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八代妙見祭

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:熊本放送 RKK
放送
:2007年12月9日(日)16:00~16:54

ダイドードリンコスペシャル

復活!我が町の神馬 ~妙見さんの秋まつり~

八代妙見祭

熊本県八代市にある妙見宮の秋祭りは、370年の伝統がある「九州三大祭り」の一つ。見どころは11月23日に行われる神幸行列だ。贅を尽くした笠鉾をかざして1500人が練り歩く様は時代絵巻そのもの。行列の終着地妙見宮近くの河原では、馬や「亀蛇」の造り物が駆け巡り、その静と動の組み合わせは観客をうならせる。奉納の中心となるのは神幸行列の先頭に立つ「神馬」。希望する団体が奉納してきたが、今年は25年ぶりに田中町が名乗りを上げた。田中町は代々神馬を奉納する権利を持っていた。しかし、資金や馬を扱う人手不足のためずっとその権利を放棄してきた。今、町内に馬の扱いや儀式の方法など知る人はほとんどいない。長老から聞きかじりながら準備を進める田中町の人たち。果たして25年ぶりの「神馬奉納」は無事成功するのだろうか。

祭り紹介

  • 祭り写真館

八代妙見祭

熊本県八代市で11月に行われる「八代妙見祭」は、九州三大祭りの1つに数えられる、およそ370年の歴史がある祭りです。八代市教育委員会の職員で、八代妙見祭実行委員会をサポートする宮崎博明さん(37)に「八代妙見祭」の見どころをお聞きしました。

開催日
11月22日~11月23日 ※毎年同日
場所・アクセス
熊本県八代市八代神社、市内中心部
・JR鹿児島本線 新八代駅下車
・九州自動車道 八代IC下車
お問い合わせ
八代市文化まちづくり課
0965-33-4533

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

総勢1500人の豪華パレード!!
八代妙見祭実行委員会 宮崎博明さん
八代妙見祭実行委員会
宮崎博明さん
スタッフ:「八代妙見祭」はどのような祭りですか?

宮崎:八代神社(妙見宮)の秋の祭礼で、22日は「お下り」の神幸行列が行われ、お神輿が八代神社からお旅所の塩屋八幡宮に向かいます。この日の夜は「御夜」というイベントもあり、市内のアーケード街に祭りの出し物が勢揃いします。23日は祭礼のクライマックス「お上り」で、お神輿が、獅子、奴、笠鉾など38の出し物、総勢1500人に伴われて八代神社に還るおよそ6キロの道のりを練り歩きます。朝8時に塩屋八幡宮を出発した行列は途中、ハーモニーホール、八代駅前で演舞を披露します。そして八代神社に到着後、神事を終えた行列は、たくさんの観客が待つ砥崎の河原に向かい演舞を披露します。この「八代妙見祭」の神幸行列は、熊本県の重要無形民俗文化財に指定されています。
伝説の神獣、「ガメ」現る!! page
伝説の神獣、「ガメ」現る!!スタッフ:出し物の見どころを教えてください。

宮崎:象徴的な出し物は「亀蛇(キダ)」ですね。全長3メートル、高さ2.5メートル、重さ130キロある大きな出し物で、胴体に4人が入って担ぎ、1人は首をもって操ります。「キダ」は妙見神を乗せて海を渡ってきたという伝説の神獣です。「妙見祭」のマスコット的な存在で、「ガメ」とも呼ばれています。

スタッフ:なぜ、「ガメ」と呼ばれるのですか?

宮崎:「亀」がなまって「ガメ」と呼ぶようになったのだと思います。頭の部分が蛇で胴体が亀のようにも見えますが、「ガメ」は亀の甲に蛇が巻きついている「玄武(げんぶ)」が元の姿です。妙見神は北斗七星を神格化したもので、北の方角を護る「玄武」を象徴した「ガメ」は、妙見神が乗ってこられるのにふさわしい神獣です。「ガメ」は波に乗って海を渡っている様子を表す、という演舞を披露します。祭りの時は、胴体を放り上げるように激しく上下に動かします。首の部分は人が操っているので、伸び縮みしたり、左右に振ったり、愛嬌のある動きをします。妙見神を象徴する縁起のいい出しものなので、「ガメ」には、いつもたくさんの人だかりができます。

※玄武(げんぶ)・・天の四方を司る、青龍・白虎・朱雀・玄武といった四神(しじ ん)の一。天の北方の守護神で、カメの甲に蛇が巻きついた形に表す。〔大辞泉より〕    
子どもに遊ばれる獅子!? page
子どもに遊ばれる獅子!?宮崎:「獅子舞」も人気の出し物の1つですね。江戸時代の八代の豪商が、「長崎くんち」に奉納されていた獅子舞を習ってきて、妙見祭に取り入れたのが始まりと伝わっています。ドラ、チャルメラ、ラッパといった楽隊、赤い獅子など中国の色合いが強い獅子舞です。「長崎くんち」の獅子舞は時代とともに変わってきていて、現在では「妙見祭」の獅子舞とはかなり異なっています。八代の獅子舞は、中国から入ってきた元の状態に近い形で残っているのではないかと思います。23日には八代駅前での「子ども獅子」を皮切りに、要所要所で獅子舞の披露が行われます。獅子舞では最初、雌雄2頭の獅子は眠っていますが、そこに「玉振り」という役の赤い衣装を着た子どもがやってきて、子どもはきれいな玉をもって獅子を起こします。起きてきた獅子を子どもは玉であやすというか、からかうというか、獅子が噛みついて玉を奪い取ろうとするのを巧みになだめながら取られないようします。「獅子」も縁起がよく人気のある出し物なので、23日には「子ども獅子」を含めて3隊が行列に参加します。各所で披露される獅子舞を追いかけるファンもいらっしゃいます。
祭り終了後、獅子は本気になる!? page
祭り終了後、獅子は本気になる!?スタッフ:「獅子舞」の演舞は何回披露されますか?

宮崎:23日に、9回ほどです。一般の方にはあまり知られていませんが、実は祭りが終わった後、地元の町内に戻ってきて最後の「獅子舞」を披露しています。祭りも終わった後で正式な演舞場所ではないので、地元ならではといいますか、コミカルなことも観客サービスで行いますね。例えば子どもが獅子をあやす演舞。「玉振り」役の子どもは玉を持って獅子をあやす時、絶対に玉をとられてはいけません。昼間の正式な演舞では、獅子は玉を取れそうでも取らないという暗黙の約束があります。しかし町内の演舞では、獅子は本気で玉を取りにいきます。子どももわかっていて、獅子と勝負といいますか、ぎりぎりまで玉を差し出したりします。見ている観客からも「いいぞ、いいぞ」という歓声が上がって盛り上がります。また、獅子舞は人気の出し物で、実は演じる人が何人もいます。獅子の動きも演じる人によって特徴があるので、よく知っている観客からは「次は誰々が獅子をやれー」というリクエストが出たりします。交代で獅子を演じて自分の得意な動きを披露するのです。 うまい人の演舞は素人目に見ても獅子に表情があります。玉が取れなくて「くやしー」というような動きですね。地元ならではの、リラックスした「獅子舞」を楽しんでいただけると思います。

占いの出し物があるってホント!? page
スタッフ:出し物の中に大きなお面が3体ありますが、これは何ですか?

占いの出し物があるってホント!? 宮崎:見た目は天狗です。赤いお面は「火王(ひのおおきみ)」、青いお面は「水王(みずのおおきみ)、黒いお面は「風王(かぜのおおきみ)」と言います。登場する順番は、神社で行う神事にのっとったくじびきで決まります。翌年はどのような年になるかを占うのです。先頭が赤い面であれば翌年は日照りが多い。青い面であれば雨が多い。黒い面であれば大風が吹くといわれています。
笠鉾組み立て見学ツアー page
鉾組み立て見学ツアースタッフ:笠鉾(かさほこ)は全部で何基ありますか?

宮崎:全部で9基あります。およそ300年ほど前から、妙見祭の行列に加わるようになったと考えられています。笠鉾は高さが4メートル以上ありますが、200個以上もの部品を組み立てたものです。組み立てには釘を使わず、込み栓(こみせん)と呼ばれる木の杭を穴に刺し込み固定する構造です。祭りが近くなると町の人たちが集まって組み立てます。ほとんどの町内では祭り直前の日曜の朝から行いますので、作業現場に来ていただければその様子を見ていただけます。また、笠鉾は細かい部分まで技術の粋を尽くした優れた工芸品でもあり、神幸行列とは別に単体で熊本県の指定文化財となっています。23日は大変な人出で行列も動いていますから、笠鉾を近くでじっくり見ていただくことは難しいかもしれませんが、22日の「御夜」ではアーケード街で各団体の出し物を展示していますので、こちらで笠鉾を間近からゆっくり見ていただくことをお勧めします。
血が煮えたぎる瞬間!! page
占いの出し物があるってホント!?スタッフ:宮崎さんは、どこで行列を見るのが一番好きですか?

宮崎:一番好きなのは23日朝、塩屋八幡宮での出発シーンですね。11月末の祭りですから朝は冷え込むのですが、みんな早朝から集合します。ガメもいれば、神馬もいる。寒いのに法被だけの人もいます。たくさんの人が、吐く息が白い中、人をかきわけ準備に動き回っています。獅子舞のドラ、チャルメラ、ラッパの音が鳴り響くと、それが出発の合図で、「今から妙見さん(八代神社)へいくぞ!」と、最高潮に盛り上がります。待ちに待った瞬間がやってきたと、一気に血が煮えたぎります。

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