド黒豚「霧島熟成神話豚」やさつまいもを練り込んだ麺など地元のうまいものがたくさん入っています。霧島市内の旅館やホテルでお出ししていますので、お泊りになられたらぜひ召し上がっていただきたいと思います。
【メッセージ】国の無形民俗文化財に選択 次代への継承に責任を感じています

中村:初午祭は460年という長きにわたって南国・鹿児島に春を告げる祭りとして伝承され、毎年約20万人の人に楽しんでいただいています。この祭りに伝わる馬踊りは、平成8年に財団法人地域伝統芸能活用センターの地域伝統芸能大賞という大変ありがたい賞をいただき、平成14年には国の無形民俗文化財に選択されました。このことで馬踊りの伝統の重みを改めて感じるとともに、次の世代に継承していかなければならないという思いも新たにしました。
皆さんには、すばらしい温泉とおいしい焼酎や食べ物も楽しみのひとつとして霧島にお越しいただき、初午祭で春の訪れを感じていただきたいと思います。
参加者写真
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