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「ペーロンは男のロマンですたい!」と言うのは香焼町ペーロン協会会長森完壽郎さん(60才)。
森さんに「西彼ブロックペーロン大会」の見どころを聞きました。
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香焼町ペーロン協会会長
森完壽郎さん |
スタッフ:ペーロンはいつ頃始まったんですか?
森:ペーロンの語源は「「白龍(パイロン)」で、中国の福建省や四川省で始まりました。
長崎でペーロンが始まったのは1655年頃です。唐船が暴風雨のために難破して、
たくさんの犠牲者が出たので、長崎にいた唐人達が海神さまの怒りを鎮めるために、始めたのが最初といわれています。
これを長崎の人が取り入れて競漕するようになりました。 |
スタッフ:ペーロン船はどんな船ですか?
森:船は弓形をしていて、長さが約13m、幅約1.5mほどです。
船を作る素材は杉です。船首に描かれるマークは各チーム趣向を凝らしています。
漕ぎ手は26名以内、太鼓やドラの叩き手が各1名ずつ乗って、総勢約30名です。ペーロン船の設計図、板図っていうんですが、
これを船大工は絶対見せないんです。船底の曲がり具合や舳先(へさき)の形などは、極秘なんです。 |
スタッフ:西彼ブロックペーロン大会とはどのような催しですか?
森:これまでに34回開かれた大会で、西彼地区のチームが参加します。西彼地区の若者同士が、
切磋琢磨しながら友好親睦をすることが目的の大会なんです。
特徴は「規定スタイル」のレースと「フリースタイル」のレースがあることです。
「規定スタイル」は実行委員会が準備した同じ型の舟で、漕ぎ手20名以内で競います。
「規定スタイル」は他の大会ではあまりなく、珍しいのでそのへんも見て欲しいですね。 |
スタッフ:香焼町の去年の成績は?
森:6連覇を果たしたんです。うれしいことにタイムも毎年自己記録を更新しています。
スタッフ:香焼町の強さの秘密はどこにあるんですか?
森:選手たちは意気込みがあって、団結しているから勢いがあるんです。
関心するのは、本当によくまとまっている。シーズン中は毎日練習があるんですけど、
仕事が終わって遅くなっても来るし、早く来た選手は、早くきたなりに一生懸命練習する、没頭してやってるんです。 |
スタッフ:ペーロンを漕ぐとき、歌う唄があるとか?
森:西彼地区には特徴あるペーロン唄が各地区に伝わっているんです。若者らしい元気な歌なんで、これも聴き比べたら面白いです。
音と言えば、長崎の人間はドラ、太鼓の音を聞いたら鳥肌が立つんですよ。
祭りでいうと「シャギリ」。飯を食べなくても「ペーロン競漕」に夢中になってしまう! |
スタッフ:ペーロン競漕で勝つ秘訣のようなものはありますか?
森:先頭で拍子木を打つんです。拍子木を早く打ったからといって早く漕ぐとは限らない、そのあたりは、チーム間の駆け引きなんです。
ペーロンはもう男のロマンです。漕いでいて波がこう顔にかかる、それを「うわぁー」いうて払いのけてまた漕ぐ、船がぐんと進む、汗と涙、その感触をいえば、男のロマンなんですよ。 |
スタッフ:サイトの読者に「西彼ブロックペーロン大会」をアピールしてください!
森:長崎の海が熱くなるペーロン競争は、ひと目見たら鳥肌が立つような競技です。
ぜひ見に来て欲しいです。
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