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おわら風の盆

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:チューリップテレビ TUT
放送
:2006年9月30日(土)14:00~14:54(TUT)
2006年10月8日(日)12:00~12:54(BS-i)

ダイドードリンコスペシャル

煌きの三日間 ~おわら風の盆~

おわら風の盆

富山県の山間にある小さな町 八尾。普段は人通りの少ないこの町が、1年に3日だけ光り輝く瞬間、おわら風の盆。おわらの四天王のひとり、三味線の名人である78歳の大工さんの人生観、踊りに生きがいを見つけた三姉妹のチャレンジなどを通して、地元の人々がなぜそこまでおわらにのめりこみ、輝く瞬間をもつのかを探る。

祭り紹介

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おわら風の盆

今年を最後に踊り手から引退、これからは三味線の弾き手として活躍が期待されている越中八尾観光協会広報担当の楠純太さん(25才)に「おわら風の盆」の見どころを聞きました。

開催日
9月1日~9月3日 ※毎年同日
場所・アクセス
富山県富山市八尾町
・富山駅からJR高山本線 越中八尾駅まで25分
・富山空港から車で20分
お問い合わせ
越中八尾観光協会
076-454-5138

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

「おわら風の盆」は真剣セッションの場
越中八尾観光協会広報担当の楠純太さん
越中八尾観光協会広報担当の
楠純太さん

スタッフ:「おわら風の盆」の見どころはどのようなところですか?

楠:八尾では踊り手と唄い手そして演奏者、それぞれが一生懸命練習をして、向上心を持って常にレベルアップを図っています。そして1年に1度のセッションの場が「おわら風の盆」といえます。例えば唄い手は、何を唄ってもいいんですよ。何千という唄の中から状況をみて選んで唄います。そして演奏方は唄が変われば、唄に合う演奏をします。唄が長くなれば、長くなったなりの演奏の仕方をしなければなりません。相手が次ぎにどうでてくるが考えながら、互いに真剣勝負する。それが「おわら風の盆」なんです。そういうところを見て、感じていただきたいんですね。

「おわら風の盆」の伝統は英才教育のたまもの
スタッフ:踊りの練習は何才ぐらいから始めるんですか?

楠:踊りを初めてやるのが、歩けるようになる2、3才くらいですね。
そして小学校以上になると、8月のお盆の少し前頃から、「おわら」の練習が始まります。
毎日夜7時に各町で集まってまず30分、小学生に中学生以上が「輪踊り」を教えます。その後の1時間は中学生に高校生以上が「男踊り」や「女踊り」を教えます。 さらにその後1時間、高校生を大学生以上が教えるという流れになっています。

踊り方教室 スタッフ:「おわら」の踊りを習える場所はありますか?

楠:おわら風の盆当日の1日、2日には、越中八尾観光会館で踊り方教室が開かれます。 踊りを覚えて夜の輪踊りで踊る方もい らっしゃいますので、 祭り当日からでも踊りを教わり、踊りの輪に入ってみてはいかがでしょうか。

踊り方教室:9月1日、2日のみ実施
時間:14時~15時、15時~16時の2回
場所:越中八尾観光会館(曳山展示館)ホール 要入館料
※各町によっては練習時間、内容が異なります。

演奏方、唄い手は1年通して修行
演奏方、唄い手は1年通して修行 スタッフ:毎晩、踊り手の方々も練習が大変なんですね。

楠:自分たちは当たり前になっているのですごいかどうかわからないんですが、すごいといえば、演奏方がすごいと思います。
月に1回、3日間、正式には「温習会」と言いますが、年間行事の一環として練習会を開いています。また毎週日を決めて定期的に練習しているサークルのようなグループもたくさんあります。

スタッフ:芸事として取り組んでいらっしゃるんですね。

楠:こちらではそういう意識で取り組んでいる人がほとんどですね。自分で楽器も買って、先生に習います。八尾では演奏の世界に入れば、上手く指導していただけるような流れがあるんですよ。

静かに耳をすませば「おわら」が深まる
静かに耳をすませば「おわら」が深まる スタッフ:「おわら風の盆」を楽しむポイントは何ですか?

楠:踊りをメインに見ている観光客の方が多いようで、「踊りがすごくキレイ、今の揃ってた!カッコイイ」とか言ってくれたり、中には「頑張って、頑張って」と踊り手をうちわで扇いで下さる方もいらっしゃるんですけど、そうするとせっかくの楽器の音色や唄声がかき消されてしまって・・・。1時間唄っても、その間、同じ唄は繰り返さない、それくらい唄の数は多いんですね。「面白い唄を唄っているんだから聞いてもらいたいなぁ」と思うことがよくあります。静かに見ていただいたらもっと「おわら」をもっと深く楽しんでいただけるのになぁと残念に思うことはあります。

スタッフ:たくさん唄があるなかで、どんな唄でも演奏できるものですか?

楠:難しいので、毎日の練習が必要なんだと思います。私は三味線の練習を始めてからまだ日が浅いので、知らない唄、難しい唄は、合わせられないですが。
練習を積んだベテランの方の演奏も間近で楽しんでいただけるのが「おわら風の盆」の醍醐味の一つなんですね。

「おわら」は場所で変化する
「おわら」は場所で変化する スタッフ:おわら風の盆」を楽しむお勧めの場所などありますか?

楠:夜、ぼんぼりがずらりと並んでいる町を列になって踊る「町流し」、それは一つ、見所だと思います。「おわら」を行う11町がそれそれ町流しをする場所をそれぞれもっています。その町並みもひとつの舞台のようなもので、例えば商店街のような町並みでは、列になって流す勢いがある「おわら」になりますし、逆に狭い路地を流すときは、しっとりとした「おわら」になる。「おわら」自体はどこで踊っても同じなんですよ、なのに場所が違うだけで全然違って見えてくるんです。いろんな場所で「おわら」を見ていただくと、「おわら」のいろんな魅力を見つけていただけると思います。

町流しを先回りする秘策
町流しを先回りする秘策 楠:いろんな場所で「おわら」を見てくださいとお勧めしても、最近観光客の方がとても多くて他の場所へ移動したくても身動きがとれない、あるいは他の人の迷惑になってしまうかもしれないというのが現実なんですね。しかし、お気に入りの「おわら」を見つける方法として、まず昼間、八尾のいろんな町並みを見ていただいて、このあたりで踊っているのが見たいなぁというのが見つかればその町の公民館へ行ってください。各町の公民館では、その町の「おわら」の運行予定経路を掲示板に貼り出しているので、それを見て、先回りして待っていただくと、好きな「おわら」に出会えるかなぁと思います。

※運行予定経路は天候やその他の事情により変更することがあります。

深夜に誕生する新ユニット
深夜に誕生する新ユニット スタッフ:「おわら」の演奏や踊りは深夜まで続くと聞きましたが、何時頃までですか?

楠:「おわら風の盆」の行事は夜の11時までで、その後は少し休憩や反省会などをして、また人が出てくるという状況はありますね。しかしそれは行事外のことなので、深夜になれば必ず出てくるということでもないです。しかし、行事外の時間ともなると、演奏者や唄い手はお気に入りの着物に着替えて登場することが少なくないですね。というのも行事の時間内では各町が町単位で動き、衣装も決められていますが、その制約が時間外では解けるんです。町単位を越えて演奏ができる時間になるので、気の合った仲間同士とか、名人と手合わせしたいとか、いろんなユニットができるんです。とても大事にしたい時間なので、みなさん気合いの入れ方が違います。この時は観光客の皆さんはそっと見守るようにいていただくと、きっと最高のおわらに出会えることでしょう。

八尾の町は1つの劇場です
八尾の町は1つの劇場です スタッフ:サイトの読者に「おわら風の盆」をアピールしてください!

楠:坂が多く、昔の町並みが残る八尾は、町全体が1つの劇場のようなものなんです。町のいたるところに舞台があって、それぞれ唄、踊り、演奏が1つになったショーが行われていると。ふつう劇場の中は静かで、感動しても大声を上げて「わーすごい」っていう人、そんなにいないですよね。「おわら風の盆」も、劇場にいるように静かに見ていただければ内に秘めたパワーをもっと感じていただけると思います。

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