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会津田島祇園祭

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:テレビユー福島 TUF
放送
:2007年8月12日(日)16:00~16:54 ハイビジョン制作

ダイドードリンコスペシャル

ユカ18歳の夏 ~会津田島祇園祭~

会津田島祇園祭

伝統としきたりを重んじる会津田島祇園祭を支えるお党屋制度。 なかでも お党屋組をまとめ、神事を執り行うお党屋本(とうやもと)の役割はとても重い。 このお党屋本の家に生まれた18歳の渡部裕佳さん。裕佳さんはこの夏、父親を助け 数々の神事に携わることになった。小さい頃から祭りが大好きだった裕佳さん。若い彼女を支えるのは家族やお党屋組の長老など地域の人たちだ。 番組では、雪が降り積もる1月に始まり、その後半年間に渡って祭りの成功のために力を合わせていく南会津の人々の心意気を、18歳の彼女の目を通して描いていく。 ・・いよいよ祭りが始まる。はたして裕佳さんは無事にその大役を果たすことができるのか。

祭り紹介

  • 祭り写真館

会津田島祇園祭

福島県南会津郡南会津町で7月に行われる「会津田島祇園祭」は、「お党屋(とうや)制度」によって、800年以上受け継がれた、国の重要無形民俗文化財に指定されているお祭りです。南会津町企画観光課商工観光係の渡部健一さん(28)に「会津田島祇園祭」のみどころをお聞きしました。

開催日
7月22日~7月24日 ※毎年同日
場所・アクセス
福島県南会津町南会津町内各所
・会津鉄道・野岩鉄道・東武鉄道 会津田島駅下車
・西那須野塩原ICからR400号塩原 上三依経由56kmのR121号沿い。
お問い合わせ
南会津町観光協会田島支部
0241-62-3000

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

13年に一度、党屋組パワー結集!!
南会津町企画観光課 商工観光係 渡部健一さん
南会津町企画観光課
商工観光係
渡部健一さん
スタッフ:「会津田島祇園祭」はどのようなお祭りですか?

渡部:「会津田島祇園祭」は田出宇賀(たでうが)神社・熊野両神社合同のお祭りで、お党屋制度に支えられています。お祭りを運営するのは「お党屋組」と呼ばれる氏子たちで組織された12組で、「お党屋組」代表の家を「お党屋本(とうやもと)」といいます。「お党屋組」は13年に1度「当番お党屋組」が回ってきて、「お党屋本」を中心にお祭りを運営します。現在の「会津田島祇園祭」は約400年前の慶長時代の復興願いの「しきたり」が受け継がれている祭りであり、 「当番お党屋組」はおよそ半年間、祭りの準備に力をあわせます。

祭りの準備は1月から!? page
スタッフ:「当番お党屋組」は、いつ頃から祭りの準備を始めるのですか?
恐怖祭りの準備は1月から!?
渡部:祭りの準備は1月から始まっています。1月15日頃の夕方に行われるのが「お党屋お千度」という行事です。当番お党屋組の各家から男性1名ずつが集まって田出宇賀(たでうが)神社、熊野神社に行きます。雪が降る季節の行事にもかかわらず、男性たちは紋付羽織、白い股引き、白足袋、草履といった薄着で参るのが習わしです。神社に到着したら、みなで境内入り口にある手洗い場と拝殿を何度も往復するお千度参りをします。お千度参りは宮司から、充分に勤められましたという合図を受けたら終えて、神社の中に入ります。宮司についでもらったお神酒の大杯を、当番お党屋組の男性一人ずつが飲み干します。銚子6本分ものお神酒が入った大杯ですが、みなさん一気に飲み干すので、私はそばで見ていただけですが、大変だなと思いました。

7月7日、光の参道現る!? page
7月7日、光の参道現る!?渡部:1月に始まったお祭りの準備も7月には本格化、7月7日には神社の参道の両脇に木で作った御神燈(ごしんとう)120~130基を並べ、夜には灯りをともします。夜の灯ろうの参道は私のお勧めスポットです。あまり知られていませんが、100を超える灯ろうと参道の取り合わせは、都会では味わえないような厳かで美しい幻想的な光景です。7月22日、23日、24日のお祭りの行事のほとんどが早朝から日中にかけて行われますが、夜まで待っていただいて、参道にもぜひお越しください。

行器(ほかい)をもつ高さに注目! page
スタッフ:7月22日の「宵祭り」からいよいよ祭り本番を迎えますが、見どころは何でしょうか?
行器(ほかい)をもつ高さに注目!
渡部:1つは7月23日「本祭り」の朝に行われる「七行器(ななほかい)行列」です。「行器(ほかい)」というのは食物を入れて持ち運ぶ器ですが、田出宇賀(たでうが)神社にお供えするお神酒を入れた角樽3個、赤飯を入れた脚のついた行器3個、鯖(さば)を乗せた魚台1個の計7個、さらに熊野神社にお供えする角樽1個、行器1個、魚台1個も加わって計10個あります。朝8時頃、お党屋本から「七行器行列」が出発します。角樽と魚台を裃・草履ばき姿の男性が、赤飯を入れた行器を花嫁装束の女性たちが運びます。未婚の女性は高島田、既婚の女性は丸髷(まげ)に結った美しい花嫁姿なので、「七行器行列」は毎年カメラマンの人気を集めています。しかし行器を持つ高さにも注目してください。自分の鼻より下に下げている方はいないと思います。神様へのお供えものなので、息がかからないよう捧げもちをするのです。腕を高く上げて歩くので疲れてくると、女性は交代します。観光客の方の中には、女性たちが行器を交代して持っている様子をみて「名誉なことだから順番制にしているのね」と言う方もいらっしゃいますが、実際は捧げもちをするので、疲れてくるため交代制を設けているのです。

花嫁さんは寝不足ってホント?? page
花嫁さんは寝不足ってホント??スタッフ:「七行器(ななほかい)行列」に参加する女性たちは、花嫁装束で髪を高島田や丸髷(まげ)に結うなど、準備が大変ですね。

渡部:年によって違いますが、毎年「七行器行列」に参加する女性はおよそ40人で、町の美容院へ行って用意をします。髪結い、化粧、着物の着付けなど、用意に1人、3時間はかかるとか。女性たちは夜中から準備をして、そのまま寝ないで、朝を迎え、行列に参加していますね。前日は、町のほとんどの美容院では一晩中、あかりがついていますよ。
なんと110年ぶりに復活した「子供歌舞伎」!! page
なんと110年ぶりに復活した「子供歌舞伎」!!渡部:もう一つの見どころは7月22日、23日に行われる「子供歌舞伎」ですね。 江戸時代末頃から始まったのですが、明治のはじめ、子供が化粧をして夜、人前で歌舞伎を演じるのは教育上よくない、ということで、廃止されました。その後は、地元の青年が演じる「青年歌舞伎」や興行の歌舞伎を上演していたのですが、平成になった頃から、「子供歌舞伎」を復活させようという動きが起こり、「田島祇園祭屋台歌舞伎保存会」という団体ができました。そして平成6年におよそ110年ぶりに「子供歌舞伎」を復活上演しました。

スタッフ:見物する際のアドバイスはありますか?

渡部:「子供歌舞伎」を上演する屋台は西町、上町、中町、本町それぞれ1台ずつ、
計4台あります。横幅約4メートル、長さ約7メートルの組み立てもので、屋台の前方は舞台、後方は楽屋になっています。昔の人たちの庶民文化に対する情熱が伝わってくる豪華なつくりですので、ぜひご覧下さい。田島は江戸時代、幕府の直轄領だったので、庶民が楽しむ娯楽については優遇されていました。そんな中、「子供歌舞伎」はお祭りを盛り上げるために行われるようになったのでしょう。

芸場表を要チェック!! page
芸場表を要チェック!!スタッフ:子供歌舞伎には何歳から何歳までの子どもが出演していますか?

渡部:昨年は最年少の子どもが5歳で、中学3年生の子どもまで29人が出演しました。毎年、秋の終わり頃までに子どもたちを募集して、3月くらいから週1~2回のペースで練習をして本番を迎えます。演目は、「絵本太功記」、「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」といったよく知られた歌舞伎の演目2つと、地元にゆかりのあるものをということで、昔この町に住んでいた方が書き上げられたものが2つあります。演技指導をするのは、昔、青年歌舞伎をやっていた方たちが中心で、昔の経験を頼りに役者の動きを指導し、完成させてきました。一演目、およそ50分くらいで、屋台を止めて上演する場所を「芸場(げいば)」といいますが、芸場や上演時間も決まっています。「子供歌舞伎」の上演は夕方からです。観光案内所でも上演スケジュールを書いた「芸場表」を配っていますので、確認してぜひご覧ください。
地酒好きは神社へ? page
スタッフ:「会津田島祇園祭」は「どぶろく祭り」とも言われるようですが、なぜですか?
地酒好きは神社へ?
渡部:田島は昔から祇園祭では、どぶろく造りを認められていたところで、祭りのお神酒もどうぶろくが使われます。7月9日、お神酒に使うどぶろくの仕込みが始まり、7月21日に「御神酒開き」が行われます。お神酒を神社本殿に備え、神職を当番お党屋本の家に招いて、聞き酒をするのです。 7月22日からのお祭りの期間、神社ではどぶろくのお神酒が無料で振舞われています。ただし、無くなってしまうと終了です。
昔ながらのしきたりをお見逃し無く! page
昔ながらのしきたりをお見逃し無く!スタッフ:最後に「会津田島祇園祭」をアピールしてください!

渡部:お祭りまでのおよそ3ヶ月間、当番お党屋組では、肉、卵を食べないなど、厳しい潔斎が行われます。行事の進行にも、古式ゆかしきしきたりがありますが、そういったところにも注目していただければ、祭りがはじまったおよそ800年前の時代の面影を垣間見ることができる機会になると思います。

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