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秋田竿燈まつり

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:秋田テレビ AKT
放送
:2006年9月2日(土)13:30~14:25

ダイドードリンコスペシャル

天(てん)にむかう ~秋田竿燈まつり~

秋田竿燈まつり

秋田市の夏の夜空に黄金色の稲穂(提灯)がたなびく。
400年の伝統行事の景色は、「妙技」という熟練と鍛錬の技と力が代々男衆たちに受け継がれてこそ。理想の「竿燈の美学」を求める竹竿職人の兄弟が「町紋」を賭けて勝負する姿を追いながら「竿燈まつり」を紹介。

祭り紹介

  • 祭り写真館

秋田竿燈まつり

秋田市竿燈(かんとう)まつり実行委員会の加藤朱さんは生まれも育ちも秋田。会場の本部で竿燈を見守ってきた加藤さんにみどころを聞きました。

開催日
8月3日~8月6日 ※毎年同日
場所・アクセス
秋田県秋田市竿燈大通り
・[秋田新幹線] 東京駅-秋田駅 約3時間49分
お問い合わせ
秋田市観光物産課
018-866-2112

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

黄金の稲穂が空中浮遊!?
秋田市竿燈まつり実行委員会の加藤朱さん
秋田市竿燈まつり実行委員会の
加藤朱さん
スタッフ:「秋田竿燈まつり」はどのようなお祭りですか?

加藤:「秋田竿燈まつり」は、豊作祈願と不浄を祓(はら)う「ねぶり流し」行事そして「七夕」がひとつになったお祭りと考えられています。
竿燈は竹竿に提灯(ちょうちん)を吊るしたものです。竿燈には竹竿の長さ約12メートル、重さ50キロ、提灯の数46個の「大若(おおわか)」から、ひとまわり小さい「中若(ちゅうわか)」さらに小さい「小若(こわか)」そして高さ5メートル重さ5キロの「幼若(ようわか)」があります。夜、提灯のろうそくが点(と)もされた竿燈を「差し手」と呼ばれる人が合図とともに一斉に立ち上げ、バランスをとりながら支えます。竿燈の数はおよそ230本、提灯は1万個あります。ろうそくの光りで輝く竿燈は遠くから見ると金色の稲穂で、提灯ひとつひとつは米俵に見立てられています。

竿燈を上げるのは「力」より「技」
竿燈を上げるのは「力」より「技」  スタッフ:重さ50キロもある竿燈を支えるにはとても力がいりますね。

加藤:昔は、竿燈を持ってどれだけ歩けるかで力自慢をしたようですが、今は技自慢ですね。バランスのとりにくい手の平や額、肩、腰で竿燈を支えるので「力四分に技六分」といわれています。
中でも特にハラハラするのが「継(つ)ぎ竹」です。次の差し手が変わる時に竹竿を足していくんです。私が見た中で最高は7本の「継ぎ竹」がありました。大きくなった竿燈は弓なりになるし重いんです。これを手の平、額、肩、腰などで支えるんですが、竿燈が折れないかドキドキしますよ。見どころのひとつつですね。

ピタリ止まれば「おえたさー!」と声をかけよう
ピタリ止まれば「おえたさー!」と声をかけよう スタッフ:竿燈はどんな上げ方がよいと言われますか?

加藤:ひとつは提灯のろうそくを消さないことですね。
そしてもうひとつは竿燈を差したら動かない状態が続くことです。
そんな時は差し手に「生(お)えたさー」「根(ね)っこはったさー」って声を掛けます。
「おえたさー」は稲の根が生えた「生(お)える」から来ています。
稲の根が張ったように微動だにしていないという意味で「おえたさー、ねっこはったさー」っていいます。
なかなかうまく上がらない時は「ドッコイショ、ドッコイショ」って声を掛けます。重いものを持ち上げる時の掛け声ですよね。「ドッコイショッ、ドッコイショ」と言われると失敗した差し手も、もう一回頑張ろうという気持ちになるんですよ。

スタッフ:失敗することはあるんですか?
加藤:ありますよ。例えば継ぎ竹をたくさんした竿燈をおでこで支えていたんですが、竹竿が折れて差し手の顔面に竿燈が直撃したこともありました。
その方は鼻血を出して本部へ手当てにこられましたね。

仰天!竿燈から○○が飛び出す妙技会も必見
仰天!竿燈から○○が飛び出す妙技会も必見  スタッフ:昼間に行われる竿燈妙技会っていうのは何ですか?

加藤:祭りの2日目から4日目の昼間、町内会や企業からエントリーされたチームが技を競うトーナメント方式の競技会です。団体規定、自由演技、個人戦そして囃子方も競います。差し手は各チーム5人の編成で、手のひらに乗せる「平掌(ひらて)」のほか5つの基本的な技を直径約6メートルの円内で披露して、バランス感覚や姿勢の安定感などが審査されます。自由演技では5つの基本的な技をやりつつも、継ぎ竹の数の制限もないので高くしたり、高下駄を履いたりと高度な技をやります。今までで一番驚いたのは、継ぎ竹の間に仕掛をしていたチームがありまして、最後にヒモを引っぱるとハトが飛び出してきたんですよ。そんなこともできるんだ!ってびっくりしました。

最終日の夜は一か八か
最終日の夜は一か八か スタッフ:おすすめはいつですか?

加藤:ハラハラする「継ぎ竹」の技をみるなら最終日の夜がお勧めですね!
「継ぎ竹」をたくさんすると竿燈は折れやすくなります。お祭りの前半で竿燈が折れてしまうと翌日から上げる竿燈がなくなって「残りの日数どうする?」ってことになるので、差し手の方たちもやっぱり無茶はしないんですね。
でも最終日ともなると、明日はないから折れてもいいぞっていう気持ちで、どんどん「継ぎ竹」に挑戦するんですよ。最終日の夜はみなさん、はじけてますよ。

額に残る丸い痕は男の勲章
額に残る丸い痕は男の勲章  スタッフ:それだけがんばると、祭が終わったら差し手の人は激痛で大変では?

加藤:お祭りの後、秋田では額などに丸く竹竿の痕が残っている人を見かけますね。
「竿燈あげる人だ」ってすぐわかるんですよ。
50キロもある竿燈の重さがバランスをとる一点に集中するので、手の平や肩の皮もむけてしまうこともあるそうですよ。

「竿燈名人」になれるかも!?
「竿燈名人」になれるかも!?  スタッフ:見物人も竿燈を上げる機会などはありますか?

加藤:夜本番が終わったあとに「ふれあいの時間」というのがあります。
見物の方も演技会場に入っていただいて、竿燈や差し手と一緒に記念写真をとったり、上げてみたいという方にはもちろん補助をつけますが、持ち上げていただいたりもしています。
昼間の妙技会の休憩時間には「チャレンジコーナー」というのを設けています。
ここでは長さ5メートル、重さ5キロの「幼若」を実際に上げていただいています。
一日先着100人までの予約制ですが、上がった方には「竿燈名人」という賞状も差し上げていますので、挑戦してみてください。
私も「幼若」を上げてみたことがありますが、バランスがとれなくてあっち行ったりこっち行ったりしたんですよ。「幼若」でもこんなに難しいんだなって実感しました。

竿燈の短いろうそくをもっているとご利益あり
竿燈の短いろうそくをもっているとご利益あり スタッフ:竿燈のろうそくはお守りになると聞いたんですが。

加藤:竿燈の提灯に使った短いろうそくを持っていると安産できるという言い伝えがあるんですね。ろうそくの長さが短いほどお産の時間が短くなるというもので、竿燈に携わっている人の間では安産のお守りとして知られていました。
昨年、竿燈会から竿燈に使った短いろうそくをちょうだいして、半てんで作った巾着袋に入れてお守りを作りました。初めての試みで祭り期間中限定500個販売したんですが、とても好評でした。今年もやる予定ですので楽しみにしていてください。

効率よく見るなら観覧席がお勧め
効率よく見るなら観覧席がお勧め スタッフ:加藤さんは祭り当日、どこにいますか?

加藤:本部で観覧席券を販売している予定です。

スタッフ:観覧席はどのようになっているんですか?

加藤:会場の竿燈大通りの中央分離帯に設けていまして四段のひな壇になっています。
歩道から見ていただくのも楽しいんですが、竿燈を見上げていると首も疲れてくるので、ゆったり見ていただける観覧席をお勧めしています。大通りの中央にあるので反対車線側の演技もしっかり見れますし、ご飲食もできるので竿燈をゆったりと堪能していただけると思います。全席指定で、前の席がいいとか最上段がいいとかご要望もうかがって空いている席をおとりしています。

観覧席は一席2,000円でパンフレットは一冊300円になっています。
お問い合わせは観覧席予約センター TEL:018-866-9977 までお願いします。

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