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灘のけんか祭り

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:毎日放送 MBS
放送
:2007年11月23日(金・祝)14:00~14:54

ダイドードリンコスペシャル

播磨の秋に乱れ咲く灘のけんか祭り

灘のけんか祭り

日本に数ある“けんか祭り”の中でも最大級と言われる松原八幡神社の例大祭「灘のけんか祭り」。“ヨーイヤサー”勇ましい掛け声と太鼓の音で播州の秋は祭り一色に染まる。 兵庫県姫路市の旧灘七カ村の練り子たちによって、ライバル心むき出しに屋台練りの派手さや上手さを競い、また3基の神輿を惜しげもなく荒々しくぶつけあう。 華麗にして勇壮な神事「灘のけんか祭り」。播磨っ子の熱い心意気を今に伝える歴史と伝統の祭りに毎年10万人以上の人たちが酔いしれる。

祭り紹介

  • 祭り写真館

灘のけんか祭り

毎年10月14日、15 兵庫県姫路市で行われる「松原八幡秋季例大祭」は、 3基の神輿(みこし)をぶつけあう勇壮なお祭りで、通称「灘のけんか祭り」と呼ばれています。参加するのは灘旧7ヶ村で、今回は木場の副総代を勤める福田克之さん(65)に、『灘のけんか祭り』の見どころをお聞きしました。

開催日
10月14日~10月15日 ※毎年同日
場所・アクセス
兵庫県姫路市松原八幡神社周辺
・山陽電鉄「白浜の宮駅」下車、南へ徒歩約5分
お問い合わせ
松原八幡神社
079-245-0413

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

今年は木場が7年に1度の練り番です!!
木場 副総代 福田克之さん
木場 副総代
福田克之さん
スタッフ:「灘のけんか祭り」では、なぜ3基の神輿をぶつけあうのですか?

福田:「灘のけんか祭り」が行われる松原八幡神社の祭神・神功皇后が三韓に出兵しようと船出されたが、濃い霧が出たため、近くの妻鹿(めが)の漁港に船をつけられました。船が波に揺られてぶつかりあう様子を表現したのが、神輿のぶつかりのはじまりという説があります。また、船にこべりついた牡蠣(カキ)を、船と船をこすり合わせて落とす様子であるという説もありますが、はっきりしたことはわかっていません。今年は木場が7年に1度の練り番です!!
3基の神輿をぶつけ合う「神輿合わせ」は、15日の本宮で行われます。「輿合わせ」は「激しいほど、神意に叶う」と言われているため、練り子たちも力が入ります。神輿を担ぐのは、7年に一度まわってくる「練り番」の村です。今年は木場が「練り番」です。
ヤッサ7基の練り競い! page

スタッフ:14日、宵宮の見どころを教えてください。

福田:7ヶ村のヤッサが揃うのは宵宮だけです。ヤッサというのは屋台ですが、翌日の本宮では木場は神輿を担ぐので、木場のヤッサを見ていただけるのは14日だけになります。ヤッサの周囲には、長さ2メートルの青竹の先端に、色紙の房をつけた「シデ竹」を持つ「シデ持」が少なくとも100人います。各村ごとシンボルカラーが決められていて、東山はピンク、木場は緑、松原は赤、八家は黄赤、妻鹿は朱、宇佐崎は黄色、中村は水色です。「シデ竹」の色はそれぞれのシンボルカラーであることはもちろんヤッサ7基の練り競い!、村によっては、鉢巻き、法被もシンボルカラーで統一しています。7ヶ村のヤッサ、シデ竹が揃う宵宮は色鮮やかで見どころです。
また、屋台を練るのは高校生以上45歳までで、中学生は練ることができません。しかし木場だけは
「お迎え提灯」を出し、中学生が持ちます。「お迎え提灯」は神功皇后が三韓出兵から戻られた時に、木場の村人たちが提灯を捧げてお迎えしたという故事にのっとったものです。「お迎え提灯」は七ヶ村中、木場だけにしかないため、七ヶ村の中学生たちの憧れです。

三国志さながら、小赤壁で儀式!! page
スタッフ:15日、本宮の見どころを教えてください!

福田:「練り番」の村は、15日早朝から「潮かきの儀」を行います。 一の丸、二の丸、三の丸と描かれた三本の神輿幟(のぼり)を掲げて、練り番の氏子たちが海に飛び込んで互いに海水をかけあい、禊(みそぎ)をします。七ヶ村それぞれ「潮かき場」は異なっていて、木場は「小赤壁(しょうせきへき)」の河口です。「小赤壁」は、中国の三国志の古戦場「赤壁」に似ていることから名づけられた名所で、東西800メートル、高さ50メートルの岸壁です。「小赤壁」をのぞみながらの「潮かきの儀」は古式ゆかしく風情がありますので、朝早くからの儀式となりますが、ぜひ見ていただきたいです。


怖さ、興味、感動! page
福田:本宮、最大の見どころは、神社拝殿前と神社から西へ1キロほど離れた「広畠」で行われる「神輿合わせ」です。

スタッフ:「神輿合わせ」のコツのようなものはありますか?
怖さ、興味、感動!
福田:ヤッサ(屋台)の場合は、「太鼓打」がヤッサの中で太鼓を叩いているので、太鼓のリズムに合わせて練り子は練りますが、神輿の場合は太鼓がありません。練り子たち自身の掛け声で合わせないといけない。「神輿同士が、ガシャッとぶつかるまで逃げるな、いけ!」と、役員は練り子たちに言いますが、神輿はヤッサと違って土台がなく軽いから、バランスを崩しどちら側に落ちるかわからなくて怖い。逃げる場所を考えて、ガシャッと行く前に担ぎ棒の力を抜いてしまいます。逆に中途半端な状態で神輿が落ちてしまうから、余計に危ないのです。担ぎ棒に練り子がはねられる。あるいは、逃げ遅れて神輿にはさまれてしまう。危険なのはこの2つの状態ですね。逃げ遅れないようにしないといけないけど、最後までガシャッとぶつける、そのタイミングが難しいのです。


スタッフ:福田さんが練り子として、神輿合わせをしたときの思い出は?

福田:17歳の時、初めて「神輿合わせ」に参加しました。友達4~5人と参加して「ガシャッといくまで、担ぎ棒から手を絶対離すなよ」って事前に話しあっていました。一本の担ぎ棒を信用できる友達と担いで、同じ行動をするんだという気持ちで参加していたので、安心感はありましたね。 2基の「神輿合わせ」でしたが、伝わってくる感触は今でも覚えています。怖さ、興味、感動が混じった感触です。
神輿を舞い上がらせたい! page
お神輿を舞い上がらせたい!福田:神輿同士が当たると練り子は逃げるので、2基の神輿の間には練り子がおらず、中の支えがないわけです。そのままでは崩れ落ちるので、神輿の周囲から、ケンゴーという長い棒で神輿を支えます。
3基の神輿を同時に合わせることを「舞い上がる」といいます。大変難しいですが、今年は練り子、ケンゴー、力をあわせてぜひやりたいです。
スズメ蜂襲来!でもバチは離さない!! page
スタッフ:ヤッサの中では、「太鼓打」は揺らされたり、時には落とされたり、大変危険な状態にもかかわらず太鼓を叩き続けるのですね。
スズメ蜂襲来!でもバチは離さない!!
福田:ヤッサの中では、4人の「太鼓打」が太鼓を叩いています。どんな状況になっても逃げない、大変な責任感でやっていますよ。10年ほど前ですが、「広畠」での屋台練りを終えて、お旅山上へ山登りをしている途中、屋台が山の方へ倒れてしまいました。そこにちょうどスズメ蜂の巣があって、練り子たちも太鼓打もスズメ蜂に襲撃されました。意識不明になって病院に運ばれた人もいたのですが、太鼓打はそんな状況でも太鼓を叩いてました。ヤッサを降りるまでは、責任を果たさなければという『太鼓打』の責任感ですね。
 
お旅山上は、牧歌的な雰囲気で穴場!! page
お旅山上は、牧歌的な雰囲気で穴場!!スタッフ:見物客が「灘のけんか祭り」を楽しめる、お勧めの場所はどこですか?

福田:いろいろありますが、一番は15日本宮での「広畠」です。すり鉢状態になっており、桟敷席から鉢底の練り場を見ることができます。そして14日の神社前、屋台の練り合わせですね。15日、御旅山を登ったヤッサは、山上で据えられて休憩となります。ヤッサの飾り物「狭間の彫刻」や「高欄掛の刺繍」も間近で、じっくり見ていただくことができるのは、御旅山山上です。「けんか祭り」とは一味違う、のんびりとした雰囲気が山上にはあるので、ここもお勧めです。
まわし一つの男たちの祭です! page
スタッフ:最後に「灘のけんか祭り」をアピールしてください!
まわし一つの男たちの祭です!
福田:「灘のけんか祭り」を一言で表現すれば、『まわし一つの活気あふれる若者が、汗と力の限りを尽くして、神輿合わせ、ヤッサ練りをくりひろげる』人と力の密集した、男の祭です。
今年は木場が練り番です!!すばらしい「古式潮かきの儀」そして「神輿合わせ」にしたいと願っております。
七ヶ村の皆さん、そしてこのサイトを見ている全国のお祭ファンの皆さん、応援よろしくお願いいたします!!

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