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姫島盆踊り

※このページは写真・文章ともに過去の祭り情報になります。 今年応援する祭りはこちらから

TV番組情報

制作
:大分放送 OBS
放送
:2006年9月2日(土)16:00~16:54

ダイドードリンコスペシャル

姫島盆踊り ~伝説の島は踊る~

姫島盆踊り

大分県北部の島、姫島で脈々と受け継がれる「きつね踊り」。おしろいを塗って飛び回る子供たちの姿に、観客からは笑みがこぼれ、「コラサッコラサッ ソライタ ソライタ ヨイヨイ」かがり火に太鼓の音が響くとき、島の老若男女が盆坪に集う。番組では、“島が踊る”熱狂的な真夏の夜にかける人々の情熱に迫る。

祭り紹介

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姫島盆踊り

かつて「銭太鼓踊り」を踊ったという姫島村役場の産業課長、高橋輝義さん(50才)と広報担当の中城正彦さん(36才)に「姫島盆踊り」の見どころを聞きました。

開催日
8月14日~8月15日 ※毎年同日
場所・アクセス
大分県姫島村フェリー広場
・大分空港から伊美港まで車で40分
・JR宇佐駅から伊美港まで車で40分
・伊美港から姫島港までフェリーで20分
お問い合わせ
姫島村水産・観光商工課
0978-87-2111

※掲載された情報につきましては、独自に集積したものであり、変更されている場合もあります。
 お出かけの際には各祭りの主催者へのお問い合わせや公式サイトなどで必ずご確認ください。

始まりはナント鎌倉時代!
スタッフ:「姫島盆踊り」はどのようなお祭ですか?

中城:姫島盆踊りは、鎌倉時代の「念仏踊り」が発展したものと言われています。
8月15日から17日の夜、島の数か所に、太鼓のやぐらが組まれた「盆坪(つぼ)」が作られ、各集落の踊り手たちが次々に廻ってきて踊ります。
15日と16日が踊る組も多く賑わっています。踊りは主に「キツネ踊り」「アヤ踊り」「猿丸太夫(さるまんだゆう)」「銭太鼓(ぜにだいこ)」等の「伝統踊り」と衣装や振り、道具などが考案され、趣向をこらした踊り「創作踊り」があります。

※念仏踊り・・太鼓・鉦(かね)などを打ち鳴らし、節をつけて念仏などを唱えながら踊ること。また、その踊り。空也上人が始め、鎌倉時代に一遍上人によって広められたものと伝わる。

「キツネ」と「庄屋さん」の関係は?
「キツネ」と「庄屋さん」の関係は? スタッフ:「キツネ踊り」が大人気だそうですが、どのような踊りですか?

中城:庄屋さん役を先頭にキツネ役に扮した子どもたちが続きます。
キツネは全身白づくめで、顔もまっ白にぬってキツネの顔をかいています。
おしりにしっぽも垂らしています。ちょうちんのついた傘を片手に、かわいいしぐさで踊ります。

スタッフ:「キツネ踊り」は考案されるヒントのようなものはあったんでしょか?


中城:昭和38年、島を訪れた作家の今東光が「キツネ踊り」を見て「庄屋と鉄砲とキツネを風刺したものだろう」と聞いております。 これが俗説になっています。
以前は大人が踊っていましたが、戦後小学生に譲って、子どもが踊るようになりました。

※庄屋と鉄砲とキツネ・・・庄屋拳(けん)、キツネ拳とも呼ばれ、古くから伝わるじゃんけんの一種でお座敷遊び。庄屋は正座、鉄砲(猟師)は両手で鉄砲を持つ格好を、キツネは頭に両手で耳をつくる。狐は鉄砲で撃たれるので猟師に負け、猟師 は依頼主の庄屋に負け、 庄屋は狐に化かされるので狐に負ける。

※今東光(こんとうこう)・・・明治31年生まれ。天台宗の大憎正で直木賞作家。
代表作は「お吟さま」「悪名」「春泥泥抄」など。
瀬戸内寂聴は東光の弟子。79才で死去。


「コラサッ ソライタ ヨイヨイ」が大人気
「コラサッ ソライタ ヨイヨイ」が大人気 スタッフ:「キツネ踊り」が人気を集める理由は何でしょうか?

中城:なんと言っても踊る子どもの「可愛いらしさ」だと思います。キツネの扮装で「コラサッ・コラサッ ソライタ ソライタ ヨイヨイ」と甲高い掛け声を上げながら飛び回る子供たちの姿には思わず笑みがこぼれてしまいます。小学校高学年の子より、むしろ踊りを覚えたばかりの小さな「子ギツネ」の方が人気があるくらいで、観客の視線を釘付けにしています。

「キツネ」と「タヌキ」どっちがひょうきん!?
「キツネ」VS「タヌキ」どっちがひょうきん!? スタッフ:「キツネ踊り」に負けないくらい人気の「創作踊り」があるとか?

中城:「姫島を代表するキツネがあるのならタヌキがあってもよいのでは」と、昭和56年、大海地区で踊りの師匠をしていた大海重好さんが「たぬき踊り」を考案しました。
扮装は全身茶色づくめですが、お腹は白く膨らませています。顔は目の回りが黒いタヌキの顔をかいて、傘をかぶり、腰には「大福帳」をぶら下げ、とっくりを片手にもって踊ります。もちろん茶色いしっぽもたらしてます。
ひょうきんな衣装と踊りで発表されるやいなや大好評で、大海地区の子どもたちに踊り継がれて地区を代表する踊りになりました。
スリムな子どもまでもが扮装してお腹ががふくよかな「タヌキ」になってしまいます。突き出たおなかをさすりながら、とっくりのお酒をのみほす振り付けが非常にユーモラスです。

勇壮ですけど、実はキツイんです
勇壮ですけど、実はキツイんです スタッフ:今までで印象的だった踊りはどんな踊りですか?

高橋:小学校の頃からいろんな踊りを踊っていましたけど、30年以上前に踊った、「銭太鼓(ぜにたいこ)」は印象深いです。
「銭太鼓」は、松原地区の青年の男女が踊るんですけど、男はフク(※魚の河豚(ふぐ))の皮を張った小さな太鼓を2つ持ちます。太鼓には一文銭が針金で仕掛けられて、じゃらじゃら音が鳴るように作ってあるんです。男は勇壮な踊りですが、腰を落として踊るから体力的にキツかった、若かったけど。

「創作踊り」は時代を映す鏡
「創作踊り」は時代を映す鏡 スタッフ:「創作踊り」はどんな踊りなんですか?

高橋:衣装や振り付け、道具などの趣向を各地区で考えた新しい踊りが「創作踊り」です。
多くは新作ですが、好評だったものは翌年や別の年にまた踊ることもあります。

スタッフ:「創作踊り」のアイディアやヒントはどんなところから得ているんですか?

中城:昔は、盆の前に「祇園祭」というお祭りがあって、このお祭りで必ず上演された「掛け小屋の芝居」をヒントに振り付けることが多かったとされています。
今は、テレビ、映画、日常生活、社会風刺といった、いろんな分野から題材を得ているようです。例えば、3年前中学生が有名なお笑いグループが流行らせたギャグの動きを振り付けに取り入れて踊りました。

アバレボーも必見
スタッフ:「アバレボー」という踊りもあるそうですが、どんな踊りですか?

高橋:趣向をこらした仮装をして、周囲の踊りとは別にこっけいな仕草をしたり踊ったりして笑わせる踊りです。 昔は、お酒を少し飲んで参加してたからね。 興に乗って、1人、2人や組で踊って、その場を盛り上げるというか、笑って欲しい一身というか、そういう踊りをすることです。

姫島盆踊りは見る人を楽しませる踊りです
姫島盆踊りは見る人を楽しませる踊りです スタッフ:サイトの読者に「姫島盆踊り」をアピールしてください!

高橋:多くの盆踊りは、ひとつあるはいくつかの踊りをたくさんの人で踊りますよね。
姫島盆踊りは踊りがたくさんあって、衣装も踊りに合わせて全部違うんです。
子どもから老人の方まで、趣向を凝らした衣装と振り付け、道具をもって二つとない踊りを踊る、見る人を楽しませる踊りだと思います!
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