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しものせき海峡まつり

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:山口放送 KRY
放送
:2008年5月18日(日)12:00~12:55

ダイドードリンコスペシャル

上臈 海峡に舞う ~しものせき海峡まつり~

しものせき海峡まつり

「しものせき海峡まつり」 は、関門海峡の初夏の風物詩。かつて壇之浦を舞台に繰り広げられた史実を基に、源平船合戦や武者行列などが再現される、山口県最大の祭りです。中でも注目は、壇之浦の戦いに敗れ、わずか8歳で海峡に身を投じた安徳天皇の命日に、平家の女官たちが赤間神宮に参拝したことを起源とする「先帝祭」。番組の主役は、そんな「先帝祭」の花形、絢爛豪華な衣装を身にまとった太夫(たゆう)たちです。高下駄を横に倒し、外側に八文字を描くようにして歩く、独特の歩き方「外八文字」が最大の見せ場。選ばれし女性たちは晴れの日に備え、猛練習を積みます。初夏の関門海峡に繰り広げられる一大時代絵巻・・・そして、その裏に隠された、女性たちの熱きドラマに密着です。

祭り紹介

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しものせき海峡まつり

毎年5月2日から5月4日にかけて山口県下関市で開催される「しものせき海峡まつり」では、様々な行事とイベントが行われます。下関商工会議所青年部・地域活性化室長の入谷珠代さんに、「しものせき海峡まつり」の見どころをお聞きしました。

開催日
5月2日~5月4日※毎年同日
場所・アクセス
山口県下関市姉妹都市ひろば、赤間神宮など市内各所
・JR山陽本線 下関駅下車 バス7分唐戸下車
お問い合わせ
下関市観光政策課
083-231-1350

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

下関商工会議所青年部・地域活性化室長 入谷珠代さん 平家の女官たちが蘇る!?

シシゾウ:入谷さんと「しものせき海峡まつり」の関わりを教えてください。


入谷:「しものせき海峡まつり」は、関門海峡一帯で様々な団体が行う祭りの集合体で、実行委員会組織になっています。その全体を統括する旗振り役が、私たち下関商工会議所青年部になります。

シシゾウ:3日間のうち、最も人出が多いのはいつですか?


入谷:昨年は2日から4日の3日間で、38万人の人出でしたが、最も賑わったのは5月3日でした。祭日で、先帝祭、源平武者行列、源平船合戦などが行われ、見どころがとても多い1日でした。

シシゾウ:「先帝祭」とはどのような祭りですか?


入谷:安徳天皇を祀る赤間神宮で5月2日から4日にかけて行われる神事です。中でも見どころは、3日に行われる「上臈道中(じょうろうどうちゅう)」です。絢爛豪華な衣装の5人の太夫(たゆう)役が、稚児、警固、官女、禿(かむろ)等、およそ200人を従え、市内中心部のおよそ3キロを練り歩き、赤間神宮の本殿に参拝します。この上臈道中は、平氏滅亡によって運命を変えられながらも、けなげに生きた女性たちの物語を伝える神事なのです。
平氏は壇ノ浦の合戦で源氏に敗れ、8歳の安徳帝は祖母の二位の尼に抱かれて入水しました。かろうじて生き残った平家の女官たちは、草花を手折っては沖がかりの船人に売り、細々と生活をしていました。しかし安徳帝の命日には、毎年威儀を正して参拝・香華を手向けていたといいます。その女官が絶えた後、江戸時代になって稲荷町の遊郭の廓の主人達が、その女官達の優しい真心と美風を後世まで伝えようと、お抱えの遊女達に参拝を続けさせました。これが「先帝祭」の始まりだと伝わっています。
名取が魅せる!優雅な外八文字!!

シシゾウ:「上臈道中」はどのように行われますか?


入谷:朝、伊崎町を出発してから赤間神宮までの間、太夫たちはカートに乗ってパレードを行います。その途中、4ヶ所で「外八文字」を披露します。「外八文字」というのは、高下駄を横に倒して外側に八文字を描くように歩く、太夫独特の優雅な歩き方です。
しかし、太夫の衣装は15キロあり、しかも高下駄は不安定ですので、普段から着物を着慣れていないと到底こなせません。そのため太夫役は毎年、舞踊協会の名取の方の中から決定していただいています。足さばきはもちろん、所作までとてもきれいですよ。
外八文字を見るビューポイントはここ!

シシゾウ:外八文字を見るのにお勧めの場所はどこですか?


入谷:一番美しいシーンが見れる場所は赤間神宮です。赤間神宮の天橋と呼ばれる赤い橋を渡り、拝殿で参拝する「上臈参拝」が、「先帝祭」のクライマックスです。赤い橋に太夫のあでやかな衣装がとても映えて美しいのですが、赤間神社はそれほど広くないため、大勢の方に見ていただくのは難しいかもしれません。午前中に道中で披露するところへ行ってご覧になるか、あるいは夕方に源平まつりメイン会場のステージで外八文字が披露されますので、そこでゆっくりご覧になってはいかがでしょうか。
源平合戦のヒーロー現る!?

シシゾウ:「源平船合戦」ではどのような事が行われますか?


入谷:源氏と平氏のおよそ100人の武者や官女たちが、役名が書かれた旗をもって行列し、船に乗り込んでの海上パレードを行います。参加者は一般公募しており、衣装が特殊な役どころの安徳帝、二位尼、弁慶、静御前、他にも鎧兜を着る役、官女役などがあります。源平船合戦は昭和30年に始まり、資金難で一時中断しましたが、昭和60年の源平800年祭に合わせて復活させました。以前は行列・船合戦とも甲冑等を借りてのイベントでしたが、平成元年に「ふるさと創生資金」で甲冑等を購入し、本格的に行うようになりました。現在では、山口県だけでなく、遠方からの応募者もいらっしゃいます。申し込み方法や参加費などは、事務局にお問い合わせください。

問い合わせ先: (0832)22-3333 (下関商工会議所青年部事務局 )
やぁやぁ、我こそは・・なりきり弁慶!?

シシゾウ:一般の方が武者姿になるのは大変ですか?


入谷:2007年はまず行列が先で、その後に船合戦でした。そのため行列の時にはまだみなさん慣れていらっしゃらず、勝どきを上げる時もサポート役で参加している市民ミュージカルの面々がリードしている様子でした。しかし、午後になり次第にリラックスされたのでしょうか、船に乗り込んだ頃には岸壁の観客に向かって「やぁやぁ我こそは…」というような口上を述べられるようにもなりました。運営側でセリフを用意しているのではなく、しかもマイクもないのですが、刀を振り上げ役になりきって名口上、名演技をされ、観客も大喜びでした。

シシゾウ:今年も午前中に源平武者行列をして、午後に源平船合戦というスケジュールですか?


入谷:今年のスケジュールは現在検討中です。というのも、潮の干満次第なのです。関門海峡は日本に24ある海峡の中で、鳴門海峡・来島海峡に次いで3番目に潮の流れが速い海峡です。ときには10ノット(秒速5m)になることもあります。船合戦には漁船を使うので、干潮・満潮時の最速時にあたると、逆方向の船は全く動かなくなることもあるのです。ですので、潮汐によって船合戦の時間が決まり、それによって武者行列の時間も決まるということになります。
「海峡」の美しさ、おいしさを堪能!

シシゾウ:源平船合戦を楽しむには、どこの場所からが良いですか?


入谷:あるかぽーと沖から赤間神宮前までを中心にパレードを行いますので、丁度中間地点にあたる唐戸市場の前が一番のポイントです。船団の向こう側は通常の国際航路のため、現代の大きな船が行き交っていて、これらも含めての「海峡」の美しさをご覧いただけると思います。
さらに、唐戸市場内ではお寿司や魚料理など、下関の新鮮な海の幸を食べられるので、こちらもお勧めのポイントです。
限定2000食の「ふく鍋」!?

シシゾウ:「海峡まつり」に来たら、ぜひ食べておきたいものは何ですか?


入谷:海の幸なら何でも美味しいですが、5月3日には商工会議所青年部で直径3mの大鍋を使って「ふく鍋」を作っています。1杯200円で限定2000食です。表情のかわいらしいふぐの型がついた大変大きな鍋で2000食を作ります。まず、1日がかりで使用する全てを消毒して準備をします。その後、耐火レンガを敷き、倉庫から大鍋を運んできて、専用のふぐ型で装飾してセッティングします。その大鍋でダシを仕込み、お客様には小鍋で味を調えたものを味わっていただいています。
全国の様々な街おこしのイベントで、このような大鍋を使うことが多くなったのも、ここ下関の大鍋が評判になったのだ、と聞いています。嬉しいことです。2000食分を作りますので、それはそれはとても良いダシが出て、美味しいと毎年好評をいただいております。
武蔵ファンもそうでない人巌流島へゴー!!

シシゾウ:5月4日には巌流島でイベントがありますね。


入谷:そうです。巌流島に渡るには、昔は臨時の渡し船しかありませんでしたが、2003年にNHKで大河ドラマ「武蔵」が放映された頃から、定期航路ができました。
巌流島に行くと、海峡の真ん中にいる感じを味わっていただけます。島から関門橋の方を見ると、船がこちらに向かってくるように見えるので、武蔵ファンだけでなく、海が好きな方は巌流島に渡ってみてはいかがでしょうか。5月4日は市民ボランティアによる武蔵と小次郎の巌流島の再現などもあり、イベントも盛りだくさんです。「しものせき海峡まつり」にお越しになった際には、4日まで滞在されて、ぜひ巌流島に渡って楽しんでいただきたいです。
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