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秋葉まつり

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:テレビ高知 KUTV
放送
:2010年2月28日(日)14:00~14:54

ダイドードリンコスペシャル

おらんくの村がひとつになる日~土佐 秋葉まつり 練り~

秋葉まつり

仁淀川町別枝地区に200年以上伝わる秋葉まつり。土佐三大祭りの一つともいわれ、毎年2月11日に行われる大祭は1万人余りの観光客でにぎわいます。長さ7メートルの鳥毛棒を投げ合う「鳥毛ひねり」や子どもたちの「太刀踊り」…。およそ200人の役者が色とりどりの装束で、神輿と共に3キロの山道を練り歩く様は"時代絵巻き"さながらです。
地元の人々にとって「秋葉」は故郷を象徴する存在であり、故郷を遠く離れた人にとってもかけがえのない存在です。
しかし、近年では少子高齢化のため、地元住民だけでは成り立たなくなっています。今日までこの祭りを守り続けてきた先人たち。そして、次の世代へと受け継ぐために頑張る人々。普段はひっそりとした山里が「まつり」を通じて一つになります。

祭り紹介

  • 祭り写真館
  • 参加者写真

秋葉まつり

先払いの鼻高面を先頭に、笛、太鼓、鉦の囃子で、約3kmの山径を、火産霊命(ホブスビノミコト)を運ぶ御輿と共に総勢200人で練り歩きます。火事装束の若者が、鳥毛のついた長さ約7mのさおを投げ、相方の若者が受け止める力技の鳥毛ひねりや、中太刀、小太刀による太刀踊りが道中各所で行われ、観客を魅了します。

開催日
2月11日 ※毎年同日
場所・アクセス
高知県仁淀川町秋葉神社
・高知市より車で1時間30分
・松山市より車で1時間30分
・高松市より車で3時間40分
・徳島市より車で4時間
お問い合わせ
仁淀川町仁淀総合支所地域振興課
0889-32-1113

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

【歴史】高知に春を告げる祭り 秋葉神社祭礼練り保存会会長 吉岡 郷継さん「元々、秋葉神社の氏子によって行われてきた祭りでしたが、今では仁淀川町全町をあげて盛り上げる祭りになっています」

シシゾウ:秋葉まつりはいつごろ始まったのですか?

吉岡:秋葉まつりは仁淀川町別枝地区にある秋葉神社の祭礼です。
まず秋葉神社の起源からお話しますと、壇ノ浦での源氏と平氏の最後の合戦の最中、平家の一門は天皇の身代わりを立てて安徳天皇は四国山中に潜幸された、という伝説が四国各地にあり、この別枝にも行在所(あんざいしょ)となった都という集落が現在もあります。この潜幸に従った武者の一人、佐藤清岩(せいがん)が遠州(えんしゅう)、今の静岡県にある秋葉神社にまつられているご祭神を分霊して現在の岩屋神社にある岩窟(岩屋)に移し、おまつりしたというのが始まりです。
時代は下り、ご祭神は伊予(現在の愛媛県)と土佐(現在の高知県)の国境の関所番を務めていた市川家というお宅にまつられるようになっていたのですが、別枝地区の人たちは地区全体の氏神様にしたいということで市川家にお願いをして寛政6(1794)年に現在の秋葉神社の場所に社殿を造り、ご祭神をお移ししました。
その際、市川家からただひとつ出された条件が、1年に1度神様を自分のところに帰してほしいというものでした。地域の人たちはその約束を守り、年に1度、ご神体は秋葉神社を離れ、市川家をはじめ地区のゆかりの地をお渡りする、いわゆるご神幸の祭りが行われるようになり、秋葉まつりとなったのです。

シシゾウ:秋葉まつりはなぜ3日間かけて行われるのですか?

吉岡:ご神体は1日目にこの地に最初にまつられた岩屋神社、2日目に市川家にお渡りして一夜を過ごされるからです。最終日の3日目にご神体は秋葉神社に戻られますが、このときの神幸行列が一般に秋葉まつりとして知られるものです。
秋葉まつりは高知県の大きな祭りの中で1年でもっとも早い時期に行われます。最近は温暖化で滅多に雪が降らなくなりましたが、私が子どもだった頃は行列が練る山道には雪が積もっていたものです。高知では、この秋葉まつりが終わると土佐路に春がやってくると言っています。
【みどころ】7mの毛槍が華麗に宙を飛ぶ

シシゾウ:秋葉まつりの一番のみどころはどこですか?

吉岡:祭りの3日目にご神体がお渡り先から秋葉神社にお戻りになるときの神幸行列でしょうね。私たちは「練り」と呼んでいるのですが、ご神体がお乗りになる神輿の行列に、氏子地区の3つの集落から出される練り奉納組と呼ばれる踊りを奉納する人たちが付き従います。総勢で200名近くになるこの行列は、朝9時にご祭神が最初にまつられた岩屋神社を出発し、道々、お囃子を演奏し、ゆかりの地では鳥毛や太刀踊りを奉納しながら、夕方に秋葉神社に到着するまで四国山地の山道を練り歩きます。この祭りのみどころは練り奉納組によって行われる各種踊りですが、その中で祭りの花形として人気の高いのは「鳥毛(とりけ)ひねり」です。

シシゾウ:鳥毛ひねりはどのように行われるのですか?

吉岡:鳥毛は毛槍の一種で長さ約6.5mのヒノキの棒の先端に尾羽が長いことで知られる東天紅(とうてんこう)という鶏の羽根の房をつけています。土佐藩主の山内家が大名行列に使った大毛槍にちなんでいるこの巨大毛槍を、鳥毛役の若い男性が2人1組になってお囃子に合わせて投げては受け、受けては投げするのが鳥毛ひねりです。鳥毛を投げ合う2人の距離が遠いほど見ごたえがあるということで最低でも7~8mほど間隔を空けるのですが、鳥毛の総重量が約4.5kgある上、先についている約1kgの羽根の飾りの重みで棒がしなるため、投げるにはかなりの力が必要です。さらにこの鳥毛ひねりを難しくしているのは、鳥毛を投げ合うと同時に舞いも舞わなければならないところです。両手を広げて背を大きくそらしたり、1回転して跳びはねたりする独特の舞を演じながら、宙高く飛んでくる鳥毛をタイミングよくキャッチするところは見ごたえ満点でまさに祭りの華と呼ぶにふさわしいものです。

シシゾウ:鳥毛ひねりの一番の見せ場はどこですか?

吉岡:鳥毛を投げる回数はそれぞれの奉納場所で2~3回と決まっていますが、最後の奉納場所である秋葉神社だけは5回と決まっています。鳥毛役が最高の演技を見せようと残った力をふりしぼってがんばる姿はぜひご覧いただきたいですね。
【注目ポイント】油売りが芸達者に

吉岡:秋葉まつりの神幸行列は、天狗面をかぶった先導役の鼻高(はなたか)を先頭に、大名行列のお道具類、神輿、練り奉納組といった具合に行列の順番が厳格に決まっています。その中で唯一、自由に動き回ることを許されている役が油売りです。油売りはその名の通り、油を売るのが仕事です。サーカスで言うところのピエロ役ですね。おたふくなどのひょうきんな面をつけ、ドテラ姿に行商人が背負うような大風呂敷を背負った格好の油売りは、行列に先回りするなど神出鬼没でひょうきんな仕草や台詞で観客を楽しませます。一方、市川家に一泊した翌朝、神輿にご神体を移すときと秋葉神社に神輿が戻ってご神体を神殿に移すときに、お神楽を舞うという重要な役も務めます。このとき演奏されるお囃子は、道中のお囃子とはうってかわってアップテンポの曲で、観客がみな油売りの舞い姿に注目している間に神様の移動が完了するという寸法です。ちなみに油売りは高い演技力が求められるため、祭りでいろんな役をこなしてきたベテランの人が務めることになっています。見物の際には、油売りの熟達した演技にぜひ注目していただきたいと思います。
このほかにも武者姿の12人の小・中学生たちが2人1組になってお囃子に合わせて踊る太刀踊りは、真剣を使って青竹を斬るという一幕もあるなど、かわいらしくも勇ましく、こちらも必見です。
【ふるさと自慢】山里の味がつまったいりもちは一度味わうべし

シシゾウ:仁淀川町で吉岡さんのおすすめの特産物や観光スポットを教えてください。

吉岡:仁淀川町に来られたら、当町に古くから伝わる「いりもち」はぜひ味わっていただきたいですね。うどん粉を練った生地に地元産のよもぎをたっぷり入れた皮で餡(あん)を包み、こんがり焼いたお餅なのですが、よもぎの香りが高くてとても美味しいです。地元の女性たちが手作りするので量産ができず、売り切れになることが多いのですが、見かけたときはぜひご賞味ください。また、この土地でできるお茶は香りが高く、全国的にも知られています。観光スポットでは、連なる巨岩をぬうように岩屋川の清流が流れる岩屋川渓谷がおすすめです。遊歩道が整備されていて散策すると気持ちいいですよ。
【メッセージ】行列と一緒に歩いて、山里の伝統の祭りを体感してください

吉岡:秋葉まつりは、担い手となる秋葉神社の氏子が厳しい過疎と高齢化でわずか150人ほどになったため、現在は私のように町外で暮らす地元出身者や仁淀川町内のよその地区の人たちにも支えられながら伝統を守っています。地域の人にとって大事な文化遺産であると同時に、子どもと大人、地元に住む人と町外に出た地元出身者など、人と人とがつながることのできる貴重な場であるこの祭りを町全体で盛り上げているところを多くの方にご覧いただきたいと思います。行列を見物されるときは1ヵ所に待って見るのもいいですが、行列と一緒に1日のんびり山道を歩くと、より一層山里の祭りの風情を味わえると思いますよ。
参加者写真
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